第123話 遊び半分

文武両道で端正な彼女は、花の園の王子様で、そんな彼女と同室の私は、羨望と嫉妬の炎の視線で焚きつけられた優越感で、炙られたよう。


今はまだ、本物の男が怖いから?


遊び半分。

本気半分。


交わす口づけ。

内腿に残る、セーラー服のスカーフでも拭い取れない赤い花粉。


空には、18時45分の燃える月。




★☆★


寮付き女子高。


同室なのは偶然じゃなくて、真正レズビアンのタチの彼女が、ノンケだった主人公を堕とす為、彼女のシンパの寮長を裏で買収したんだろうな。




先日、月が赤かった時に時間を確認したら18時45分だったので。



☆★☆


次のお題は〖職業病〗

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