「盗みは人のためにあるべし」
そんな信念と怪盗術を祖父から引き継いだ、稀代の美少女怪盗アルセーヌ・ルパ子。
悪党どもに一泡吹かせ、スタイリッシュに『お宝』奪う、ワクワクドキドキのアクションエンタメここにあり!
最初から最後まで物語がテンポ良く進むため、次へ次へとページを繰る手が止まらなくなること間違いなし。
各章、ハラハラする山場とスカッと爽快な結末があり、満足感も素晴らしい。
作者さまらしい疾走感あるアクションシーンも大きな見どころです。
きっと誰もが可憐で華麗な美少女怪盗に夢中になる!
作中でルパ子は、「何のために盗むのか」と自分自身への問いを抱きます。
義務や仕事や使命。何をするにも、行動原理は重要です。どんな人でも、大人になってからも。
それを児童向けのストーリーの中で描いているのが素晴らしいと思いました。
小学校中学年くらいから大人まで、幅広い世代が楽しめる物語だと思います。私も大好きです。
とても面白かったです!
どんなものでも華麗に盗み、警察が躍起になって追い回しても決して捕まらない。
しかも盗む相手は悪い奴限定で、その盗みによって救われる人だっている。
今世間は、そんな美少女怪盗アルセーヌ・ルパ子に大注目。
そんなルパ子の表の顔は、普通の中学生、有瀬波留。
おじいちゃんから受け継いだ怪盗術と、盗みは世のため人のためという教えを胸に、今日も華麗に参上します。
一見普通の子が、実は大人もビックリするくらいの大活躍。それって、とてもワクワクしませんか?
もちろん、盗むと言っても決して簡単なものばかりではありません。むしろ、不可能と思えるものばかり。しかし困難が大きければ大きいほど、その分ワクワクも大きくなります。
今度はどうやって盗むのか。返り討ちにしてやると息巻く悪党をどうやって出し抜くのか。それに夢中になった時、あなたの心もルパ子に盗まれているのかもしれません。
最近世間を騒がせているのは、困難な状況からクールにお宝を盗み出す美少女怪盗、アルセーヌ・ルパ子。
その正体は中学生の女の子、有瀬波留。
彼女は中学生でありながら、怪盗だった祖父から盗みの術を伝授されていて、今日も華麗にお宝を盗みます。
盗むと言っても、ルパ子は善良な市民から高価な物を奪ったりはしません。
彼女は詐欺紛いの方法で騙し盗られた宝石を奪い返したり、犯罪組織に誘拐された人を盗み出したりと、ルパ子なりの正義で盗みをしているのです。
そしてなんと言ってもドキドキでスリリングな体験ができるから、怪盗は辞められません。
世間ではある種ヒーロー。いえ、ヒロインのように称賛されているルパ子。
今日も友達に正体を隠して学校に通いながら、裏で怪盗として活躍します!