「ダーリンに愛され過ぎて辛い」

と、同窓会の会場で、外国へ嫁いだ元カノが惚気る。

「心配性なのよ。このまま私が帰国しなくって、自分は捨てられるんじゃないか、なんて思ってるのよ。だから…見て」

指さした出入口には、すぐにそれと解る屈強なボディーガード。

そうか？

第３王妃だから、じゃなくて？

★☆★

　心配性なんじゃない。然るべき処置なんだ！（笑）

（誘拐とか拉致とか暗殺とか…スキャンダルとか）

　細かく言うと、外国人（日本人）なので改宗しても『王妃(妻）』にはなれなくて、『ハーレムで寵愛を受けている姫（寵姫・妾）』って立場なのかも。

　特殊名誉国民とかなんとかで、国籍は外国に移ったので、それを"嫁いだ"と解釈され、日本では、"第三王妃"と翻訳されてるし、彼女自身も、（難しい事は解らないから）そう思ってる。

　とか。

　同窓会に出るための里帰りっていう非公式の旅行が許されたのは、愛されまくってるのは本当なので、愛人のおねだりを許した王様の温（愛）情。

　本当は、後宮に籠り切りで、市井に外出する時でも大名行列。（国内でも）王都外へ出るのは、王様同伴以外は不可って感じなんでしょうけど…。

　女性の自由を認めているって、外国に対するデモンストレーションも兼ねて、かな。

きっと、

〖３年目：第016話　驚天動地〗

の辺境伯の子孫の国なんだろうね。

そして、主人公は、

〖３年目：第011話　肩慣らし〗

の彼女かもしれない。

いや、知らんけど。(;^_^A

★

発想の立場的モデルは、デヴィ夫人（笑）

☆★☆

次のお題は〖決め顔〗

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