第2話 異世界へ
「おぉ!成功したぞ!」
「しかし、召喚は2人ではなかったか?」
黒いコートを来た男達が歓声や疑念の声をあげる。
すると、切れ長の目をした俺らと同年代位の女の子が出てきた。
「まずは、初めまして勇者の皆さん私はカーマイン王国の王女、アリス・フォン・カーマインと申します。アリスとお呼びください。」
そう言って、アリスが頭を下げる。
この行動からは良い印象が持てるが、もう少し探ってみよう。
「はいはーい、私は中尾 梓です!あずさって呼んでね!」
「あずさ様ですね。そちらの御二方は?」
「俺は近藤勇斗。ゆうとって呼んでくれ。」
「俺は東雲 明。呼び方はなんでもいい。」
「勇斗様に明様ですね。では、召喚されて間も無いですが、早速鑑定を…」
「待てよ…」
俺が王女の話の途中で切り出した。
「俺らは、この世界とは全く違う世界で生活してきたんだ。この世界についてとかの説明を先にしてくれないか?」
一瞬王女の表情が曇る。
「確かにそうですね。では、この世界の説明から致しましょう。」
渋々といった感じで説明をし始める。
ん〜やっぱりきな臭い。
まず、召喚したらこの国の現状とか、どうして召喚したのか、そもそもこの世界はどのような世界なのかを説明するものだろう。(全て漫画の知識である)
だが、この王女はそれをしようとしなかった。
さらにさっき見せた表情は…
そう、言うことを聞かないペットを見るような
そういう雰囲気を感じた。
2話を見ていただきありがとうございます!
これからはどのくらいの間隔で投稿するか分からないのでちょくちょく確認してくれるとありがたいです!ついでに★★★くれるとメキメキ頑張ろうと思います!
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