S-01 ベルデ、重要なことを伝える

2日目の出来事を書いている途中だが、ベルデとの会話を思い出したので書き記しておく。


「ヒロトさん、大事なことを言うのを忘れていました」


「何だ、ベルデ?大事なことって」


「毎日5人以上の女の子を抱いてくださいね」


「どうして?」


「どうしてって……。忘れたんですか?あなたの使命を」


「僕の……使命……?」


「まぁ、それはいいです。とりあえず、ヒロトさんはたくさんの女の子を抱きたいはずです」


「そりゃあ、抱きたいかな……」


「とりえあず、恋人とデートしたりイチャイチャしたりする時間を作るのは結構ですが、恋人ではない女の子とも体を重ねてくださいね」


「そんなことしていいのか」


「構いませんよ。女の子は求めてるんです。一度だけでもいいから、気まぐれでもいいからヒロトさんにしてもらいたいんです。だから、ネレアさんや生徒会長だけ抱いてたらダメですよ」


「分かったよ」



いつ話したのかは思い出せない。


休み時間中だったかな……。


思い返すと不思議なことを言っているよな。




……まあいいか。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る