第114話 高笑い

「ハッ、ハハッ、アーーーハッハッハッ!」


執務室の椅子に座ったまま報告を受け、仰け反った彼の高笑いは、復讐の完遂を成し得た歓喜であるというには、悔恨の慟哭じみて悲痛であった。


どこの馬の骨かも解らない女の奸計に嵌り、王太子との婚約を破棄されて処刑された、年の離れた妹は二度と帰らない。




★☆★


何をどーしたかは想像にお任せしますが、取り合えず、兄ちゃんは頑張った。



☆★☆


次のお題は〖あなた疲れてるのよ〗

1年目で量産したよーな。

え~っと。

読み返さないとネタが被るな。

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