第29話 読む本について。
またまたご質問をいただきました。ありがとうございます。
「読書はずっと続けていましたか? どんな本を読んでいますか?」
私は本を読むのが大好きです! 友達が少ない……とお悩みの方がいますけれど私は「友達?いるか?」と思います。本さえあれば、友達いなくても、イイんじゃね?
自分の本が出版されてから「失敗したあ~っ!」という話をさせてください。
私は最初の三行でピンと来なかったら、読まないです。以前は一行でしたが、さすがに大人になったので三行です。本の内容の良い悪いではなく、自分に合う合わないです。
「姫さまですよねっ!?」の、書き出しは悩みました。三行で読者さまを惹きつけたい! でも難しい! そこで私は考えました。「審査員の方は、2ページくらい読んでくださるだろうから、2ページ以内で惹きつけられたらOKだろう」。
ラクなほうに流されたと思ってもらって、かまわん! 事実だ!(← 開き直った)
そして採用されたのですが「最初の三行を書き直そう」と考えていたのに、すっかり忘れたまま本になりました。ですから、不本意な書き出しになっています。二巻はきっと改良します!
ふと思い出しました。退職理由。「もっと本を読みたいから、仕事を辞める」と言って、退職したことがあります。なんで正直に言うかね。「家庭の事情で」とか「一身上の理由で」とか言えば良かったのに。だいぶ後までその職場で「本を読みたいと退職したヘンな人がいる」とウワサになっていたそうです。バカだ。私、バカだ。
話がコロコロ変わって申し訳ナイのですが、年上の方からもらったアドバイスの話を。
「重たい本は、若いうちに読んどけ!」
重たい本とは、内容でなく重量のことです。大人になると体力が低下するので、重量の重い本を持ち続けることができないらしい。ウソでしょ?と思っていましたが、ホントでした。大人になるにつれて、本が重たく感じる。ハリーポッターは、若いうちに読んでおいたほうがイイです。あれ、重たいです。
とは言うものの、私の上腕二頭筋はハンパないらしい。整体や整骨にいくと「なんのスポーツをしていますか?」と必ず訊かれます。「一番激しい運動は、お酒の入ったグラスを口まで運ぶ運動です」と説明しますが、信じてもらえません。ちなみに二番目に激しい運動は「火のついたタバコを口まで運ぶ運動」です。
引きこもりなので一日の歩数は50歩ほどですが、腕の筋肉はハンパないらしい。たぶんコレ、ずっと本を読んでいるからだと思います。本自体は軽くても、腕が重たいから。
今は、北大路公子さんの本を読んでいます。未読の方は、ぜひ読んでみてください! 人のいる所では、読まないほうが安全です。いきなり「ぶほっ!」って笑うと、白い目で見られますから! (← 経験アリ)
ここ5年くらいずっと読んでいます。10冊くらい持っているのを、出版順に最初から最後まで読む。読み終わったら、また最初から読む。これをずうっと繰り返しています。だって面白いから。
北大路公子さんの合間に、他の作品を読みます。本じゃないですけれど最近は、日向夏さんの「薬屋のひとりごと」をスマホで読みました。ここ(カクヨム)で、よそ(小説家〇なろう)の作品を絶賛して良いのか迷いますけれど、面白いです!
またまた話が変わりますけれど、私の書いた「姫さまですよねっ!?」という本で一番評判が良いのは「あとがき」です………………(涙)。完全に想定外です………………(涙)。「あとがきで、泣きました!」って! 本文で泣いてっ! 本文で感動してっ!! そこ、ぜんぜん狙ってませんからっ!!
ことほどさように、本はおもしろいです♪ 読むための本なのに、読者さまの反応はまったく読めません☆
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