第3話 餌付け
僕の前の席 彼女は、三毛野猫音
彼女は、ギャルである。
しかしながらクラスのアイドル的存在である
僕の真逆の存在である。
そんな彼女の目線が痛い
こんな僕を凝視して何かあるのか、
顔に何かついているのか、
しかしながらその目線は僕でなく僕の作った弁当に向かっていた。
どうやら、僕の弁当が気になるようだ、
クラスの他のギャルもそのことに気付いたらしく僕にその弁当をあげろとの目線(圧)が飛んでくる。
「あ、あのもしかして俺の弁当が気になるのか」
と尋ねた。 急にクラスの隠キャである僕に話かけられたので向こうも流石に驚いたらしく目をまんまるとしている。
「食べる、、、」
と、ギャルの集まりの中心に座っている三毛猫猫音がぼそっといい弁当に手を伸ばした。あっという間に、弁当を口頬張る
「おい、何が言うことがあるんじゃないか?」
と、少し強めに僕は言った 何せそれは、僕の昼の弁当であったから。
「いははひはふ」
と彼女
「口の中を空にしてから言ってくれ何と言っているのか分からない」
「ご馳走様」
何もあっていない、元々は、僕のものなので、何故許可を取らず食べたのから
また、いただきますでなく、何故ご馳走様なのか、 僕は、彼女から弁当を取りあげた僕はその弁当箱がやけに軽いことに気付く
空だった。 いくらなんでも食べるなが早すぎるだろ、、、
「おいしかった、また明日も」
可愛いと思ってしまった僕が悔しい
ねだる姿は人間というより子猫であった。
「わかった、、、」
こうしてこれから僕は彼女、三毛野猫音の専属調理師となった。
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