第16話 日々の暮らし 1
ほぼ毎日、昼食を作る。安くするためにスパゲティが多い。一人前のスパゲティの量は約60gにしている。同時茹ででエノキ茸、キャベツ、その時に採れる野菜を加えて、ツナ缶と心得ようマヨネーズで和えるのが多い。他はペペロンチーノかトマトソースで和えるかだろうか。一人前100円までで出来る昼食をほぼ毎日食べている。
市民農園で出来る野菜が夏場は多すぎて、消費に苦労する。干したり、冷凍したりして、貯蔵もしている。今は、ミニトマト、キュウリ、ナス、ビーマン、シシトウ、オクラ、バジル、ツルムラサキ、ブルーベリーが採れる。ブルーベリーはもうすぐ終わるだろう。ナスも一度採れなくなるだろう。キュウリも枯れ始める。とにかく野菜の旬は一時だから困るのだ。時期をずらせばという人もいるが、中々これが難しい。時期をずらすと育たなかったり、害虫、病気にやられたりする。市民農園は農薬はまけないので予防も難しい。素直に旬を味合うことにしている。
夕食もこの自作野菜が多く並ぶ。ナスはめんどくさいので、切って、アヌ抜きして、レンジでチン。味ポン酢で食べる。または田楽にする。ミニトマトはほとんどが生食する。ブルーベリーも生食する。オクラは茹でて、醤油を掛けて食べる。考えて見ると、工夫もなく、同じメニューを食べている。まあ、それで充分なのだ。
こんなことを書いていると、すごい田舎暮らしなのだろうと思われているかも知れないが、今は県庁所在地の中心に近い場所に住んでいる。昔は田舎に住んでいたので、あながち間違いでも無いのだが。
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