四 亜紀子の焦燥
キャンプから戻ってきた翌日から、亜紀子は何となく気分のすぐれない日々を過ごしていた。どこか体の具合が悪いわけでもなく、とりたてて体調が悪いというのでもなかった、それでいて、どことなくすっきりとしない毎日を送っていた。
その要因は、とうも帰る日の前の晩に耕平の父親である、坂本耕助のことを思い出したことによるものだった。耕助とふたりで撮った写真かあるわけでもなかったが、亜紀子には耕平が大きくなるにつれて、徐々に坂本耕助に似て行くのがつらかった。
それもそのはずで、いたし方のないことだろう。耕平は坂本耕助本人なのだから…。
あの時、耕平は自分の母親である亜紀子から、『子供ができた』と知らされて驚愕したものだった。
これはぐすぐずしていたら、とんでもないことになっしまう…。と、考えた耕平は二十一世紀から持ってきた古い新聞のコピーの中から、一九八九年十一月に京都競馬場上で開催された、第十四回エリザベス女王杯の単勝で四三〇・六倍という、この上もない万馬券を発見して難なく二億円余りを手に入れたのだった。
それを、これから生まれてくる自分の養育費と、亜紀子の当座の生活費として置手紙とともに残し、一九八九年の世界から姿を消して、いったん山本のところに戻っては着たものの、自分には母親に合わせる顔がないといって、たったひとりで誰も見たことない縄文時代へと旅立って行ったのであった。
そんなことは、つゆ知らず亜紀子は嘆き悲しんでいた。耕平が中学の時に亡くなった、亜紀子の父も慰めはしたものの毎日泣き崩れてばかりいた。それでも耕平が生まれてくると、いつまでも泣いてばかりはいられないと思ったのか、ようやく亜紀子も元の元気を取り戻し、耕平の世話を甲斐甲斐しくするようになっていた。
坂本耕助が残して行ってくれた、二億余りの金のおかげで亜紀子も、ここまで苦労もせずに耕平を育て上げることかできた。
だから耕平が、ある年齢になると自分の前から、突然のいなくなることをこの頃の亜紀子はまだ知らないのである。
「ねえ、耕平。お盆も近いし、お祖父ちゃんのお墓参りに行きましょうか…」
「いいよ。でも、もうそんな時期なのか…。お祖父ちゃんが死んだのは、オレが中二の時だから二年になるのか…、ついこの前のような気がするけど、早いんだね。時間が経つのって…」
「そうよ…。時間なんてそんなものよ。知らないうちに、どんどん過ぎて行ってしまうんだわ…」
「よし、ひさしぶりだから、行こう。母さん…」
こうして、亜紀子は耕平とふたりで、一年ぶりで墓参りに行くことになった。
『佐々木家代々之墓』と、彫られた墓石の前までくると、亜紀子はまず墓石に水をかけてから、墓の周りの草むしりを始めた。耕平も黙って見ているわけにもいかず、母と一緒に草むしりを手伝っていた。やがて草むしりが終わると、亜紀子はにっこりと笑って、
「さあ、これできれいになったし、お祖父ちゃんも喜んでいるわ。きっと…」
と、いいながら、最後に持参してきた花束を飾ってから、タオルで額の汗をゆっくりと拭いとった。
耕平は何ごとかを考えていたが、意を決したように亜紀子に訊いた。
「ねえ、母さん…。オレの父さんは死んだって云ってるけど、うちには位牌もないし本当に死んだの…。それにうちには父さんの写真だって、一枚も残ってないなんて絶対に不自然だよ…。本当のことを教えて…、母さん…。ねえ、母さんってば…」
耕平は必死に亜紀子に詰め寄ったが、亜紀子は黙って哀しそうな表情で手を合わせているだけだった。
「おや…、これは佐々木さんの娘さんではありませんかな…」
と、いう声が背後のほうから聞こえた。
「まあ、これはご住職さま。ご無沙汰をしております…」
亜紀子があいさつをすると、父が生きていたらこれくらいだろうと思われる、住職がにやかな笑みをたたえて立っていた。
「おお…、こちらがお父上と一緒に、墓参りに来られたあの坊やですか…。いや、立派に成長されたものですなぁ…」
住職は目を細めるようにして耕平を見た。
「佐々木耕平といいます…」
耕平が頭を下げると、住職はますます目を細めて、
「礼儀も正しいし、結構けっこう…。亜紀子さん…、と申されましたかな。あなたは…、女でひとつでよくぞここまで育てらたものですな…。
せっかく墓参りに見えられたのだから、ひとつお茶でも差し上げましょう。本堂のほうに来ていただけますかな…」
住職に伴われて亜紀子と耕平は本堂に招かれ、お茶などをご馳走になりながら世間話をしてから、佐々木家の菩提寺を後にしたのだった。
ひさしぶりに墓参りをして、亜紀子もいくらか気が楽になったのか、家にえってからもいつものように明るく振舞っていた。
だが、やはり耕平に訊かれた。
『母さんは…、オレの父さんのは死んだって云ってるけど、うちには父さんの位牌も写真ないし、本当に死んだの…。お願いだから本当のことを教えて…』
と、いう言葉が心の中に根を下ろし、いつからかしこりとなって残っていた。
そういったことが、亜紀子の中で残り火の煙のように、いつまでも燻(くす)ぶり続けていた。 坂本耕助が、なぜ自分の元から姿を消してしまったのか。そして、あの億という大金はどういう金だったのか…。
坂本が亜紀子の前から姿を消してから、十八年経った現在まで大いなる謎として、亜紀子の中で途絶えることなく燻ぶり続けていた。
ある時、亜紀子はふと考えてみた。耕助が姿を消す前のさまざまな言動のことを、そして、思い当たることがひとつだけあった。
『そうよ…。あの時からだわ…』
亜紀子が父や耕助とともに食事をしている時だった。急に吐き気がして具合が悪くなり、翌日出社しても収まらくて時間休をもらって、近くの婦人科で診察してもらった時「おめでとうございます。妊娠三ヶ月目ですね」
と言われた。
亜紀子も驚いたが、公園に呼び出され亜紀子から「あたし出きちゃったみたいなの…。あなたの子供よ…」と、聞かされた時の耕助の顔の顔をまざまざと思い出していた。
耕助の顔は顔面蒼白になり、まるで幽霊にでも出逢ったみたいに、体全体がガタガタと震えていた。
それからだった、耕助が亜紀子や父親ともあまり話をしなくなったのは…。
それ以後の耕助は、仕事以外に家にいるときも自分の部屋に籠りきりになっていた。ある日の朝に気がついてみると、耕助の部屋には置手紙と大きなケースが置いてあるだけで、坂本耕助の姿は跡形もなく消えていたのだった。
あれから十八年、耕平の子育てに追われていたせいもあって、亜紀子もつい忘れがちになっていたのだが、キャンプの晩にふとしたキッカケから耕助のことが蘇(よみが)えり、つらく苦しい日々を送つているというのが実情だった。
それでも亜紀子は、自分は幸せなほうだと思った。耕平も素直な優しい子に育ち、坂本耕助が残して行ってくれた、二億という大金のおかげで生活にも、何ひとつ不自由することもなかったからだ。
そんなある日、亜紀子の旧友柏原由紀子が訪ねてきた。
「ひさしぶりね。亜紀子と逢うの…、何年ぶりかしら…」
「そうね…。由紀子の結婚式の時以来だから、もう十四・五年になるのかしらね…」
「え、もうそんなになるのか…。それじゃ、あたしも歳を取るわけだ…」
「ところで、どうしたのよ…。突然、遊びに行ってもいい…。なんて電話よをこすから、あたしびっくりしちゃったじゃないの…」
「それがね、聞いてよ。亜紀子、うちのダンナったらね。いきなりよ…。これから九州に出張だから一週間は帰れないから、あとは頼むぞ。って、今朝出かけて行っちゃったのよ。あなたのところと違って、うちは子供がいないでしょう…。だから、暇を持てあまして遊びに来たというわけよ」
それからふたりは、佐々木家の居間では十五年分の積もりに積もった話を、ああでもないこうでもないとばかりに話の花を咲かせていた。
「ただいま…」
耕平が帰ってきたようだった。耕平は居間の戸を開けると来客中だったので、自分の部屋に戻ろうとした。
「あら、耕平くんね…。ずいぶん大きくなったわね。おばさんが最後に逢った頃は、まだこんなにちっちゃな頃だっから、もう覚えていないでしょうね…」
「母さんのお友だち…」
耕平が亜紀子に訊いた。
「ええ、そうよ。由紀子とは母さんが耕平を産む、ずっと前から友だちなのよ。あたしの親友よ…。ね、由紀子…」
「あ、ボクはやることがあるので、失礼します。どうぞ、ごゆっくり…」
耕平は自分の部屋へと戻って行った。
「まあ、なんて礼儀のいい子なのかしら…。やっぱり亜紀子は子育てが上手なのね…。あたし感心しちゃった…。
だけど、耕平くんって、亜紀子が昔付き合っていた坂本耕助さんに似てきたわね。似てきたというよりも…、坂本耕助さんそのものって感じね…」
「それなのよ…。実は最近、耕平の友だちに誘われて沼澤湖のほうに、キャンプに行ってきたのよ。一泊の予定で行ったんだけど、その夜ふとしたことから耕助さんのことを思い出してしまって、それ以来どうしても頭から離れなくなって、ずうっと気が滅入ってしまって、どうすることもできないのよ…。あの人は、あたたしには何も告げずにどこかへ行ってしまったのよ…。こんなことってあると思う…」
「そうね…。だけど、亜紀子、あなたは耕助さんが失踪したことについて、何か心当たりのようなはないの…」
「ないわよ。そんなもの…、だけど…、耕平ができたと分かった時に、初めて耕平さんに知らせたのよ。そうしたら、あの人はすごく驚いたような顔になり、顔面蒼白っていうのかしら、そんな顔になってガタガタ震え出したのは覚えているわ…」
「そうか…、分かったわよ。亜紀子、確かあの人あの頃は失業中で、自転車で日本中を旅しているとかいったわよね。
きっと、そうよ…。あの人には奥さんがいたんだわ…。だから、あなたから子供ができたと告げられた時、これはえらいことになったと思ったから、それで真っ青になって震えていたんだわ。きっと、そうに違いないわ…」
「ちょっと待ってよ。由紀子、もしもあなたの云うとおり、耕助さんに奥さんがいたとしたら、あんなに何ヶ月も旅なんかできるものかしら…、あたしもはっきり聞いたことはなったけど、それはないと思うわ…」
「亜紀子って、相変わらず甘いのね。男なんてものね。みんな自分勝手にできてるのよ。自分の得にならないことは、進んで口になんかするものですか…」
由紀子は自分の夫が、まるでそうであるかの如くはっきりと言い切った。
「でもね、由紀子。あなたは亭主持ちだからそう云うけど、あたしはいまだに独り身なのよ。そんなことは分かるはずもないでしょう…」
「そうか…。でも、あたしは亜紀子が羨ましいわ。耕平くんっていう立派な息子がいるんですもの。そこにいくと、あたしンところなんか何年経っても、子供もできないのよ。こんな寂しい人生ってある…。そのうち年老いて、ひとり淋しく死んでいくんだわ…」
「何を云っているの、由紀子。あなたには、ちゃんとした旦那さまがいるじゃないのよ」
「ああ…、ダメダメ、あの人は自分のことしか考えていないのよ。あたしのことなんて、どうなったって構ってなんかくれるものですか…」
それから由紀子は時間あまり、佐々木家で家庭の愚痴を溢して帰って行った。
そんな由紀子を見送った亜紀子は、居間に戻ると卓袱台の前に座って、いま帰った由紀子のことを考えていた。
『どうしたのかしら、由紀子…、昔はあんなじゃなかったのに、変われば変わるものなのね…。何か苦労をするようなことでもあったかしら…』
昔は豪快な飲みっぷりの由紀子に誘われて、酒はからっきし弱かった亜紀子は、たった一杯のビールで意識不明になり、自宅まで送り届けられたことを思い出していた。
『ふふふ…、あれは成人式が終わった後だったかしらね…』
亜紀子は、そんな昔の思い出を振り返って、自分は私生児として耕平を産んだが、正式に結婚式を挙げた由紀子が子供に恵まれないで、老後のことを心配している姿に哀れさを感じてならなかった。それに比べて、自分はどうだろうかと思った。自分には耕平がいるではないか、それ以上のことを望んだりしたら罰が当たってしまう。
そう考えた亜紀子は、これ以上耕助のことで悩むのは止そうと思った。自分にf
耕平がいる、それだけで充分幸福ではないか。そう思ったとたんに、いままで心を塞いでいたモヤモヤとしたものが、嘘のように薄れていくのが解かった。
『ごめんなさい。耕助さん…、もうあなたのことは忘れることにします…。
本当にごめんない…。そして、耕平をあたしに与えてくれて、ありがとう。本当に、本当にありがとう…』
亜紀子は心の中で、そう念じていた。
「あれ…、母さん…。さっきのおばさんは、もう帰ったの…」
その時、居間の戸が開いて耕平が入ってきた。
「あ…、耕平。いまし方帰ったばかりよ。さあ、そろそろ夕食の準備をしなくっちゃね。耕平、あなた今晩なにか食べたいものがある…。
今日は母さんが特別に奢ってあげるから、食べたいものがあったら、何んでも云ってちょうだい。これから買い物に行ってくるから…」
「それじゃ、オレも付き合おうか…、母さん」
耕平は母親と連れ立って、買い物に行くのはひさしぶりだった。それにもまして、昨日まであんなに塞いでいた亜紀子が、また元のように明るさを取り戻してくれたことが、耕平にとってはこの上もなく嬉しいことであった。
商店街までくると、ふたりで買い物をしている山本と奈津実にバッタリ逢った。
「あ、おばさん。こないだはどうもありがとうございました。」
耕平親子を見つけた奈津実が声をかけてきた。
「あら、奈津実ちゃんと徹ちゃん。いつ見ても仲がいいわね。あなたたちは…」
「いやだわ。おばさんったら…、たまたま徹さんのところに遊びに行ってたら、お母さんから買い物を頼まれたのよ。ね…」
「そうなんですよ。うちのおふくろったら、人の都合もまったく気にしないんだから、いやンなっちゃいますよ。ホント…」
「まあ、そう云わないで手伝ってあげなさい。お母さんだって、忙しいんでしょうから…」
亜紀子がいうと、耕平まで一緒になって、
「そぅだ、そうだ。お前もたまにはお母さんの手伝いをしろよな…。いつも奈津実とイチャイチャばかりしてないでさ。な、山本…」
と、ふたりを囃したてた。
「ちぇ、何だ。耕平、自分が彼女いなからって、ひとのことを焼くんじゃねえ…」
「何を…、云ったな。山本…」
「これ、止めなさい。ふたりとも、みなさん笑っているじゃないの…」
亜紀子にいわれて周りを見渡した山本と奈津実は、夕食の買い出しにきている主婦たちが、こちらを見てクスクス笑いながら、通り過ぎていくのが目に入った。
「キャー、まただわ…。どうして徹さんといると、いつもこんなに恥ずかしい思いをしなくちゃいけないの…。あたし帰る…」
奈津実は両手で顔を覆うと、一目散にその場から走り去って行ってしまった。
「おーい、奈津実…。ちょっと待てよー。奈津実…」
と、買い物は済んだのかどうかは分からないが、山本まで奈津実を追うようにして、商店街から走り去っていった。
「あら、あら、徹ちゃんまで行ってしまったけど、買い物は済んだのかしらね…」
亜紀子も心配そうな表情で、ふたりの去った方向を見ていた。
「大丈夫じゃないのかな。買い物袋もだいぶ膨らんでいたみたいだったから…」
「そう、それならいいけど…。さあ、あたしたちも買い物をしましょうか。耕平、あなた何が食べたいの…」
「そうだなぁ…、肉がいいかな。こんな分厚いステーみたいなやつ…」
耕平は人差し指と親指で、亜紀子に肉の厚さを示して見せた。
「なら、それにしましょう。それじゃ、あたしはひさしぶりに、クサヤの干物でも食べてみようかしら…」
亜紀子と耕平は肉屋と魚屋をまわり、耕平用にステーキ用豚肉三百グラムと、クサヤの干物そのたを買い込むとふたり並んで家路についた。
その晩の佐々木家の食卓は、豚肉のステーキとクサヤの干物と、その他亜紀子の手作り料理で卓袱台の上がいっぱいになった。
「うわぁ…、すごいご馳走だね。母さん」
耕平はさっそくナイフとフォークで、焼き肉を切り分けるとひと口頬張った。
「うん、うまいよ。母さん、やっぱり焼肉はおいしいね」
うまそうに食べていた耕平が、急に真面目な顔になって亜紀子に話し出した。
「母さん、ごめん…。前にお墓参りに行った時に変なことを聞いて、あれからずっと母さんは落ち込んでいただろう…。だから、オレはホントに心配してたんだ…。もう二度とあんなことを聞いたりしないよ。本当にごめんよ。母さん…」
「耕平…、あなたそんなことを気にしていたの…。もういいのよ。あんこと気にしなくても…。ほら、この前あたしの友だちが訪ねてきたでしょう。あの人は旦那さんもいるけど、子供ができなかったのよ。旦那さんは仕事一筋の人らしくて、あの人…、由紀子っていうんだけどね。
由紀子には子供もできなかったから、毎日ひとりで過ごしているだって云ってたわ。だけど、旦那さんはまったく構ってもくれから暇を持て余して、出張で九州に行ったので遊びに来たって愚痴をこぼしていたわ。
旦那さんもいて生活も安定しているのに、由紀子には子供がいないばかりに寂しいのね。きっと…、本当に寂しいんだと思うわ…。昔はあんじゃなかったのに、ホントに可哀そうだと思うわよ…
あの話を聞いてから、あたしは眼が醒めたわ。あたしは幸福なんだって、あたしには耕平がいてくれるんですもの、あなたはあたしの誇りなのよ…。
昔は世間の人からはとやかく云われたけど、それも遠い昔の話しなのよ。それでいいのよ…」
亜紀子は、どこか遠くを見つめるようにいった。
「世間の人って何のこと…」
「いいのよ。もう遠い昔のことですもの…、それよりもどんどん食べなさいよ。耕平、あなたのために作ったんですからね…」
こうして、佐々木家の夜は母と子の会話も進み、時間もゆっくりとした早さで静かに過ぎて行った。
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