応援コメント

(5)」への応援コメント

  • うん、みごとにやられました。

    「匠クン」の気持ちだけ、と思っていましたが、

    この関係を維持したかったのは夏美ちゃんもそうだったのですね。

    お見事です。

    もっと違う展開になるのかな?

    と勝手に予想していましたが、非常に良いラストだと思いました。


    んで、私のことを少々お話ししますと、教師でもセラピストでもありません。

    半世紀弱生きているおっちゃんです。奥さんと大学生の男の子2人いたりします。

    まぁ、他の人より多少は起伏の多い人生を歩んでいるかもしれません。

    それでもって、医療関係の端くれにいるので、生死観は独特かもしれません。

    悩みも、嫉妬も、憎しみも、後悔も、愛情も、生きているからこそ味わえる感情です。

    青のキカさんの物語に「(青春を)生きている」と感じているからこそ、書き込めると思っています。(他の感想だと結構軽いものも多いです)


    レビューについてはもうちょっと考えをまとめてから書き込ませていただこうと思っています。

    書き込み楽しみにしてくれていて、有難うございます。



    作者からの返信

    Mwadaさま、こんにちは。
    コメントもレビューもありがとうございます。いつも励みになっております。

    そうなんです。匠の好意と我慢によって成り立っているこの関係に甘える夏美の小狡さまで汲み取っていただき、嬉しいです。
    叙述トリックと余韻の残る切ない終わり方が好きで、本作品も拙いながらそれを意識しました。

    なんと、、!そうだったのですね。教えてくださり、ありがとうございます。
    日常生活では関わることがないかもしれない方と、こうして自作品についてお話しできるのは、なんだか不思議な気持ちです。
    私にはまだ子供がおらず、仕事もIT関連なので、Mwadaさまとは立場も境遇も違うのですが、それでも楽しんでいただける小説が作れて嬉しいです。

    青春を生きている、、綺麗な言葉、、仰る通りですね。狭い世界で懸命にもがいている主人公に刹那的な美しさを感じます。
    毎回のご丁寧なレビュー、本当に嬉しく思っております。ありがとうございます。

    「純粋なんだ、そう思えないと貫けない思い」

    「純粋な思いが汚された、と思った時の感情」
    この部分が特に好きでした。
    思春期特有の、きれいできたない気持ちですね。都合の悪いことに目を瞑るような、、
    罰ですら羨ましい、、分かる気がします。
    年を重ねるたび、あの頃受けた傷や心の痛みは必要だった、むしろかけがえのないものだったと思えるようになりました。
    現実を生きる自分には、もうあんな感傷的な気持ちは味わえないでしょうから…もう一度あの頃に戻りたいな、そう思うことがあります。