第24話 個の定義
『バーニング!』
三人の声がシンクロして、目の前のゾンビの群れは一瞬にして業火に包まれた。
明らかにもほどがあるオーバーキルを前に、日屋見さんは「フォーウ! ビューティフォー!」とはしゃいでいた。
「バーニングを覚えてるかって聞かれたときはいい作戦でもあるのかと思ったけど――」
「麗花にはこういうところがある」
「こういう時だからこそストレス解消も必要なのさ。倉金姉妹だって気持ちよかっただろう?」
一括りにして呼ばれるの何か嫌だな。
真恋も同じ気持ちだったのか、顔をしかめている。
同じ気持ちなのも何か嫌だな……。
「どうせ目的地の教室までは飽きるほどゾンビを倒さなければならない。少しでも楽しんでいこうじゃないか」
言いたいことはわからないでもないけど。
どれだけステータスの割り振りで肉体を強化できても、心の方は何も変わってないからね。
精神的に疲弊する人もいるかもしれない。
思ってたよりデリケートそうな真恋とかね。
「――さあ今度は私が一人でやらせてもらう。ギュゲス、大地を揺らせ!」
やけにテンションの高い日屋見さんは、焼け焦げた死体を踏み越え、その奥の別の群れに突っ込んでいく。
そして手前で飛び上がると、腕を覆う巨大なガントレットで地面を殴りつけた。
「激動のぉッ、ハートビートッ!」
激しくギュゲスが振動し、その揺れは前方の地面に伝搬していく。
ゾンビたちの体はガクガクと揺れ、「うあぁぁあ゛……!」とうめき声をあげながら、全身の穴から血を噴き出した。
「いいなあ、あんな風に一網打尽にできるスキルがあって」
「派手なあたりは麗花らしいな」
「あの威力、結構上位のスキルなんじゃない?」
「覚えたてだからそうなるな」
「二人のレベルはどれぐらいなの?」
「私が36で麗花が35だ。依里花は?」
「38。二人いるのにそんなに変わらないんだ」
「勝手に分配されるからな」
「半々で?」
「そこはわからん。具体的な数値が見えるわけではない。依里花とてそうだろう?」
「そういやそうだった」
「ところで、そちらはまだ仲間を作るつもりはないのか?」
「考えてる。あのパーティってやつもいまいち信用できてないし」
「そうか、賢明だな」
「そう思ってるのに日屋見さんのこと巻き込んだんだ?」
「止められるものではない。あいつは強引に私の懐に体をねじ込んでくるからな」
「距離感がおかしい人だ」
「まったくだな」
一瞬だけ令愛の顔が浮かんだけど、日屋見さんのほうが絶対に面倒くさいと思う。
比較対象がおかしいだけで、令愛も十分におかしいんだけどね。
一方、当の日屋見さんは、前の方で楽しそうにゾンビを撲殺しており、私と真恋は後ろから並んでゆっくりとついていっていた。
「ふぅ……倉金姉妹、そろそろ私一人では寂しいのだけれど?」
と思ったら、振り向いて不満を表明された。
「邪魔しては悪いと思ってな」
「巻き込まれそうで近づきにくかった」
急がなければいけないのも事実だが、常に全力疾走ではさすがに体力がもたない。
休めるときに呼吸を整えておきたい、というのが本音である。
「まあ、私の戦う姿に見とれてしまったということにしておこう。愛だね」
「はいはい、愛だな。では私があいつを処理しよう」
ゾンビの群れの向こうに、ひときわ体の大きな骨の化物が見える。
スケルトン――だけどスケルトンメイジ同様、手に持っている剣が変わっている。
こちらはさらに大きな両手持ちの大剣となっており、加えて体には毒々しい色をした皮の鎧らしきものまで纏っていた。
「未遭遇の化物みたいだけど――行けるのかい、真恋」
「グールマザーと同等級ならば問題はない」
真恋は刀を手に走りだし、まずは前座であるゾンビたちを狙う。
「水月」
スキルが発動すると、彼女の刀が透明な膜のようなものを纏ったように見えた。
「雑魚ども、道を開けろ!」
その状態で、横一文字に刃を振るう。
すると斬撃は“飛翔”し、触れることなくゾンビたちを両断した。
三日月――真恋がそう呼んでいたスキルのはずだけど、当然のように宣言なしで発動させる。
さらに、わずかに遅れて二個目の斬撃が射出された。
クールタイムの都合上、スキルは一回しか使えないはずだけど――
「水月を使えば、真恋のあらゆる攻撃は離れた相手にも当たるようになるのさ」
私が不思議がっていると、日屋見さんが得意げに解説してくれた。
なるほど、だから三日月一回で二発も斬撃が出たと。
「幾望月――残った奴らを皆殺せ!」
つまり、真恋の刀を分身させ、十三本もの刃で一斉に切り刻むこのスキルを使えば――相手に遠距離から十三連撃を放てるということ。
刀は横一列にならんで振り下ろされ、発射された刃は廊下をほぼ埋め尽くす。
巻き込まれたゾンビたちは例外なく切り刻まれる中、“本命”である大剣持ちのスケルトンは、
「ゥオア゛アァァアアッ!」
雄叫びと共に剣を振るい、ガギンッ! と火花を散らしながら真恋の攻撃を切り払った。
さらにその斬撃は飛翔し、ガリガリと廊下の床を削りながら彼女に迫る。
いよいよ敵もそういうことしてくるようになっちゃったかあ。
そんなことを考える私。
真恋の心配はしない。
ほら、どうせあんなの簡単に横に飛んで避けちゃうし、
「威力は十分だが、遅いな」
次の瞬間には相手の懐に飛び込んで、化物を殺してる。
「これで終わりだ――望月」
気づけば、スケルトンの前にいたはずの真恋は、その背後にいた。
「ふぅ」と息を吐き出すと刀を降ろし、私たちのほうを振り向く。
その間に、骨の体には無数の切れ目が入り、ガラガラと崩れ去っていった。
文字通り、目にも留まらぬ速度で放たれたおそらく“十五回”の斬撃は、見事に未知の化物を一発で倒してみせたわけだ。
今さらだけど、真恋のスキルは月にちなんだ名前なんだね。
月……月が綺麗ですね……ああ、もしかして日屋見さんと両思いだったりして?
まさに愛じゃん、愛。
「倒した化物の名前はスケルトンウォリアーか……スケルトンが順当に進化した姿のようだな」
「真恋の剣はいつ見ても惚れ惚れするなあ」
「今の技を覚えたのは今日だぞ」
「昨日は昨日で惚れてたのさ」
「まったく、よく恥じらいもせずにそのようなことを言えるな。くだらないことを言ってないで早く行こう」
「いつだって私は本気だというのに」
いっそあれぐらい堂々と好意を示してくれれば、私も踏ん切りが付くんだろうか。
いや待って、踏ん切り?
私、何の踏ん切りをつけようとしてるの?
……ああ、駄目だ、考えすぎだって。
いくら昨日の怜愛が強烈だったからって、意識するなんて、そんな。
そんな……。
……。
ダメだダメだ!
二人と合流して戦力的にちょっと余裕が出たから、変なこと考えちゃうんだ。
体を動かそう。
ひとまず今は、あのスライムたちを助ける必要があるんだし、そうするべきだ。
まあ――たぶん無駄だろうとは思ってるけど。
「お、依里花先輩もやる気だね」
「お手並み拝見と行こうか」
何を偉そうに言ってんだか。
私はそのイライラをゾンビにぶつけるべく、両手にナイフを握って前に飛び出した。
◇◇◇
しばらくして、ようやく例のスライムがいた教室にたどり着いた私たち。
私が率先して扉を開く。
すると中には、いたるところに黒い液体が飛び散った凄惨な光景が広がっていた。
「遅かったか……」
真恋をフォローするわけじゃないけど、私はそれを否定する。
「遅いか早いかで言えば、助けを求められた時点で遅かったんだと思うよ」
「なぜ言い切れる?」
「大量のゾンビが現れてもう何時間も経ってる。しかもあのちっこいスライムは私たちを見つけるまでに4、5時間ぐらいかけただろうし、そっから私たちがここに向かったわけじゃん?」
「確かに時間がかかりすぎているねえ」
“助けを求める”必要が出た時点で、すでに危機は目の前まで迫っていたはずだ。
それから下手すれば10時間近くが経過している。
ゾンビたちに食い荒らされるには、十分すぎる時間だ。
「それをわかっていながら助けに来たのだな」
「ついでだよ。どうせこの廊下も掃除しなきゃいけなかったし」
「そうか……それにしても、化物どもが襲うのは人間だけではないのか」
「見境なし――と言う割には、共食いはしていないようだね」
「人間と違って、ここのスライムたちはゾンビ化しないみたいだから、それだけが救いかな」
何となくだけど、あのスライムたちがゾンビになったらすごく厄介な気がする。
その後、軽く教室内を探索した。
端っこには特に多くのスライムの“死骸”が積み重なっている場所があり、追い詰められた彼らがここで身を寄せ合いながら絶命する姿が想像できた。
塊の目の前でしゃがみ込み、宇宙を思わせるその黒い半固形の液体を見つめる。
見た目は人間とは違っていたし、最初は襲われたけど――彼らもまた、弱者ではあった。
助けを求めても誰も手を差し伸べてくれない世界はクソだ。
私ぐらい徹頭徹尾見捨てられると諦めもつくけれど、彼らには自ら和平を求め、握手を申し出る知性と希望があった。
死の間際までそんな光に救いを求めていたのかと思うと、わずかだが胸が痛む。
気づけば真恋と日屋見さんがすぐ後ろに無言で立っていた。
「そんな表情もするのだな。しかも人間以外に」
「人間以外だからいいのかもよ。人間相手には碌な思い出が無いから」
「もっと素直な受け答えをしてもいいのではないか」
「最初にケチつけてきたのそっちじゃん。まあ、今は言い争う気分でも無いけど」
ため息交じりにそう吐き捨てて、私は立ち上がる。
もうこれ以上、ここにいても無駄だ。
黒い塊に背を向けて、その場を立ち去ろうとした。
そのとき――わずかだが、「ぎぃ」と声が聞こえた気がした。
思わず振り返る。
すると黒い塊が、わずかだが動いている。
「どうしたんだい?」
「生き残りがいるのかも」
私は少し躊躇いつつも、塊に手を突っ込む。
ぐちゅりと、ぬめり気のある内側を探ると――何か、少し硬いものが私の手に触れた。
そのまま動かずにいたら、その硬いものは私の指を握りしめる。
後ろに下がりながらその物体を“引きずり出す”と――ぬるりと、塊の中から人型の個体が現れた。
しかしそいつはべちゃっと床に突っ伏したまま動かない。
「これが依里花の遭遇した生物……」
「元気が無いように見えるね」
「おーい、生きてるー?」
頬のあたりをぺちぺちと叩いてみる。
するとスライムはガバっと顔を上げ、両手を広げて私に飛びついてきた。
「ギイィィィッ!」
「うひゃあぁあっ!?」
「こいつ、いきなり襲って――!」
「待ちなよ真恋、刀を納めるんだ」
「しかし!」
「ギィ、ギィッ!」
「おそらく抱きついているだけだよ。それでいいんだよね、依里花先輩」
「う、うん……敵意は感じないし、痛くも無いからたぶんね」
「ギイィィ!」
スライムは私の体をぎゅっと抱きしめると、ぐりぐりと胸元に顔を擦り付けている。
そんなに嬉しかったのか――って、そりゃそうか。
他の仲間が皆殺しにされてたんだから。
「でもさすがに……ちょ、ちょっと落ち着いてもらってもいいかな。話を聞きたいんだけど」
「ギィ?」
ぐにゃん、と横に頭が傾く。
仕草は人間っぽいんだよね。
体つきもそこはことなく女性っぽいし――人を模してるんだろうか。
「この教室が化物に襲われたってことでいい?」
「ギィ……」
「他に生き残りはいる?」
「……グゥ」
首を横にふるスライム。
どうにか身を寄せ合って、一人生き延びたってことか。
「怪我は無い?」
「ギィ!」
「体のどこかが冷たいとか……ゾンビになりかけってことも無いよね」
「ギィッ!」
「ならよかった。ちなみにだけど、もしかしてあの時、私と握手した子だったりする?」
「ギィッ、ギィッ」
ぶんぶんと首を前後に振っている。
覚えられていたのが嬉しかったのか、反応が大きめだ。
「依里花、そいつをどうするつもりなんだ」
「連れて帰るしかないでしょ。ここに置いとくわけにもいかないし」
「ギィ?」
たぶん『いいの?』って聞かれてるな。
この素直な感じ、犬塚さんの100倍ぐらい話が通じてると思う。
「いいよ、事情は私からみんなに説明するから」
「それで納得してくれるのかい?」
「納得しない人もいるだろうけど、だからって命まで奪いやしないでしょ」
「生存者たちは見た目以上に追い詰められているぞ。爆発しないように気をつけるのだな」
「言われなくてもわかってる」
大きめの爆弾が埋まってることも、ね。
「というわけで保健室まで案内するよ。立てる?」
「ギィ!」
元気よく返事をしたスライムだったけど――
「ギィ……グゥ、グウぅ……」
いざ立ち上がろうとすると、すぐにへにゃりと倒れ込んでしまう。
「体に力が入らないらしいね」
「わかった、私が背負ってくよ。ほら、乗って」
なかなか人を背負う機会なんて無いのに、この短期間で二回もやることになるなんて。
しかも一回は人間ですらないし。
スライムは這いずるようにして私の背中を登ると、手足を絡ませ体にしがみついた。
重量は――人間ほどじゃないけど、そこそこ重い。
「私はこのまま保健室に戻るから。送り届けたらまた合流する」
「再合流の必要は無いよ、依里花先輩はそのまま部屋に残った方がいい」
「外周だけでも倒すんじゃないの? 日屋見さんたちだけじゃ無理じゃない?」
「今日は諦めることにしよう。どうせ内部の迷路のような部分には多くのグールマザーが残っているからな」
「そうそう、無理に倒して死んだんじゃあ意味が無いからね。残る廊下は私たちでほどほどに倒しておくよ」
「そっか、じゃあそうさせてもらおうかな」
「何より、その子だけを置いて保健室から依里花先輩がいなくなれば、みんな不安になるだろう?」
「麗花の言うとおりだ、彼女が安全だと全員が認識できるまでは一緒にいるべきだな」
それはわかってるけど、戦う方を優先したほうがいいのかなーって思ってただけなんだけどな。
まあいいや、そう言ってくれるなら言葉に甘えよう。
「んじゃ、私は保健室に戻るから。明日また大変なことになってたら連絡する」
「ああ、どうせ何も起きずに夜が明けるはずもないからな」
そんな不吉なやり取りを交わして、私たちは教室を出た。
冷たいような温かいような、不思議な感触を背負って、私は長い長い廊下を歩く。
「ギィ……ギイィ……」
「くっつきすぎじゃない?」
「グゥ!」
「すぎじゃない、って言いたいわけね」
さっきから、スライムは私の体にべったりとくっついている。
これは――懐かれたってことなのかな。
「私さ、あなたたちのことスライムって呼んでるけど、正式名称はあるの?」
「ギィ」
「あるんだ。あー……でも固有名詞は喋れないか。今のままスライムって呼んでもいい?」
「グゥ」
即答された。どうやら嫌らしい。
「そもそもそれぞれの名前とかあったの? あの教室にいっぱいいたけど」
「グゥ」
「個体名は無いんだ。じゃあどうやって個体を識別して……見た目?」
「グゥ」
「人間には見えない違いがあるとか?」
「ギィ!」
「ああ、やっぱそういうのあるんだ。さすが異世界の生き物。でもどうしよっか、どう呼ばれたい?」
「ギィ……グ……ギ、ギィ?」
「あー、ごめん。そんな質問しても言えないよね。私が考えるしかないか」
「ギィ!」
「センス悪くても文句言わないでね」
「ギィギィ!」
何でも受け入れる、って言ってるんだろうか。
そう言われると逆にプレッシャー感じちゃうなあ。
いや、むしろ変にひねらないでいいのかな。
「じゃあそのまんま“ギィ”とか付けちゃうよ? それでもいいの?」
「ギィ……?」
「あ、微妙な反応」
「ギィ、ギィギィっ!」
「え、それでいいの?」
「ギィッ!」
「……安直すぎるけど、わかりやすいしいっか。じゃあ今日からあなたの名前はギィね」
私がそう言った瞬間――
「……え? 真っ暗に」
景色は突如として光を失った。
だけどすぐに真っ白に染まって、あまりの眩しさに目を閉じてしまう。
「な、何っ!? ギィがやったの!?」
「ギィィッ、ギィ、ギィ!」
背中には確かにギィの感触がある。
彼女が動いた様子はない。
だったら今のは一体何?
恐る恐る目を開く――するとそこは、先ほどまでいた廊下だった。
周囲を見回しても何かが変わった様子はなく、後ろを振り向けば離れた場所で真恋と日屋見さんが化物と戦っていた。
こちらを気にする様子もなく、つまりさっきの異常は私だけに発生したってことだ。
そういや“ギィがやったの”って言った時、否定してなかった。
「……ギィ、今のは何? ギィがやったんだよね」
「ギィッ」
上機嫌そうな返事が帰ってくる。
さらに、彼女の首が伸びて、顔がぬるっと目の前に現れた。
あれ――色が変わってる。
さっきまで黒かったのに、今は深い海の青みたいな。
そして口元が笑っているように見える。
しかも、とても悪い笑顔だ。
「もしかしてギィって悪い生き物なの?」
「グゥ……ギィ?」
「どっちなんだか」
「人間を食べたりはする?」
「グゥ! グゥ……ギ、ギィ……グゥ」
「ほんとどっちなんだか」
まあ、別に悪者でもいい。
私だって善人か悪人かで言えば後者なんだから。
一番大事なことは別にある。
「じゃあ、私の味方?」
「ギィッ♪」
ギィは今までで一番いい返事した。
「なるほど、それならいいや」
これだけひっついてても、悪意とか殺意は感じないしね。
助けたことに関しては、本当に感謝してくれてる気がする。
「元の位置に戻って、歩きにくいから」
「ギィギイィ」
「別に悪者でもいいけど、私の味方にも手は出さないでね」
「ギイィッ」
満足した私は、再び歩きはじめる。
しっかし、さっきの真っ白になったやつは何だったんだろ。
あれが起きたのは――ギィに名前を与えた瞬間だった気がする。
そういうの聞いたことあるなあ。
言霊だっけ? それとも契約?
実はギィって、良くない悪魔だったりしてね。
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