第64話 姉妹喧嘩の後始末
戦いを終えた私を、令愛たちが優しく迎えてくれた。
「つかれた」
私が気の抜けた声でそう言うと、令愛は「ん!」と両手を開く。
天使だ。
私は抗わずに、その天使の胸に飛び込んだ。
「おつかれさま」
温かい。
柔らかい。
優しい。
いい匂いがする。
なんて幸せなんだろう。
「本当に疲れたよぉ……なんで私があんなことしないといけないんだか」
「最初は殺し合うって聞いてびっくりしたけど、真恋さんには必要なことだったんだね」
「たぶんね。あれで瀬田口の前で殺すのを躊躇うなんてアホなことしなくなるなら、疲れた甲斐もあったってことなんだろうけど」
「殺し合わなければわかりあえぬ姉妹か……世の中には色んな兄妹の形があるのだのう」
「そうそう、どこもかしもネムシアのとこみたいに仲良しってわけじゃないの。てかネムシアんとこも複雑だし」
仲が良いなら良いで、離れ離れになったときしんどいだろうしね。
そういう意味では、今の私と真恋は、お互いに何も背負わなくていい、ちょうどいい関係なのかもしれない。
あっちは日屋見さんが慰めてくれてるみたいだし。
◆◆◆
「心は晴れたかい?」
日屋見は真恋の前に立つと、彼女にそう問いかけた。
真恋は苦笑しながら答える。
「まだ快晴とは言い難いな」
「それでも晴れ模様なら何よりだ。君の雲を晴らすのは――悔しいけれど、私では不可能な役割だった」
日屋見は、真恋が苦悩から解き放たれたことを嬉しく思いながらも、彼女にしては珍しく――本当に珍しく、
「真恋と血の繋がりがあると知ったときは嬉しかったよ。しかし血縁など、しょせんは“それだけ”に過ぎない。時間をかけて積み重ねてきた関係こそが、人間にとっては重要なんだね」
「麗花もそうなんじゃないか」
「私が?」
「父親のこと――戒世教のことを考えなければ、ちゃんと父親として尊敬しているんだろう?」
「……そうだね。瀬田口が本当の父親だとしったときも、別に親子関係は変わらなかったかな」
「麗花は強いから」
「どうだろうね。真恋のように、自己形成がまだ甘い子供の頃に聞かされていたら、君のように揺らいでいたかもしれない」
真恋の母が告げる事実は、小学一年生の彼女にはあまりに刺激が強すぎた。
そして瀬田口の前で母が見せる“女”の顔もまた――真恋の世界観を歪めるには十分すぎる劇物だったのだ。
「もしその頃に真恋と出会えていたら、君が悩まずに済むぐらい、支えることができていたのかもしれない」
「ふっ、そんな仮定に意味など無いさ。学園に入って出会ったからこそ、こうして麗花は私のそばにいるのだろう? 当時の私が、幼い麗花に興味を持つかはわからないんだぞ」
「そこは疑ったことは無いな。興味を示さなかったとしても、口説き落としてみせるさ」
日屋見は真恋の顎に手を当て、不敵に微笑んだ。
普通の人間がやったらキザすぎて笑ってしまう仕草でも、様になるのが日屋見麗花という女であった。
真恋は頬をわずかに染めて微笑む。
「知ってるかい真恋。学園で出会った頃の君は、私がどれだけ愛を囁いても頬を染めることすらなかった」
「そうか、気づかぬうちに口説き落とされていたのだな」
「それだけに悔しいのさ、君を救えるのが私だけではないことが。私は、君にとって完璧な王子様になりたいのに」
「末恐ろしいな。麗花は十分に完璧だっていうのに」
真恋は日屋見の手を握ると、指を絡めて顔を近づけた。
「それに、私たちには“これから”があるだろう。今までよりもずっと長い未来が」
虚を突かれたように、きょとんとする日屋見。
「何か変なことを言ったか?」
今まで見たことのない反応に、真恋は戸惑う。
すると日屋見は肩を震わせ笑った。
「はは……とんだ殺し文句だと思ってね。わかってるのかい、今のがプロポーズ同然の言葉だということを」
「プロポーズっ!? 別に私はそんなつもりではっ」
「もう撤回はさせないからね。言ったからには、長い未来を私と共に過ごしてもらう」
そして日屋見は、今度は頬に手を当てる。
「……どうせ逃がすつもりなどないのだろう。好きにするといい」
その指の感触を肌越しで感じると、真恋は目を閉じた。
◆◆◆
「ふわぁ……キスしてる」
令愛の胸に埋もれていると、そんな声が聞こえてきた。
どうせ真恋と日屋見さんが盛っているんだろう。
「ね、ねえ依里花、キスしちゃってるよ。真恋さんと日屋見さん!」
「妹のキスを見たがる姉なんていないって」
「……それもそっか」
むしろ気持ち悪いだけというか、勝手にやっといてくれという感じだ。
令愛だけでなく、ネムシアとギィも凝視してるみたいだけど。
あと牛沢さんたちも――あ、井上さんに目を隠された。
「グゥ。結局アタシは、最後までよくわかんなかった」
頬を赤らめるネムシアや令愛とは対象的に、ギィは無表情だ。
いや、キスそのものは理解しているのだろうけど――私と真恋がなぜ殺し合ってわかりあえたのかが理解できないのだろう。
「仕方ないんじゃない、家族とかまだわかんないだろうし」
「七瀬朝魅は知っていたはず。でも、キオクをどんなに読み取ってもそれを理解できない」
「感情なき記憶はただの記録に過ぎぬのだろう」
「ギィはギィとして知っていくしかないよ」
令愛の言葉に、私はうなずく。
するとギィの腕がにゅるりと私の腕に絡みついた。
「エリカにひっついてればわかる?」
「うんうん、それでいいと思う」
いいのかなぁ……大義名分を得たら、今まで以上にギィは私を独り占めしようとする気がするんだけど。
微笑みあう令愛とギィ。
令愛は余裕があるみたいだし……ギィもギィで自信がありそうだしで……まあ、なるようになるか。
「我も、いつかは寂しさを忘れる日がくるのかのう」
一方で、ネムシアは広がる死んだ草原を長め、そうつぶやく。
「ネムシア次第じゃない? 女王として生きるか、一人の人間として生きるか」
「難しい問いであるな。しばらくは悩むことになりそうだ」
リブリオさんは、きっと一人の人間として生きてほしいと望んだ。
でも望まれたからって、割り切れるわけじゃない。
確かにネムシアは、必ずしも自分の意思だけで女王になったわけじゃないだろうけど――間違いなく、関係ない私の前ですら女王らしく振る舞うほどに、一生懸命だったから。
記録と共に、孤独な女王として生き続ける。
そんな選択肢もあって、ある意味でそれを“美しい”と思う価値観もこの世には存在するかもしれない。
私としては、そんなことしてほしくないけど。
「1か0かで考えないほうがいいよ。どっちかに振り切る必要なんて無いんだし」
「……む、そうか」
「どっちか捨てなきゃいけないかもとか思ってた?」
「思っていた、かもしれぬ。この肉体は郁成夢実のものでもあるから、困っていたのだが。はは、そう考えると少し気が楽になったかもしれぬ」
ネムシアは微笑む。
確かに悩んでるみたいだけど――そんな風に笑えるなら、ひとまず過剰な心配は不要だろう。
血が飛び交う姉妹喧嘩も、案外、気分転換にはなったのかもしれない。
あんなもん見せられたら、余計なことを考える頭の余裕なんて無くなりそうだし。
でも私は体力を消耗した。
真恋の顔にも疲れが見える。
結局、それを癒やすためにさらに時間が必要になりそうだ。
◇◇◇
教室に戻った私は、椅子に腰掛けるとスマホを取り出した。
表示された画面には、ステータスが表示されている。
【
【レベル:102】
【HP:90/90】
【MP:60/60】
【筋力:50】
【魔力:20】
【体力:30】
【素早さ:80】
【残りステータスP:42】
【残りスキルP:21】
大木たちと戦う前から触ってなかったから、かなりポイントが溜まっていた。
「うわ、もうそんなレベルなんだ」
令愛は隣の椅子に座ると、椅子ごと私の真横に移動してきて、画面を覗き込む。
かと思えば、後頭部にむにゅりと暖かくて柔らかいものが乗せられた。
「つまりアタシたちも強くなってる」
「ギィ、重いよ」
「愛の重さ」
「物理的に! まったく……」
適切な距離で画面を見つめるネムシアの存在がありがたく思える。
「我もさらに強力な魔法が使えるというわけだな」
「ほら、城を外からぶっ潰すって言ってたでしょ? でも私、その手のスキル持ってないからさ。先に覚えとこうと思って」
「あたしもそういうのほしいかも。防壁は便利なんだけどね」
「アタシも威力不足を感じる。派手にどかーん! って爆発するようなのがほしい」
「順番ね、まずは私から。っていうかスキルポイント使い果たさない方がいいかもよ」
「なんで?」
首を傾げるギィ。
令愛とネムシアも同じような反応だった。
「だって外に出たら、戦闘用のスキルなんてそうそう役に立つものじゃないし。生産系のスキルとか、うまく使えば億万長者になれると思うよ?」
「そんなこと考えてたのね」
たまたま前を通りかかった巳剣さんが、冷めた目で私を見てきた。
「こんだけ頑張って戦ってきたんだし、いい思いしてもいいと思わない?」
「外に出て力が残ってるかもわからないじゃない」
「わかんないけど、残ってる可能性のほうが高いと思うけどな」
「我も同感だ。ここまで体の奥深くまで入り込んだものが、そう簡単に抜けるとは思えん」
「デモ、カイギョから離れる以上、成長は見込めない」
「あ、だから依里花はスキルポイントを使い果たさない方がいいって言ったの?」
「そういうこと。巳剣さんだって興味あるでしょ?」
「……まあ、無いって言ったら嘘になるけど。私にもあるわけ? その、スキルポイントってやつ」
スマホの画面を切り替え、巳剣さんのステータスを表示する。
大木たちや黒タイツ男を倒したぶんが入ってるから、すでにレベルは70以上まで上がっていた。
「これだけあれば覚えたい放題だよ。とりあえずヒーリングとキュア覚えさせとくね」
「ちょっと、何勝手にやってるのよ」
「どんな傷や病気でも治せる魔法。正直、これあるだけでも人生変わると思うよ?」
「それは……便利そう、だけど」
そもそも、リブリオさんの話を聞いた限りでは、界魚に食われて逃げ切った人間は存在しないわけで。
私たちは曦儡宮というイレギュラーがいたおかげで、脱出の可能性が見えてきた。
もちろん、この“システム”を作った誰かだって、いつかは能力を得た者が、界魚の捕食から逃れることを望んでいたはずだ。
でも、いざそれに成功したとき、どう後始末するかなんて考えてるはずがない。
「色々他にも気になるスキルがあるんだよねぇ。あのホテルで農業スキルを使ってる人いたよね」
「大槻さんよ。1日も経たないうちに作物が育ってたわ」
「それも便利そうだし、他にも色んな種類があってさ。裁縫とか、木工とか、家具作ったり、あとは妙蓮寺くんがやってた機械工作とかもあるよ。これ持ったまま外に出てったらすごいことになると思わない?」
「裁縫……会衣、気になるかも」
井上さんにひっついていた牛沢さんが反応する。
彼女も長いことパーティに入ってるし、十分すぎるぐらいレベルは上がっていた。
「じゃあ牛沢さん、裁縫スキル上げてみる?」
「うん、おねがい」
「試しに1だけ上げる? それとも最大の10までやっちゃう?」
「最大でいい。会衣が思うに、裁縫は絶対に便利だから」
確かに、1だけ上げてもあんまり効果が実感できないかもだしね。
私は牛沢さんのスキルポイントを作り、裁縫スキルを10まで上げてみる。
「上げたよ、何か変わった?」
「えっと……」
「裁縫スキルつかいたーいって強く念じてみて」
「ん……むむ、使いたい……つかいたーい……」
眉間にしわを寄せ、念仏のように繰り返す牛沢さん。
しかし、一向に何も起きないようだ。
「確かにスキルは上げてるんだけどなあ」
不思議に思っていると、緋芦さんが何かに気づいた。
「ねえ会衣。机に置いてるスマホ、画面が変わってない?」
「え? あ、ほんとだ。会衣のスマホになんか表示されてる。作れるものの……一覧?」
「じゃあそこから使えるのかも」
他の人をパーティに入れても、その人のスマホに変化が生じることはなかったけど――そういや、地図スキルとかも個別に覚えられるんだっけ。
スキルを習得すると、スマホに影響が及ぶのか。
さっそく牛沢さんはスマホを操作して、裁縫スキルの発動を試みる。
「会衣、もらった覚えはないのに、布とかの素材を持ってることになってる」
「個数いくつになってる?」
「31」
「私のと個数一緒だ。同じパーティだから共有されてるんだと思うよ」
校舎や遊園地で、物資として使えそうなものは拾い、スマホに詰め込んである。
食料以外ほとんど使わなかったけど、生産スキルを取らなかったせいか。
「会衣、使っていい?」
「ぜんぜんいいよ、好きにしちゃって」
「じゃあ……」
「ねえねえ会衣、何作るの?」
「やっぱり、あれのぬいぐるみかなって」
「素材、布しか使わないみたいだけど……それでできるのかな」
「できるって書いてあるから、とりあえず会衣が試してみる」
井上さんを挟んで、緋芦さんと牛沢さんは言葉を交わす。
離せばいいのに――と思うんだけど、井上さんも何だかんだで幸せそうだから、需要と供給は満たせているんだろう。
「じゃあこれで……スキル、発動!」
スマホの画面に触れる牛沢さん。
すると目の前で光が発生し、空中に制作物が浮かび上がる。
現れたのは、紫色の体をした、溶けかけの――言ってしまうと、ゾンビに近い見た目をしたマスコットだった。
「できた、ヒドロドロくんぬいぐるみ!」
「わー、すごいすごい! 会衣、完璧にヒドロドロくんだよ! しかも手触りがいいし、ふわふわだしで布だけで作ったとは思えない!」
「デザインもよくできた。形は頭の中で浮かべないといけなかったから不安だったけど、完璧な造形」
「プライズであったら何千円も使っちゃうかも!」
「わかる。会衣、諭吉の使用もためらわない」
なにやら二人は盛り上がっている。
「あの気持ち悪いキャラ、流行ってるの?」
「一部で流行ってる、かな。あたしはよく知らないけど」
流行ってるのは事実なんだ。
しかし当然、間に挟まれた井上さんは困惑している。
「ねえ緋芦、そのぬいぐるみは……かわいいの?」
緋芦さんがぎゅっと抱きしめているそれを指さして、井上さんは言った。
「うん、すっごく!」
いい笑顔で返事をされて、彼女は余計に戸惑う。
「お姉さんはかわいいと思わない?」
「え? いや……緋芦と会衣ちゃんがかわいいって言うんなら、かわいいかな……あはは……」
ジェネレーションギャップに戸惑う井上さん。
あのキャラクターに限った話ではなく、6年ぶりの現世なのだから、他にも戸惑うことがたくさんあるだろう。
それもまた、楽しみの一つかもしれない。
「あんなことできるんだ……私にも」
「まあ、外に出たあとでも構わないと思うし、ゆっくり考えといてよ。外で私と交流を持っても問題無いならね」
「もうそんなことに文句をつけるやつらはみんな死んだわ」
「そっか、私が殺したんだった。なら何も問題無いね」
ケラケラと私が笑うと、私のノリに付いてこれなかったのか、巳剣さんは少し困った様子だった。
緊急事態だからこうして話してるだけで、本来は関わりを持たない人種同士だもんね。
いざ何気ない日常の会話を交わしてみると、噛み合わないのが当たり前かもしれない。
「面白そうな話をしているね。未来か、今の私が一番好きな単語だよ」
「日屋見さん、浮かれてるね」
「もちろん」
日屋見さんが、真恋を引き連れて私の前にやってくる。
あれから結構休んだし、真恋の体調も回復してきたみたいだ。
「真恋に愛が届いたようだからね、私の未来は薔薇色さ!」
「恥ずかしいぞ」
「喜びを表現したい私の気持ちは止められない。しかし外に出たあとか――この能力をどう活用するかなど、考えたことがなかったよ」
「意外だな、日屋見さんは先のこと見通してそうだと思ったのに」
「これでも生き残るのに必死なのさ」
「あの校舎で未来のことを考えられるのは、姉さんぐらい特殊な人間ぐらいのものだろう」
「姉さん……」
「慣れてくれ」
「別に無理して呼ばなくても」
「慣れてくれ!」
「……はあ」
「はは、ある種のけじめみたいなものだ。受け入れてやってくれないかな、姉として」
姉として、なんて初めて言われた。
確かに姉は姉なんだけど、今まで違った原因は私じゃなくて、真恋にあるわけで。
なら譲歩すべきは真恋の方じゃない? って私は思うんだけど。
それを言ったところで話がこじれるだけなのが見えているので、我慢する。
姉らしく。
「わかった、善処する。それはそうと――」
でもこの話題を続けるのは面倒くさいので、強引に流れを変えてみる。
「日屋見さんの場合はわざわざスキル取らなくてもさ、ギュゲスが持ってる特殊な能力があるじゃん? あれを活かせば外でも好き放題できるんじゃないかな」
「確かに――ちょうど今からやるようなことを、外でもやればいいだけだからね」
今からやること――つまり彼女は、出撃前の挨拶に来たようだ。
ギュゲスの姿を消す能力を使い、城に忍び込む。
そこで生存者がいないか調べあげ、いた場合は共に脱出する。
「ああ、もう行くんだ。じゃあ私たちも準備しとかなきゃね」
「慎重にやるつもりだから、出るのは二時間後でいい」
「了解。それだけあれば十分だよ、体力も戻るでしょ」
「では行ってくるよ。生存者がいることを祈っていてくれ」
そう言って、教室を去っていく日屋見さん。
真恋は外まで彼女を見送るつもりのようだ。
隣を歩く真恋の表情は恋する乙女そのもので――普段の様子と違いすぎて、頭がどうにも受け入れきれない。
「真恋さん、自分の気持ちに素直になれたんだね。依里花のおかげだよ」
「うん……まあ……それはよかった」
考えてみれば、以前は真恋がどんな顔してようがどうでもいいと思っていたわけで。
こうして気にしている時点で、私が真恋を見る目も変わってるんだよね。
望む通りに変わるものもあれば、望まないように変わるものもある。
でも、今までの私の人生って、先が見えていて。袋小路で。
そういう意味では、とっくに私は、あのどうしようもない地獄のような場所から、外への脱出を済ませているのかもしれない。
あとは現実がついてくるだけ。
ならば、失敗する道理など無い。
深く考える必要もない。
持ちうる全ての力で、この閉じた世界に風穴を空けるだけだ。
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