『ひつじがしつじのじしつでじさつみすいするか』 

やましん(テンパー)

『ひつじがしつじのじしつでじさつみすいするか』

 

 とうもろこし、といえば、むしろ、ポップコーンですね。


 でも、とうもろこしなら、なんでもポップコーンになるわけではなくて、『ポップ種』というのを使わないとだめとか。


 自分で調合し、炒めることは可能でしょう。


 しかし、ぱんぱん、弾けたら、危険かしら。


 たしか、太鼓みたいなのを、売ってましたね。


 みなさんは、ポップコーンさんを、まじまじと見たことがありますか?


 たいがい、袋や、カップに手を突っ込んで、良く見もしないで、お口に放り込んでませんか?


 ポップコーンさんは、どこか、人類の頭蓋骨みたいです。


 あたまが弾けた、最後の姿。


 わたくしは、そこに、言い様の無い、哀愁を感じるのです。


 だれしも、最後の姿は、こうです。


 にも拘らず、洋の東西を問わず、なんだか、学者さまや刑事さんは別として、恐ろしいイメージがあります。


 17世紀に、『ウァニタス画』、と呼ばれる絵画が流行したとか。


 これは、『虚栄、むなしさ』、というような意味だそうです。その背景にある思想が、『メメントモリ』=『死を思え』、であると。


 そこで、ウァニタス画の一番ポピュラーな登場人物は、どくろ☠️さんであります。(参考 『だまし絵』谷川 渥さま著。河出書房新社、1999年。』


 ポップコーンさんは、個人的には、袋詰めにされた、沢山の頭骸骨さんを食べるイメージになるわけ。



    💀アツイナ、イッパイヤッカ 🍿🍺



 サン=サーンスさまの作品に『死の舞踏』があります。


 普通は、交響詩、としてよく知られますし、『動物の謝肉祭』にも、引用しています。


 しかし、より愉しいのは、管弦楽伴奏による歌曲版です。


 フランス語。やましん、言葉はわからな〰️〰️〰️い。🤷


 でも、すっごく、衝撃的で、ユーモアがあり、気持ち悪く、カッコ良いです。


 西洋では、具体的な物体である、骸骨がダンスしたりするわけですが、日本の幽霊は、半透明で、なにか、はかない夢のようです。


 まさに、自らを支える屋台骨なのですが、レントゲンとか撮らないと、中身は見えないし、全体的に見えるようになったら、自分では見えない、と、言うわけ。



   💀キャ! うめ〰️〰️🍻 💀ハイ 🍿🍿🍿


 

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