第23話 暑すぎる夏は、エッチで、コンビニのおにぎりがピンチ。「ほら。食べたいんでしょ?」「お、お姉さんたちを…。俺が、食べるの?」 あら、あら…♡

 「それでは、説明いたしますね?」

 「聞きなさいよ、ゆ×り君?モスキー子様の、説明だよ?」

 温暖化は、食の面でも、恐ろしかった。

 美味〇んぼやミスター〇っ子の話が、これで、つながった(むりやり)!

 温暖化が続くと、まず、良い米が、取れなくなってしまう。

 暑すぎて、稲穂が、ぐったり。

 昔の米の良いところは、これ。

 「冷害に強い」

 それが、今は、こう。

 「高温に強い」

 変わったもんだ。

 米がとれても、数が少なければ、値段が、高くなっていく。これで、ますます、売れなくなってしまうかもしれない。大問題の、連鎖。

 「米が取れなくなれば、コンビニ経営も、大ピンチ!コンビニに、おにぎりが、並ばなくなるんですよ?」

 「モスキー子様?売られていても、値段が高すぎて、買えなくなるんですよね?」

 のりも、上手く、とれなくなってしまう。

 海水で育つのりは、水温が高くなりすぎてしまうと、ダメ。食べ頃になるまで、きちんと、成長ができなくなってしまうのだ。

 のりは、フツー、冬に、育つもの。

 海水の温度が、23度くらいに下がると、良い感じ。

 養殖ののり網に、のりの種付け作業っていうのができるようになる。が、今は、暑すぎて、混乱。海水の温度が上がり続けて、悪の連鎖。

 種付け作業の時期が遅れれば、のりの収穫の時期も、短くなっていく。まじで、コンビニのおにぎりが、食べられなくなっちゃうかもしれないんだ!

 「じゃあ、さ。君?」

 「ほら、ほら」

 「ほわあ…」

 「ちゃんと、して!」

 「モスキー子様の、言う通り」

 「ほら。私たちを、食べたいんでしょ?」

 「コンビニのおにぎりの、代わりに」

 「お、お姉さんたちを…。俺が、食べるの?」

 「クスクス…」

 「いやだわ」

 「あ、復活してきた!」

 「こいつのエッチ度、復活?」

 「あら、あら…」

 「エッチねえ!」

 





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