一 山本と奈津実の関係

 そんなことがあっても、相変わらず山本徹は奈津実に幼い頃から、

「大きくなったら、ぼくは奈津実のことをお嫁さんのにもらうんだからな。絶対だぞ…」

 などと、誰はばかることもなく公言していた。『三つ子の魂百まで』の例えどおり、山本の両親も奈津実の両親も子供のたわ言と聞き流していた。しかし、高校二年の現在になっても、ふたりの熱は冷めるどころか、ますます親密さを増して行った。 

 だから、山本も家でSFを読んだり書いたりしている時間以外は、いつもふたりでいる時間のほうが多いくらいだった。親友の耕平にしてみたところで、そうやってどこに行ってもふたりでいる、山本と奈津実のことを羨ましいと思っていたのは確かであった。

 そんなある日、夏休みに入ってちょっとした頃だった。山本と奈津実が耕平のところに訪ねてきた。

「何だ…。きょうはふたり揃って珍しいな。どうかしたのか…」

「うん、実はな…。ふたりでキャンプに行こうと思ったんだが、奈津実とふたりだけじゃ何となくまずいだろう…。そこで、耕平お前も一緒に行かないかと思って、誘いに来たんだ。どうだ…。耕平、一緒に行こうぜ。いいぞ。湖の側でのキャンプは…」

「キャンプか…、いいよな。キャンプは…、でも、うちはおふくろひとりだろう。夏休みくらいはバイトでもやって、少しでも家計の足しにしてもらおうと思ってたんだ。悪いけど、誰かほかのヤツでも誘ってくれよ」

「いや、お前んとこも大変なのはわかるけどさ、二日でいいから付き合ってくれないかな…。頼むよ。耕平…」

「そうよ。一緒に行きましょうよ。耕平くん…」

 奈津実も山本と一緒になって、耕平にキャンプ行きを誘っている。

「二日間か…。おふくろには悪いが、しょうがない付き合ってやるか…」

「そう来なくっちゃ、やっぱり持つべきものは友だちだな。助かるよ。ホント…」

「それで、いつ行くんだい…。そのキャンプは…」

「ん…、二日後に行こうって計画してたんだ。さあ、そうと決まればグズグズしちゃおれんぞ。奈津実、帰るぞ。帰って準備をしなくちゃいかんか…。行くぞ」

 山本は言いたいことをいうと、奈津実とともにさっと引き上げて行った。

「何だ…。アイツ相変わらずせっかちなヤツだなぁ…」

 そんなことをブツブツ言いながら、耕平は母のいる居間へと向かった。

「ねえ、母さん…。いま山本と奈津実ちゃんが来て、一緒にキャンプに行かないかって誘われたんだけど、行ってもいいかな…」

「あら、いいんじゃないの。行ってきなさいよ。あなたも勉強ばかりしていないで、たまには息抜きをしなきゃダメよ。せっかく山本さんが誘ってくれたのなら、なおさら行かなきゃダメよ。母さんのことは心配しなくていいから、行ってきなさい。耕平」

「でもさ。アイツら、ふたりっきりで行くのはマズいと思って、オレのことをダシに使おうって、魂胆なんだよ。オレはそんなのイヤなんだけど、どうしてもって頼まれたから、仕方がなくって行くって云っちゃったけど、見せつけられるのはこっちなんだよ。母さん」

「あら、あなたヤイてるの…。ふふふ…、あなたも早くいい女を見つけ、母さんを安心させてちょうだい…」

「ちえ…、いい気なものだよな。母さんも、そんなに簡単に彼女ができたら、誰も苦労はしないっつうんだよ。大体ね。山本はお互いの親も認めているから、気楽でいいんだよ。オレなんか、彼女の〝か〟の字もありゃしないし、このまま行ったら一生独身かも知れないよ…」

「あら、あら、そんな寂しいこと云うんじゃありませんよ。あなただって、そのうちにきっと素敵な可愛いい女が現れるわよ。いまからそんなことを心配したって、しょうがないでしょう…。耕平」

「うん…、わかっているよ。そんなことは…、でも、山本はいいよな…。いつも奈津実ちゃんが傍にいてくれるから…。どうしてアイツばかり、あんなにモテるんだろう…。あんな短気で怒りっぽいヤツなのに、一度だって奈津実ちゃんと喧嘩してるの、見たことがないし…」

「そういうものなのよ。人間はね、見かけだけではわからないものなのよ。徹さんは上辺では短気そうに見えるかも知れないけど、心の中は優しさに満ち溢れているんだと思うわ。だから、奈津実ちゃんだって徹さんの、そういう優しいところに惹かれるんじゃないかしら…」

 耕平の母、亜紀子は耕平には解からない、人間の内面を視るような表情で言った。

「だけどさ、母さん。山本のヤツはあんなに短気なのに、オレは一回もあのふたりが喧嘩しているの、見たことないんだぜ。そんなことってあるのかなぁ…」

「それはね。耕平、奈津実ちゃんが従順だからじゃないのかしら…。従順で包容力が広い人なのよ。

だから、徹さんのわがままなところで何でも、優しく包み込んでくれるんじゃないのかしら、それなら喧嘩にもならないし、ふたりはあのままで充分幸せなんだと思うわ。近い将来徹さんと奈津実ちゃんは、とても仲のいいご夫婦になれると思ているわ。耕平も勉強もいいけど、もう少し頑張って早く素敵な彼女を見つけないよ」

「ちえ…、何でそっちに行くんだよ。まったく…」

 耕平は、これ以上山本を引き合いに出されちゃ、適わないとばかりに自分の部屋に引き上げて行った。

 でも、耕平には母の言っていることが、半分は分かるような気もしていた。あの気の短い山本を包み込むような包容力、自分も将来そんな素晴らしい女性に、廻り合えるのだろうかなど、考えながら机に向かって勉強を始めた。

 それから、二日経ってキャンプに出掛ける朝、山本と奈津実が耕平を迎えにやって来た。

「おばさん、おはようございます。耕平は、もう起きてますか」

「バカ、いま頃まで寝てるヤツがいるか…」

 ザックを背負った耕平が二階から下りてきた。

「お…、準備はできてるようだな。ほいじゃ、行こうか、おばさん。行ってきます」

「おばさん、行ってまいります…」

 こうして、三人はキャンプ場に向けて出かけて行った。

「まあ、まあ、相変わらず徹さんと奈津実ちゃんは仲がいいこと…」

 遠ざかっていく三人を、亜紀子は目を細めながら見送っていた。

 さて、夏休みも真っただ中ということもあって、キャンプ場にやってきたものの、どこもかしこも先客たちのテントで一杯だった。

「うわぁ…、こんなにいっぱいなのかぁ…。こりゃぁ、場所を選び損ねたかなぁ…」

 山本はあまりの人混みに、場所選びが甘かったと思っているようだった。

「何もそんなにガッカリすることもないさ。せっかく来たんだから、何とかテントを張れるところを探そうぜ。探せばテントくらい張れる場所なんて、いくらでもあるって、みんなで手分けして探そう。どうしようかなんて考えてる時間があったら、その分探したほうが早いって、時間はたっぷりあるんだからさ…」

「わかったよ…。まさか、オレもこんなに混んでいるなんて、夢にも思わなかったから、余計な心配かけて悪かったな。耕平」

「いいんだよ。そんなことは、それより早く場所探しをやろうぜ。どんなことにも、臨機応変に対処しなくちゃいけないんだろう…。こんな時は…」

 そんなこんなで、三人はテンの張れる場所を探して、あちこち歩きまわってどうにか、ここならいいだろうという場所を選び出した。しかし、その場所はキャンプ場からは、かなり外れた場所であることが判った。

「ま、いいか…。ここならあんなにうるさいキャンプ場より、よっぽど静かでのんびりできらぁ、ここに決めようぜ」

 こうして、山本たちは三人がかりでテントの設営に取りかかった。

「おい、耕平。そっちのロープちゃんと結わえとけよ。夜中に風でも吹いて飛ばされたんじゃ、たまらないからな…」

「大丈夫だよ。任せておけって、まったくお前は心配症なんだから、いやンなっちゃうよ。ホントに…」

 耕平もブツブツ言いながらも、せっせと作業をこなし一時間後にはテントの設営も終わった。

「ふー、やっと終わったか…。ひと仕事したら腹が減ったな…。キャンプ場には水道設備もあるけど、ここは湖も近いから水の心配はないな。奈津実、お前米を研いで来てくれよ。腹が減ってどうしようもないや。オレたちはその間に焚き木を拾ってくるからよ…」

「うん、わかったわ。じゃ、行ってくるね」

 奈津実は米の入った飯盒を手に、湖のある方向へと立ち去って行った。

「よし、それじゃオレたちも焚き木集めにでも行くか…」

 山本と耕平は焚き木を集めに出かけて行った。

「なんだぁ…。焚き木になりそうなものなんて、どこにも落ちてないぞ。どうしよう…」

「ほら、向こうのほうに、小さな林みたいなのがあるぞ。あそこまで行けば何とかなるんじゃないのか…」

「うわ…、あそこまで行くのか…、かなりあるぞ。ここからじゃ…」

「しょうがないだろう。行かなきゃ焚き木拾えないもの…」

 耕平にいわれて、山本もシブシブ着いて行った。

「ほら、見ろよ。やっぱり正解だったろう。こんなにいっぱい落ちてるじゃないか…」

 ふたりは手当たり次第に、枯れ枝や松ぼっくりを拾い集め、たちまち両腕いっぱいの焚き木を拾い集めた。

「しかし、山本…。そんな松ぼっくりなんて拾って、一体どうするんだよ…」

「あれ、お前知らないのか…、松ぼっくりはな、小さくても結構火力が強いんぞ。もともと松の木は脂分の多い樹木で、時代劇なんかにも出てくる松明は、松の木の枝を用いたものなんだぞ。それくらい覚えておけよ」

「へえ…、お前そういうことは詳しいんだな…」

「当り前だろう。オレは将来SF作家志望なんだ。こんなのはまだまだ序の口よ…、これからもっと勉強して知識を蓄えないといけないんだ…」

「へえ、お前は本気でそう思ってるんだ…。なれるといいなホントに…、SF小説家に…」

「おい、耕平。焚き木集めはこれくらいでいいだろう。そろそろ戻ろうか」

 両手いっぱいに集めた枯れ枝を抱えて、奈津実の待っているところまで帰って行った。

「なあ、山本…。ひとつ聞いてもいいかな…」

「何だ…。どうしたんだ改まって…」

「前から聞こうと思ってたんだけど…、奈津実ちゃんのことなんだ」

「ん、奈津実がどうかしたのか…」

「うん…。お前たちは、こんなちっちゃい頃から『ぼくたちは、大きくなったら結婚するんだぞ』なんて、公言していたけど、もう高校二年生だ。いまでも、その考え変わらないかい…」

「当り前だろう。『男が一旦口にしたことは、どんことがあっても守らればならん』って、どこかの偉い人が云ってたじゃなぃか。だから、オレも一度決めたことは、例え死んでも守り抜くことにしてるんだ」

「いや、ホントに山本らしくていいや…。お前は一途なところがあるから、きっと奈津実ちゃんがも幸せなんだろうな…。ところで、さっきも聞こうとしたんだけど、高校二年と云えばもう立派な大人なんだ…。お前、奈津実ちゃんとはもうしたのか…」

「したって…、何をだ…」

「何をって、一般的な健康な男女がすることだよ。バカじゃないのか。お前は…」

「バカ野郎…。耕平、お前にそんなことを云われる筋合いしないぞ。奈津実はな、奈津実はオレにとって大事な大事な奈津実なんだ。子供の時から、大きくなったらお嫁さんにしてやるって約束してるんだ。

 だから、それまでは大事にしておきたいんだよ。それでも何か文句があるの。耕平…」

「文句なんて何ないよ…。オレが悪かったよ。謝るよ…。しかし、山本が奈津実ちゃんのことを、そんなに純粋に思っていたなんて、オレは夢にも考えていなかったんだ…。ゴメン…」

「いや、オレも悪かったよ…。ついカッとなっちまって、これがオレの一番悪いところだって、自分でも分かってるんだけど、持って生まれた性分だから仕方がないさ。ゴメンな、耕平…」

「そんなことは、もういいからさ。焚き木も拾ったし、奈津実ちゃんも待ってるから早く戻ろう。これだけ集めれば、今晩一晩燃やし続けたって、そう簡単にはなくならないぞ。行こう…、山本」

 焚き木を抱えてふたりがもどると、奈津実は石をきれいに並べて、炊飯の準備がすっかり出来上っていた。

「これじゃ、ダメだな…。飯盒をかける枝がないじゃないか…」

「え…、そんなのが要るの…」

 奈津実があっけらかんとした顔で訊いた。

「当り前だろう。バカだな、お前は…」

「いいよ。オレが適当なのを見つけてくるから、ちょっと待ってて…」

 耕平が気を利かせて、飯盒をかける枝を探しに行った。しばらくすると耕平はY字型の枝二本と、少し太めの枯れ枝を持って帰ってきた。

 普通キャンプといえば、カレーが定番なのだが山本たちの場合は少し違っていた。銘々が好きな食材を持ち寄って、それをお互いに交換して食べ合うというやり方だった。山本が持ち込んだのは缶詰類が主で、コンビーフ缶・サバの味噌煮缶・焼肉缶が、それぞれ三種類くらいづつあった。

「うわぁ…、山本。お前…、同じものばかりそんなに持ってきて、一体どうするんだよ…」

 耕平が呆れた顔で言った。

「へへへ…、これだから素人は困るって云うんだよ。缶詰つうのはな、同じ材料を使っても製造する会社によって、それぞれ味がまったく違うんだぞ。嘘だと思うんだったら後で食べ比べて見ろよ」

 そんな感じで昼食を済ませた三人は、山本の持ってきた釣り竿を取り出すと、湖に行って釣りを始めたのだった。

「ねえ、ねえ。徹さん、何が釣れるの。ここ…」

「そんなの分かんねえよ。オレだって初めてなんだから…、だけどよ。今晩のおかずになることだけは保証するから、大船に乗ったつもりで待ってていいぞ」

 豪語した通り山本の垂らした釣り糸には、虹鱒・山女・鮠・オイカワなどが次々と中りを見せて、たちまち山本の周りは獲物で一杯になった。

「おい、山本…。もういいんじゃないのか…。そんなに釣ったって、オレたちだけじゃ喰いきれないし、魚が可哀そうだから止めろよ。もう…」

 魚が面白いように釣れるので、熱中している山本を見るに見かねた耕平が止めに入った。

「ん…、ああ…、そうだな。止めにすっか…、けっこう釣れたしな…」

 と、自分の周りの釣り上げた魚を見ながら、山本はゆっくりと釣り糸を手繰り寄せ始めた。

「よしと…、さあ、これからが大変だぞ。耕平、今晩までに釣った魚を焼いておかないとダメだ。焼いてさえ置けば、明日になって食えるだろう…。奈津実は向こうに行って、火を焚いておいてくれ。オレと耕平、この魚を運ぶから頼んだよ」

 山本と耕平は、細い竹を切り取って魚のエラに通して丸く結わえた。

 テントまで運んで行くと、奈津実が焚火をしながら待っていて、どこから持ってきたのか竹の串を用意していた。

「お…、竹串じゃねえか。どうしたんだ…。これ…」

「徹さんのことだから、こんなこともあるんじゃないと思って、うちのお母さんからもらってきたのよ。あたしのお母さんは、すごく細やかな人でね。串でもなんでもきちんと洗って仕舞っておくのよ。だから、少しだけ分けてもらってきたの」

「へえ、大したもんだなぁ…。オレん家の母さんなんて絶対しないね。食べ終わったものは全部捨てちゃうよ」

「山本のところばかりじゃないよ。うちの母さんだって、山本のところと一緒だよ」

「でも、助かったよ。これから串を作ったんじゃ、夜の間に合わなくなるとこだったからな…。ほんじゃ、さっそく焼きにかかるか…」

こうして

向かった。三人は山本が釣った魚を、じっくりと時間をかけて焼いて夕食の食卓に向かった。

「うん、うまい…。やっぱり獲り立ての魚はうまいなぁ…。こんな山の中の湖だし、魚を釣ろうなんて思ってやってくる人もいないんだろうな…。だから、まさかオレもこんなに釣れるとは思ってもいなかったよ。ホント…」

「でも、このお魚たちも可哀そうね…。さっきまで元気に泳いでたのに、いまはこうしてあたしたちに食べられているんだもの、なんだかすごく残酷な気もするわ…」

「おい、おい。奈津実、そんなこと云ってたら、豚だって牛だってみんなそうじゃないか。みんな人間に喰われるために生きてるんだから、そんなことばかり考えてたら、オレたちは何も喰えなくなっちまうじゃねえか」

「まあ、そういうなよ。山本、奈津実ちゃん心が優しいから、そう思うんだからさ、お前みたいにそんなガミガミ云ったら、奈津実ちゃんが可哀そうじゃないか…」

「ありがとう…、耕平さん。でも、いいの…。あたし、そんなことでいちいち気になんかしてないから…。でも、ホントにありがとう…」

「お…、何だか雲行くが怪しくなってきたぞ…。こりゃ、早めに後片付けして、テントに引き上げたほうがよさそうだ。あれ、でもおかしいな…。天気予報じゃ、この辺は確か雨が降らないはずなんだがな…」

 そんなことを云いながら片付けをしていると、早くも雨粒がポツリポツリと落ちてきた。

「早くしろ。耕平、うっかりしてるとズブ濡れになっちまうぞ。急げ…」

 大急ぎで片づけを終わって、テントに潜り込んだ途端に本格的な土砂降りになってきた。

「うわぁ、危機一髪だったな。こりゃぁ…」

 そのうちに、ピカッ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ……、というもの凄い稲妻と雷鳴が鳴り響いてきた。

「キャー、あたし雷がダメなのよ…。キャー…、徹さん助けて…、キャー…」

 と、奈津実は大混乱の大パニックを引き起こしていた。

 そんなわけで、結局のところ雷鳴は一晩中鳴り止まず、雨のほうも断続的に降り続いていて、奈津実の絶叫もついに頂点に達していた。ピカッ、ガラ、ガラ、ガラ、ガラ…、ドォーン…。ついにはどこかに雷が落ちたらしかった。稲妻と雷鳴と奈津実の絶叫が交差するテントの中で、一睡も山本も耕平もできないまま一夜を過ごし、夜明けになってようやく雨が上がった頃には、ふたりともゲッソリとした表情になっていた。

 傍らでは一晩中絶叫をしまくって疲れたのか、奈津実が安らかな寝息を立てて眠っていた。昼過ぎには奈津実も眠りから覚めて起き出してきたので、予定を繰り上てその日の午後には、自分たちの家に帰ってきたのは言うまでもない。

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