小説執筆とコーヒーの話

 こんばんわー。夜のデザート、涼紀龍太朗です。


 最近はですね、新しく小説を書いているのですが、喫茶店を題材にした小説を書いておりまして。


 そう聞くと割とベタな、ハートウォーミング系の話かとお思いになるでしょう。自分も割とそういうところを狙って打ちにいったのですが、自分がやるとそういう風にはならないという、そういうことがだんだんわかって参りましてw


 なんというか、バトル、とかw そういうところに行ってしまうというか。やはりあれですかねー、ジャンプとか読んでいた、その前はコロコロとか読んでいた血なんですかねー。最近は萩尾望都読んでるのですが(←今更)。


 まぁ、そんな感じでですね、小説を書いているのですが、みなさんは小説書く時、何かお供となる飲み物ってありますか?


 人によっては紅茶とか、緑茶とか、はたまたブランデーなんていうハードボイルドな方もいらっしゃるかと思います。ビールは……、そりゃもう気満々ですね。


 ハイボールなんつったら、完全に「飲む態勢」に入ってますよねw でも、不思議なことにロックとか水割りなら、割とギリ小説書いててもそんなに違和感はない感じですが。


 あるいは水とかね。グレン・グールドはレコーディングの時、ミネラルウォーターを好んでいたみたいですね。映画観たら飲んでました。


 僕は大体コーヒーですね。色々、飲むことありますけど、それこそ紅茶とか日本茶とか、中国茶とかね、色々お供にしてきたのですが、最終的にはやーっぱりコーヒーが一番しっくり来る感じですかね。


 いずれにしろ、僕がお供にするのは、専らお茶なのですね。ジュースはないですね、お茶ですね(お酒は完全にないです)。で、そういうお茶の類ではコーヒーが一番苦い、ってのが僕がコーヒーをお伴にすることが多い要因な気がします。


 というのもですね、やっぱり書く時ってストレス感じてるんでしょうね。スイスイと、流れるように楽しく、ってわけにはいかない。やはり小説というのは難解なパズルを解くようなものですがから、やはりそこそこのストレスはかかってるんだと思います。そこらへんの話はこちらで書いてますんで、よろしければ読んでみてください。↓


■小説を書くことは難解なパズルを解くことに似ている

 https://kakuyomu.jp/works/16817139556802847009/episodes/16817139557144692552


 だから、コーヒー用意する時はもちろんブラックです。ブラックコーヒーです。砂糖も入れなければ、牛乳も入れません。真っ黒な、泥のような液体であるところのブラックコーヒーを飲みます。


 やはりストレス緩和には苦味。それなのに砂糖や牛乳を入れたら、ストレス軽減装置としてのコーヒーの意味がなくなってしまいます。だから、ブラックです。


 ちなみに、西欧社会ではブラックと言う時、色のことを指してるんじゃないらしいですね。「砂糖抜き」とか、要は「何も入れない」状態を称してブラックと言うらしです。


 高校の時、「イギリス人って、紅茶のことブラックティーっつうらしいゼ。色の感覚は日本人の方が上だな」とかアホ丸出しの会話をしたことがあります。


 そうじゃないんですね。イギリスでは紅茶と言えばteaです(そりゃそうだ)。そしてイギリスではteaと言えば、砂糖と牛乳は入っているもんなんです。だから、そういう紅茶と区別するために何も入れないお茶のことを「ブラック」と称するわけですね。いやー、高校生、アホですね。それを知らずして何が「色彩感覚は……」「日本人の方が……」だ。俺なんですけど。


 えー……、で、何でしたっけ? あ、そうそう。苦いコーヒーですね。そうそうそうそう、やっぱストレス溜まった時は苦いもの飲んで、それを散らしていくのが良かろう、という話でしたね。


 ん? そうすると、やはりビールでもいいんじゃないでしょうか? サラリーマンが仕事終わりにビール飲んで「ああああー! やっぱ、この一杯のために生きてる、って感じだな!」と言ってるのは、そういうことがあるそうです。要は苦いからみんな飲んでる。


 じゃあ、小説書く時も、ビールをお伴にするのはありですね!


 いや、やっぱ、なしですね。


 理由は……なんとなく。








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