妻帯者の辺境伯爵から、披露宴の招待状が届いた。

新郎は、本人。

彼の細君が亡くなられた話など聞いた事は無かったし、

我が国の国教では重婚を認めていない。

（ん？　手紙？）

『メイドちゃんとも結婚したいから、創設した重婚OK教の国家として独立する事にした。貴殿も改宗しないか？　ハーレムはいいぞ』

★☆★

英国のヘンリー8世は、

「結婚してくんなきゃ、させない」

って言うアン・ブーリンと結婚するには、離婚しなきゃいけなかったので、カトリックから離脱し、プロテスタントを創設した。

「根底の常識を覆す決断」は、さぞ『驚天動地』だっただろうと。

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次のお題は〖培う〗

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