用語集:る  (4件)

◆ルゥラン  ◆人物/仲間/大長老/観測者


エルフ族を統べる大長老。

紫色の長い髪をオールバックにし、三つ編みと黒いリボンでまとめている。

礼服と片眼鏡モノクルを身に着け、執事のような格好をしている。


大長老であるほか、世界中で様々な役職に就いているらしく、極めて多忙らしい。

闇魔法や瞬間移動といった、少々特殊な能力を扱える。


そうせいの頃から生きており、かつては厳格な人物だったが、現在の性格は奇人・変人・サイコパスそのもの。

行動原理は興味のみで、「興味深いですねぇ」が口癖。


ラァテルの師匠であり、彼に〝こうじゅつ〟を伝授した。また、エルスに対しては〝闇魔法〟の呪文を授けてもいる。


さいせいしんミストリアが神となる以前に直接会ったことがあるらしい。また、彼の冒険およびルゥラン自身との邂逅の場面が登場する絵本〝勇者アインスの冒険〟を嬉しそうに持ち歩いている。



初登場:第1章



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◆ルーン  ◆設定/魔法/暗号術


主に魔法陣などに刻まれていることの多い、魔術的な紋様の総称。

紋様・呪紋・暗号紋など、刻まれる対象や目的によっていくつかの呼び名が存在する。


暗号術から発展したものと考えられており、魔法のプロトタイプともされる。

ルーンそのものが何らかの効果を放出しつづけているものや、特定の条件を与えることによって初めて効果が発動するものなど、その仕組みや用途は様々。


前者は主に衣類などに施される守護のしゅうほうしょうへきといったもの、後者ならばこうつえなどが挙げられる。


また、転送装置テレポーターに刻まれた魔法陣など、ルーンの上に乗ることや、視覚することによって効果が発動するものも存在する。罠としても頻繁に用いられ、一部には危険なものも含まれているため、取り扱いの際には充分な知識が求められる。



初登場:第1章



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◆ルツィア  ◆人物/故人


エルフ族の女性。リリィナの妹。

姉・リリィナの台詞からすでに故人であることや、ラァテルの母であることがわかるが、それ以外の素性は不明。



初登場:第1章



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ルナ  ◆設定/世界観


ミストリアスの天上に浮かぶ発光体。闇の女神アリストが司っているとされる。

暗黒の夜空から銀色の月光ひかりを地上に降らせており、この光には魔物や一部のどうを活性化させる効果が確認されている。

そのため、ルナの時間帯に街の外へ出る行為は非常に危険を伴う。


時間帯の変化により太陽ソルが姿を変えたものであり、太陽ソルと同様に一定の距離まで接近した生物に対し〝ルナ怪光ひかり〟と呼ばれる光線を放つ。この光は生物に強い錯乱効果をもたらし、重篤な精神障害または昏睡状態へと陥らせてしまう。


また、ルナに変化している際の空は魔力素マナの濃度が高く、光を反射して星々のようにきらめいているのがみえる。


やはり太陽ソルと同じく、ルナを見上げることでも、時刻を判断することが可能。時刻が深夜に向かうにつれ、放つ光の強さが変化する。


夜明けが訪れると再び太陽ソルへと変化し、ミストリアスに新たなる朝が訪れる。



初登場:第1章



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