Day2-4 授業中にネレアと

2日目・午前中授業



この学園の教室は大学みたいな感じになっている、と言って分かってもらえるだろうか。


教壇の方が前になっていて、後ろの方がせり上がっている形状。


個別の机と椅子があるわけではない。座る場所は自由。


僕とネレア、それからベルデは一番後ろの席に座っていた。


位置としては、僕を挟むように右隣りにネレア、左隣りにベルデ。




最初の授業は『魔法理論』だった。


担当しているのは担任でもあるマルティア先生。


すごく若い。


スーツを着ているが、もし制服を着ていたら生徒と見分けがつかないだろう。



授業中だが、僕はネレアと手をつないでいた。


ネレアは右手だけで、教科書を開いたり、ノートを取ったりしている。


僕は右手は使えないので、ペンを持って字を書いたりできない。


って言うか、そもそも授業をまともに聞く気がない。




何よりも



ムラムラして仕方がない。




はち切れんばかりに子々孫々棒が怒張している。



前世で、学校の授業中に勃って困ったこと、あったなあ。


勃つだけならいいんだよ。


先生に当てられて、この質問に答えなさいとかって言われたらどうしよう、とか。


勃ってる時に立ったら、勃ってることばれるじゃん。


それとか、次の休み時間までにおさまらなかったら、周囲の人にばれちゃうじゃん、とか。




でも、ここでは違う。


隣に僕のかわいい彼女が座っているのだ。




「なぁ、ネレア。いいか」


「えぇっ!?……今、授業中だよ?……でも、ヒロト君がしたいっていうなら……いいよ」




僕は




ネレアと




子孫繁栄した。



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