第0.3話 統合される価値のない付加価値は半端な理論で正当性を謳う
同じものはいくつあっても所詮は同等。
そう否定的なものも人の考え方だ。
複数あるものに優劣を付けるにはそれがどれほど優れているかによる。
優劣とは優れるという点を着目するのは当然であろう。
しかし、優れていることだけが良しとされるわけでもないのが、仕方なきながらも事実なのだ。
劣化した形で作られていたとしても、
優劣をつける価値がなくても、
根本は何であれ、ずば抜けた【何か】があるものだ。
基礎にある優位性を知らしめす手段を僕たちは持っている。
同じと称される僕たちは、
特出した可能性は同じではなくとも僕たちは、オリジナルでもある【それ】に届かなければただの消耗品であることに変わりがない。
オリジナルを超える消耗品は必要とされるのも、一時的である。
しかしながら例えとして、付加価値がオリジナル以上であればオリジナルを超越できるとも言えるだろう。
僕たちと同じじゃないつもりでいるんでしょ?
所詮は替えなんだよ、僕たちもね。
違うの?
赫鱗の
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