Day2-9 貧乳 vs 巨乳
「わーい!憧れのヒロト様と敬愛する聖女様と一緒だなんて……夢みたい」
「え?あなた、私を尊敬していたんですか?」
「はい、ガチガチの聖女教信者の家庭で育ったもので。でも、ヒロト様のことだけは別で、さっきはひどい態度をしてごめんなさい……」
「いえ、分かります。ヒロト様のことになったら私も、例えどんなことをしてでもって気持ちになってしまいます」
聖女・ノネと豊穣の女神・パイロン。
二人をベッドの上の並べる。
先ほどはいがみ合ったように言い争っていたが、なぜか今は打ち解けている。
「ヒロト様。同時に出来ることと出来ないことがあるの思いますので、先に聖女様にしてあげてくださいね」
「パイロンちゃん……実はいい子だったんですね」
仕切り直して、僕はノネとキスをした。
「……ん」
続けざまに、パイロンとキスをした。
「……あぁっ!」
キスをされたパイロンはビクッと体を震わせる。
「パイロンちゃん、大丈夫?」
「……大丈夫です。好きな人とキスするのって、こんなに気持ちいいんだと思って、ビックリしただけですぅ……」
ノネはパイロンの頭を優しく撫でてやる。
パイロンは、くすぐったそうに目を細めた。
「私、幸せ過ぎて死んでしまうかもしれません~」
「あなたは死にませんよ。聖女の私がここにいるんですから」
やったこともないし、やり方を詳しく聞いたこともないんだけど、3Pってそれぞれの呼吸が合わないと上手くいかない気がする。
ノネがパイロンのフォローをして、パイロンもノネを立てていて、2人は意外と相性がよさそうだ。
僕はもう一度、二人にキスをした。
先ほどよりも、それぞれに長い時間をかけて口付けした。
二人とも、蕩けたような表情に変わってきた。
パイロンが爆乳であることは説明した。
ノネの方なのだが、胸は非常の謙虚である。
巨乳派か貧乳派か?と問われた場合、僕はどちらかと言えば貧乳派よりだった。
巨乳の女の子って、なんらかのはずみでおっぱいに目線が行ってしまっただけで「いやらしい」と言われそうで怖かった。
貧乳の女の子なら、視線の地雷が少ないので、まだ接しやすいということから、多少親近感を覚えていた。
そもそも、貧乳だろうと巨乳だろうと女の子と深い関係になることなどなかったのだが。
今はどちらとも選べる贅沢な状態。
貧乳だけ、巨乳だけという選択も迫られていない。
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たっぷりと夜までやってしまいました。
パイロンがいたおかげもあって、ノネの貞操は守った。
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