短編とは何ぞや?

 こんばんわー、涼紀龍太朗です。


 自主企画っていいですよね。割と僕あれ好きで。「なろう」やアルファポリスには(多分)ない機能ですよね。これはねー、他の小説投稿サイトも見倣ってもいいのではないかと思うくらい、それこそ良い企画だと思うのですが。


 結構、自主企画のページ見てるだけで面白いですよね。僕は結構そこだけザーッと流し見するのも好きなんですけど。


 それに、カクヨムのトップページってじゃないですかw だから新しく連載しても全然来てくれないので、やはり自主企画を利用することがどうしても多くなります。


 もちろん自分の作品に合った企画を探すのも良いんですけど、切り口が面白いものも多くて、そういうものにも半ば無理矢理参加してしまうこともありますw(条件は守ります)


 そんな感じでですね、自主企画が大好きで、利用することも多いのですが、一点不満点がありまして。それは短編の定義に関してですね。


 結構自主企画に短編の作品を募集するものも多いのですが、多くは一万文字以下、下手すりゃ千字以下みたいなものまであります。


 短くねーか?


 という風に感じるのですが、そもそも短編って何字だ?


 wikiで調べてみたら、短編の文字数とは「原稿用紙10~80枚程度」らしいです。ちなみに中編は200枚ほど。


 つまり、短編とは字数換算すると「4,000~32,000字」ということになります。中編は80,000字。


 ちなみに明確な定義はないけど短編より短いのがショートショート、それより更に短いのが掌編となるようです。


 なるほと、ということは、「短編の定義10,000字以下」は間違い、と言ってもそう大間違いではなさそうですね。


 もっと言ってしまうと「1,000字以下の短編に限ります」は日本語として間違ってる、と言っても大間違いじゃなさそう。もはや1,000字以下となると、ショートショートや掌編の類になりそう。


 ただまあ、ここはカクヨムの話です。カクヨムとはつまりWEB小説。新興の小説形態ですので、やはり郷に入っては郷に従え、WEB小説界隈ではどのように定義づけられているのでしょうか?


 最大手「小説家になろう」の場合はどうかというと、2百~7万字となっています。wikiにあった定義を、上下ともに突き抜けています。但し、一話完結に限る。つまり、連載にしてしまったら、この文字数に納まっていても「短編」とはならないそうです。


 アルファポリスはどうかというと、僕が応募したアルファポリス主催の賞では「短編は三万字程度」という規定があったと思います(ウロ覚え)。


 そしてカクヨムは…よくわからんです。


 そして、基本的にWEB小説とはラノベとイコールであることが多いように思います(偏見)。そのラノベの最大手の賞である電撃小説大賞ではどうでしょうか? 42×34行の設定で15~30ページ。字数換算すると、21,420~42,840字。結構多いですねぇ。ですが、幅をもたせていると考えると、大体3万字がコアとなっているように思います。それだとwikiと同じ見解と考えていいかもしれません。


 なろうの場合は文字数よりもむしろ掲載形態に依るところが大きいので文字数はあまり参考にならないかもしれません。従って、アルファポリスと電撃、そしてwikiも合わせて考えますと、やはり3万字ちょっとというのが、短編であることの大体の定義になってくるように思います。


 以上のことを考慮しますと、カクヨムの自主企画に多くある「短編」とは全然短編じゃなかったりするのです。


 さっきも言ったように、自主企画における多くの短編の条件とは1万字、ひどい時は千字以下だったりします。


 ハッキリ言おう。もうそれ、短編ぢゃねーよ! ショートショート、もしくは掌編です(掌編は言い過ぎか)。


 やはり、「短編」の旗を掲げるのであるならば、これはもう「3万字程度」という条件にして欲しいものです。いや、しなくてはいけない。


 なぜ僕がここまで短編の文字数に固執するのかというと、僕の「短編」が参加できないからです。


「短編とはこの文字数ですよー」という規定の元作ったのに、「君のそれは短編じゃないよ」と門前払いを食らうのです。これほど理不尽なことはありましょうか?(いや、ありえない)。


 だからつまり、何が言いたいかと言うと、俺も仲間に入れてよ。


 ちなみに、その僕の「短編」というのがこちらになります。


「人食いのマナ」

 https://kakuyomu.jp/works/16817139556241634003


 もしよろしければ読んでみてください。大体3万字くらいの10話ですので、割とすぐに読めると思います。よければ感想も書いてねー。


 以上、宣伝でした。


 2022年12月12日追記


 先ほど、カクヨムコンに応募したのですが、その際、横に「カクヨムWeb小説短編賞2022」というのを見つけまして。


 なるほど、短編だったら今からでも書けるかもしれない、と割とナメたことを考えて募集要項を読んでみたんですね。


 そしたら、規定としては「1万字以下」と書いてある。


 つまり! カクヨムにおける短編とは、1万字以下のものをそう呼ぶ、ということが発覚したのです。


 ぐは! やられた! そういうことか…。だからみんなこぞって自主企画では「1万字以下」を掲げていたのか。完全にやられた。盲点だった。


 そんなわけで自主企画を開催していたみなさん、申し訳ございませんでした!


 カクヨムでは、短編とは、1万字です!


 えー、というわけで、この文章……ナシ!


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