人類が衰退した世界線~社長の真実その3~
「じゃあ、好きにすれば?」
蓮は帰る。
「ああ、好きにするよ」
瑠衣はコールドスリープ装置を見る。
「結局、時間が戻るのにな。なにをやっているんだろう。俺は」
瑠衣は言う。
「世界が俺を必要としていない。それによ。夢を見りゃ、可愛い女の子に囲まれるんだ。悪くはないよ」
瑠衣の顔が緩む。
「なあ、ヒナゲシ。会いたいよ。喪失感が埋まらないよ」
瑠衣は写真を見る。2人で映っている写真で、1人は瑠衣で1人は女性。ヒナゲシだった。
「そうだな。いつまでも起きている必要はないな」
瑠衣はコールドスリープ機能を使い再び眠りについた。
人類が衰退した世界線END4.馬鹿は死んでも……。とはよく言った話しである
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。