第3話 鑑定
その後は、普通に(異世界なので普通ではないが)この国の法律や職業、スキル、魔法のことなどを教えてもらった。
職業は生まれた時からきまっているらしく、ゲームでよくある転職などは出来ないようだ。
スキルについては、ほぼ1人1つで稀に2つ持った者がいるそうだ。
だが、スキルがなくとも技術で補えるスキルもあるので、努力次第で何とかなると聞いた。
魔法は、スキルの1つでスキルがないと使えないらしい。
もう少し融通はきかないのだろうか…
「いかがでしょうか?この世界のこと理解できましたか?」
「うん!ありがとう!難しくてあんま分かんなかったけど!」
うん、やっぱこいつアホだな
王女も男達も苦笑いである。
「では、鑑定に移りましょう。」
俺達の前に1つずつ水晶が置かれる。
「鑑定の仕方は簡単、その水晶に手をかざすだけです。」
待ってましたよ鑑定!
勇者、賢者、聖騎士、治癒師、etc…
どれでもばっちこーい!
「勇斗様、職業勇者、スキル
黒いコートを着た男達がおぉ!という歓声をあげる。
「素晴らしいですね!普通ならスキルは1つ、稀に2つですが、勇斗様は3つも!」
この流れでいくと…
「梓様、職業聖女、スキルは
ですよね、てことはこの調子で?
「明様、えっ?ん?……!報告します!明様、職業無職、スキルなしです!」
予想できない事に俺は呆然した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます