第135話 初雪

かじかんだ掌に息を吹きかけ、仄かな暖を取っていた私に、

「風邪を引く」

と、御自身の羽織をかけてくださり、運びかけていた水汲み桶の取手に手を伸ばされたので、慌ててお止めした。


初雪の降った日に、私のお役目は終わった筈なのに、まだこうして来て下さるのは、吾子は男児ではなかったのでしょうか。




★☆★


なんか、こんなのを書いた記憶はあるけれど、どのお題で書いたか忘れた。٩( ᐛ )و



☆★☆


次のお題は〖パチパチ〗

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