第018話 全速力 《3-018》-1⃣

髪に天使の輪っか、よ~し。

つるんと卵肌、よ~し。

うん。

可愛い。


「行ってきまーす」


制服は仄かにフローラルの香り。

靴下は真っ白。

靴もピカピカ。

身だしなみもOK。


さぁ。

ここからは全速前進。

あの角を曲がってくる彼に、思い切りぶつかるのだ!


トーストを咥えて、いざ。


「キャー! 遅刻、遅刻っ!」



★☆★


おっ?

『アオハル』?

『アオハル』じゃね?


めちゃ計算…演出してるけど、『アオハル』だ。



ko-todo様案が、あまりに面白くって、続けてしまった。

〖3年目:第039話 転がる 《3-018》-2⃣〗

https://kakuyomu.jp/works/16817139556778618202/episodes/16817330647649629350



☆★☆


次のお題は〖心配性〗


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