物語の先を想像してみよう

 感想は作品に書かれていることが全てではないと思うのですよね。

 この物語がどんな風に展開されるのか予想することも、感想の一つだと思う。

 それは、作家にとっては”物語がどんな風にみられているのか”を知る機会にもなるだろうし、この先の展開が読者をどんな風に裏切ることが出来るのか知る機会にもなるだろう。


 例えばミステリーなんかでは、”犯人が読者の予想を裏切っている!”とニヤニヤしてしまうこともあるかもしれない。

 戦闘ものなどにおいても”予想外の展開で驚かすことが出来そうだ!”と思うかもしれない。

 どちらにしても、読者がこの先をどんな風に予想しているのか知ることは、作家にとってプラスになることだと思う。

 ただし、「この先どうなるのですか?」と質問をするのはマナー違反だと思うので、やめた方がいいと思う。作者も答えづらいしね。


 恒例の書き方例。

「ここまで読んで、主人公は無敵なフリで場を凌いでいたことが判明しましたが、転校生によってそれがバレそうになっている。しかしこの主人公なら、ハッタリで窮地を凌ぐか、いつものように幼馴染みが乱入してあやふやになるのではないか? と、この先の展開を想像しています。続きが更新されるのが楽しみです!」


 感想のコツとしては”どんな場面で何を感じ、どう思った”という説明を加える方が書きやすいですし、作者もどの辺で何を感じてくれたのか分かりやすいと思います。

 

 面白かったの一言でも作者は喜ぶとは思いますが、せめて”どの部分が”を加えた方が伝わりやすくなるはずです。

 

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