夜行列車で帰る時
アオヤ
第1話
私は夜行列車のチケットを手に列車に乗り込んだ。
東京までの往復を本当は新幹線にするつもりだった。
でも、気が変わった。
彼から言われた言葉
「遠距離恋愛は無理だよ、別れよう。」
彼はもう私の事を見ようともしなかった。
なんとなく分かっていた事だけど、面と向かって言われると『コレが夢であってほしい』と思ってしまう。
涙が止まらなかった。
こんな涙を電車に揺られながら他人に見られるのは恥ずかしい。
だから夜行列車で・・・
カタン、カタンという眠気を誘うリズム。
ゆっくり流れる時間は私を慰めてくれるはずだ。
夜行列車で帰る時 アオヤ @aoyashou
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます