第2話 クラスの子猫
夏休みが終わり9月に入り僕の学校生活も2学期に入った。僕たちの、新しい生活が始まった。
新しくなったと言っても僕の静かな生活は変わらない....と思っていた、クラスの教師が席替えをすると言い出した。カースト上位の脳内動物園の集団とは近くになりたくないと、思った。
フラグだった、
自分の前の席がクラスのギャルの一人だ、ただのグループの一人であればよかったのだが、彼女はとても小柄でいつもカースト上位の奴ら(特に女子)に可愛いがられていた。
いつも何かだべているイメージがあるので食べることが好きなのであろう。
他のギャルからはクッキーをもらい肩に頬張っていた。
席替えのワイワイモードが落ち着いて昼休みになった。
僕は、いつも通り手作り(自作)を食べようとした、箸を卵焼きに伸ばそうとするとどこかから、視線がとぶ
妙な視線が気になり周りを伺う 何もいない
気を取り直し今度は手作りのスパゲッティを手を伸ばす ...
気味が悪い、また視線が飛ぶ、その視線は弱々しか思えたが、同時に魚を狙う猫のようにもとれた、
その視線は、席の前の小さいギャルのものだ
どうやら授業中早弁をしたらしく食べるものがないらしい。
小さか弱々しい目線はまるで、餌をくれとなくツバメのヒナのようにも見えた
しかし子猫のような彼女には、ヒナというより子猫ととった方がいいのかもしれない。
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