Japanese HardRock Pyramid / B'z(今度こそ!)



前回は、雑談(主にカセットテープ談義)で終わってしまった尾岡でした。でもそうやって考えると、音楽って、ミュージシャンのみならず、その時代のカルチャーに密接しているって印象があります。


さて、今回はB'zです。日本が誇るモンスターロックユニット、B'z!


稲葉浩志(ボーカル)そして松本孝弘(ギター)によるハードロックユニットですね。すべての作詞を稲葉さんが、全ての作曲を、松本さんがされています。


1994に発売されたアルバム、7th Blues。2枚組のアルバムということで、期待値が膨らんだ当時、15歳の尾岡でした。


前回も書いたと思うのですが、シングル「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」「裸足の女神」が入っていないかとワクワクしていたおいら。再生したら、目が点になりました。


なぜか、電話をしているナイスガイ達の英語でのやりとり。

「今すげぇはまっている曲があんだぜ」

「何それ?」

「日本のロックロールバンド、B'zっていうんだ」

「どんな曲?」

「聴けば分かるぜ!」


テンションとしてはこんな感じでしょうか。でも、このやりとりが格好良くて。海外のドラマを観ているような感覚でした。そんな感じの幕開けのLOVE IS DEAD。どことなくウェット。湿度を感じさせながら、次は、カラッとしたロックンロールナンバーの「お出かけしましょう」


バラード、ロック、を織り交ぜながら、ブルースを感じさせながら、後半になってくると、ビートルズをも彷彿させたり。世界が壮大になっていく。


イメージとしては。

せかせかしたニューヨークシティーの街中をカメラが疾走しながら、空を駆けて、壮大なグランドキャニオンへ。(あくまで尾岡個人の感覚です)


アルバムって、一つの作品。まるで本を読むようで。本当に衝撃を受けた作品でしたで。

だからこの7th BLUESはB'zのなかで、最高に好きなアルバムなんです。





そんな大好きなB'zですが、実は一時期、聴くのを止めた時期がありました。いや、そんなたいした理由じゃないですよ。実は相方さんエッセイにも出した元カノさんですが、彼女もB'zが好きだったんですね。


共通の音楽が好きというのは、とても良いことです。でも時にそれが、傷跡を残すことがあるんですな(遠い目


今じゃ、そんなことはどうでも良いくらい、B'zの楽曲が好きで。

だからこそ、好きな音楽というのは生活、カルチャー含めて豊かにするし、記憶そのもの、思い出すら鮮明にするんだなって、改めて思います。

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