用語集:ま行

用語集:ま  (26件)

◆マイナ  ◆人物/住人/農家


ファスティアにて、夫のカルミドと共に農園を営んでいる女性。人間族。

まだ30代の美人ではあるのだが、とある事情から長年ふさぎ込んでおり、実年齢よりも老けてみえる。現在はナナシの存在もあり、彼女の顔にも笑顔が戻っているようだ。


農園のあるじはカルミドだと思われがちだが、実は彼女の家系がそうせいより代々受け継いできたもの。

かつては〝エレナの農園〟といった名称が付けられていた。


夢見る乙女心を忘れておらず、古い時代の我が家に〝伝説の勇者〟が滞在していたことが自慢。時おり写真を眺めては、妄想の世界に入ってしまうことも。

かつてはカルミドと共に冒険者をやっていた経験があり、高位の光魔法を扱うことができる。



初登場:第1章



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◆マヴィスト  ◆魔法/精霊魔法/風/攻撃


中級に位置する風の精霊魔法。

対象の周囲に魔法陣を出現させ、そこから発生した激しい竜巻によって攻撃する。


また、殺傷力を失う代わりに効果範囲を拡大することで、室内に設置されている家具などの物品をぶつけて攻撃するといった使い方も可能。強風にさらされている間は身動きが制限されるため、自身は風の結界をまといつつ、直接的な攻撃に出ることもできる。


効果範囲の広い〝マ系〟の中でも汎用性が高く、様々な場面において活躍が期待される、使い勝手の良い魔法といえる。



詠唱呪文:エムブイアイエスティ


初登場:第1章



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おう  ◆設定/世界観


闇に魅入られ、額に〝魔王のらくいん〟が浮き出た実体、もしくは烙印をその身に宿している状態を指す。しかしながら、非活性状態の烙印をることが可能なのは〝ミルセリア大神殿〟に関わる一部の者のみであるため、もっぱら前者の存在を指す単語となっている。


人々の平穏を脅かす存在ではあるものの、ミストリアスに住まう者にとっては身近で遠い、天災のような扱いをされているため、あまり脅威と感じている者は多くない。

しかしながら、実際に魔王に遭遇した者らにとってはその限りではなく、魔王討伐を冒険の目標として掲げる冒険者も少なからず存在する。


世界と神、そして人類に対する憎悪をたぎらせ、強大な力を以って破壊行為を繰り返す者や、魔物や自身に賛同するしもべを従え、軍や国家といったコミュテニティを形成する者など、歴史上においても様々な魔王の存在が記録されている。



初登場:第1章



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おうらくいん  ◆設定/世界観


魔王となった者の額に浮き出る、闇色に発光する不気味ならくいん

これ自体に意志や記憶が存在していると考えられており、恨みや憎悪といった負の感情に起因する破壊衝動を増幅させると共に、絶大な魔力と身体能力を宿主へ付与する。


魔王が倒された際には、討伐者のなかで最も〝資格〟を備えている者の肉体へと転移する。

烙印を生み出した者によって個体差があり、ミルセリア大神殿では〝タイプ〟ごとの行方を把握すると共に、定期的な監視と経過観察が行なわれている。



初登場:第1章



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◆マけいほう  ◆設定/魔法


中級の精霊魔法を指す言葉。マフォルスなど。

作中で使われることはなく、主に〝中級魔法〟と呼称される。

下級魔法に比べて全体的に効果範囲が広い傾向があり、高い威力を望める反面、使い所が難しくなっている。


マルベルドなど、いくつかの光魔法にも〝マ〟を冠するものが存在するが、あちらは〝マ系〟には当てはまらない。



初登場:第1章



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けんヴェルブレイズ  ◆アイテム/武器/剣/銘品


魔王武器とも呼称される武器の一種。

かつて魔王が創りあげたとされる、両手持ち用の大型剣。


簡易的ながらも意志を宿しており、自身を扱うに値する者がつかを握ると〝ヴェルブレイズ〟のを伝え、所有者として認める。

炎の力を秘めており、使用者の意志に呼応してあかく輝き、剣身に火炎をまとわせる。


〝魔王の剣〟や〝炎の魔剣〟といった通称でも知られており、魔王武器の中では最も有名。現在は、勇者ロイマンのものとしても知られている。



初登場:第1章



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◆マゴラム  ◆魔法/精霊魔法/土/攻撃


土の精霊魔法。

攻撃魔法の中級に位置しており、ゴラムよりも広範囲に岩の槍を発生させる。

または対象の足元に局地的な地震を発生させ、激しい振動によって肉体を内部から破壊することや、広範囲の敵軍のバランスを崩すことも可能。


土を操るという観点から攻撃のみならず、建築作業の補助や、戦闘の際に障害物を設置するといった用途においても幅広く用いられる。



詠唱呪文:エムエルエム


初登場:第3章



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じんぞく  ◆人類/種族


人類の一種。人間族と魔族の間に生まれた者が、魔人族としての生を受ける。

標準的な人間族よりも大柄な体格で、硬質な青色の皮膚を持つ。頭部には2本のつのが生えている。この皮膚のおかげもあり、熱や気温の変化に対しても非常に強い。


非常に頑強な肉体を持ち、全人類の中でも最も筋力が高い傾向にある。反面、一切の魔法を扱うことが出来ず、戦闘に関しては不利な要素ともなっている。そのため、基本的には複数人で徒党を組み、他種族との連携によって欠点を補う形での戦術を好む。


種族の特性として短気で感情的になりやすい傾向にあり、場合によっては嫌われる要因となることも。しかしながら熱しやすく冷めやすいために、上手く付き合えば気の良い友人となってくれることも少なくない。


ノインディアにおいては〝おに〟とも呼ばれ、と尊敬の対象となっている。



遺伝情報:DH/HD


初登場:第2章



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じゅうヴェルジェミナス  ◆アイテム/武器/銃/銘品


魔王が創りだしたとされる武器の一種。

かつて存在したとされる、〝銃〟と呼ばれるどうをモチーフとしている。


デン〟と〝ライコウ〟の二丁がついとなっており、二丁拳銃として扱われる。

銃口からは実弾ではなく、雷撃の塊が放たれる。


かつては使用者の魔力素マナを喰らい、雷撃を放つ仕組みだったが、改造を施したことにより、カートリッジ式の魔水晶クリスタルを装填する形へと変更されている。


ニセルの家に代々伝わっていた物らしく、彼が重傷を負う要因にもなった。

その後はドミナが機械の動力源として利用していたが、〝帝都奪還作戦〟を前にニセルの手元へと返還された。



初登場:第3章



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じゅつ  ◆設定/魔法/技能


魔法をより洗練し、武術として昇華したことによって誕生した技能の一種。

呪文と魔法の本質を理解し、独自の改変アレンジを加えることによって魔法を遥かに凌駕する性能を発揮する。

その方法は各々によって独自性が強く、場合によっては元の魔法の原型すら残していない場合も。


かつてのそうせいにおいては、こうしたオリジナルの魔術が現在以上に多く存在していたが、世界のさいせいの際に大半が〝禁呪〟として封印されてしまった。



初登場:第3章



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どうたい  ◆アイテム/どう


失った四肢の代替として接続される、どうを用いた義手や義足の総称。

体内の魔力素マナを動力源とすることで、生身の手足とそんしょくがないほどの繊細な動作を実現する。反面、義体が魔力素マナを大きく消耗してしまうため、場合によっては魔法の使用が不可能となったり、効果が著しく減少してしまうことも。


ランベルトスの錬金術士・ドミナが発明したとされ、彼女以外には製作することができない。そういったこともあり、ランベルトスには世界中から、噂を聞きつけた患者らが処置を求めて来訪している。


また、ドミナであっても製作が可能な部位は手足と眼球までが精々で、胴体や内臓といった機能を補うまでの技術は有していない。

そのため、左半身がほぼ義体化されているニセルのは〝特別製〟と呼ばれている。



初登場:第1章



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どう  ◆設定/アイテム


錬金術によって作成された特殊なアイテムの総称。

単純な構造でありながら、不可思議な効果を発揮するものが多い。


なかでも収納用の携帯バッグや財布、りょくとうや携帯用の着火装置などは、一般家庭にも広く流通している。


基本的には〝組み立て〟によって作成されるため、レシピ通りに定められた素材を組み合わせ、定められた加工を施すことで完成する。

そのため、魔道具を作成できる錬金術士は多く存在しているものの、その仕組みまでも完全に理解しているものは皆無に等しい。



初登場:第1章



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どうへい  ◆魔物/人類/どう


博士はかせ〟に造られた、可哀想な魔物たち。

魔物――で、いいのかな?

元は人類にんげんだった人を、こうつえどうたいで改造したんだって。


もう完全に魔物になっちゃったのか、倒すとすごい量のしょうを噴き出すよ。

そのせいで倒せば倒すほど、わたしたちの方がじわじわと弱っちゃう。


攻撃方法は変な音を出しながら殴ってくるだけなんだけど、すごい力だから気をつけてね? それに すごく硬くて、普通の剣じゃ刃が通らないよ。

魔法で戦うか、魔法剣みたいに武器に魔力を込めないと厳しいかも。


〝念動波〟っていう能力も使うみたいだけど、わたしにはよくわからなかったかな。

でも、エルスには動けなくなっちゃうくらい効果があるみたい。

魔力素マナの量が関係してる」って、ニセルさんが言ってたね。


もう、こんなのに変えられちゃう人が出ないといいけど。

色んな意味で、二度と遭いたくないよねぇ。



解説者:冒険者・アリサさん


初登場:第2章



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どうへい  ◆設定/錬金術/機工術


ある人物が生み出した、生体兵器の試作型。

こうつえ〟によって変異した人類にどうたいを取り付けて改造し、魔術的・工学的な命令を下すことによって自在に操ることが可能。


不死人類アンデッドと同じく生前の知能は失われており、自身の損傷具合や攻撃の有効度合いを報告する程度にしか言葉を発しない。


ランベルトス南東の研究所にて多数生産されていたものの、同研究所が襲撃を受けて以降は姿を見かけることはなくなった。



初登場:第2章



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魔力素マナ  ◆設定/魔法


ミストリアスの空気中に存在する元素の一種。

空気中のみならず、人類などの生物の体内にも多量に含まれている。

高い密度になると〝白い霧〟として目視できるようになる。


高いエネルギィを秘めており、魔力を流し、適切な命令コマンドを唱えることで、発火や発光などといった様々な現象を引き起こすことが可能となる。


こうした〝魔法〟を発動する際には空気中および、術者の体内にある魔力素マナしょうもうする。消耗した場合は空気中の魔力素マナが自然と人体へ取り込まれることで、少しずつ元の状態まで回復する。


魔法によって消耗される魔力素マナの量は、発動する魔法の難易度と周囲の環境に影響されており、遺跡といった魔力素マナの濃度が低い場所では、術者の魔力素マナを多く消費してしまう。

もしも体内の魔力素マナを完全に使いきってしまうと、回復までの間は一切の魔法が使用不可能となる。



初登場:第1章



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◆マピクト  ◆魔法/光魔法/探索


こうびょうの光魔法。光の神による奇跡〝けい〟を表している。

主に異界迷宮ダンジョン内にて用いられ、空中または手にした魔導盤タブレットに周囲の地形を描画する。


空中に描画された場合は短時間にて消滅してしまうものの、魔導盤タブレットに映しだした場合には即席の地図マップとして持ち運ぶことができる。

そのため、この魔法を使う際にはしょくばいとして魔導盤タブレットを用いることが強く推奨されている。


ある錬金術士によってこの魔法が深く研究され、絵画の一種である〝写真〟を発明するに至ったといういつも存在する。



詠唱呪文:エムアイティ


初登場:第3章



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◆マフォルス  ◆魔法/精霊魔法/炎/攻撃


フォルスの上位魔法。同系統では中級に位置している。

赤く輝く光の球を生み出し、そこから熱線を発射する。


レーザーのように敵を薙ぎ払う他、頭上に打ち上げて炎の雨を降らせることも可能。着火地点には渦を巻くような火柱がのぼる。

フォルスと同様に炎を用いる関係上、相変わらず使い所の見極めが重要となる。


非常に派手なため、攻撃以外にも自分へ注意を向けさせる際にも使用される。

有名な英雄譚サーガには〝戦場にて先陣をきった者がマフォルスを使用し、敵軍をさせる〟という場面が登場しており、それを実際に真似る者も多い。



詠唱呪文:エムエフエルエス


初登場:第1章



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◆マフレイト  ◆魔法/精霊魔法/風/付与


風の精霊魔法。移動魔法フレイトの上位として位置づけられており、運搬魔法とも称される。術者から小範囲の空間を風の結界で包み込んで浮上させることにより、仲間や物品などの移動や運搬を可能とする。


上位とはいえ速度に関しては劣っており、アクロバティックな動作も可能なフレイトに対し、マフレイトの術者は直立不動の状態となってしまう。

また、魔力素マナの消耗も激しく、安定した使用にはある程度の訓練も必要となっている。


兵員輸送においても便利なことから、戦争の発生時や大規模な作戦の召集時には、近隣の酒場などに〝マフレイト要員〟の募集が掛かることもあるようだ。



詠唱呪文:エムエフエルアイティ


初登場:第1章



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ほう  ◆設定/魔法/技能


魔力素マナに魔力を流し、適切な命令コマンドを唱えることで発動させることのできる様々な現象。

大別して光魔法・闇魔法・精霊魔法といった種類のものが存在している。

その他、現在は〝禁呪〟として使用が制限されてしまった魔法も確認されている。



初登場:第1章



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ほうしょうへき  ◆設定/魔法


主に部屋などの出入り口に仕掛けられる〝ルーン〟の一種。

高い防音・遮音効果が得られる他、ある程度の魔物の侵入を阻む効果も期待できる。


エルフ族などが結界の応用として展開することも可能だが、魔法障壁の技術そのものは一般にも浸透しており、適切な魔法陣を刻み、動力となる魔力素マナを用意することで誰にでも手軽に扱える。


そのため、魔物との戦闘のみならず、激しい騒音が鳴り響くことになる作業場や酒場、重要な会談が行なわれる会議部屋などには必要不可欠となっており、人々の生活をかげながら支え続けている技術とえるだろう。



初登場:第1章



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◆マミュゼル  ◆魔法/精霊魔法/水/攻撃


水の精霊魔法。強さとしては中級で、ミュゼルの上位に位置している。

対象の周囲を魔法陣で取り囲み、巨大な氷柱を出現させて動きを封じる。


氷柱の中は結界による〝おり〟が形成され、囚われた者は急激な温度低下によって凍りついてしまう。


基本的に人類は魔法に対する抵抗力が高いのだが、〝寒さ〟という特性上、直接的なダメージにはならずとも、確実に相手の体力を奪うことが可能となっている。



詠唱呪文:エムエムズィエル


初登場:第1章



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もの  ◆設定/魔物


そうせいにおいて〝偉大なる古き神々〟により創造された、人類に敵対する存在の総称。

一説には、人類の〝神々へ反逆〟を抑制するために生み出されたと考えられている。


魔物の存在意義は人類を殺害すること以外にはなく、自身の行動範囲に入るや、見境なく襲い掛かってくる。また、捕食や生殖といった、生物的な行動はみられない。


極まれに、魔物の上位種である〝魔族〟と呼ばれる個体も誕生し、そちらは人類と同様に言葉を話し、食事や生殖も行なう。外見は基本的に〝角の生えた人間〟といった姿をしていることが多く、総じて妖艶かつ美しい容姿をしているとされる。


そうせいの終わり――すなわち世界の終わりと共に消滅するも、さいせいのはじまりと共にさいせいしんによって復活された。


人類に仇なす存在までも復活させた再世神に疑念を抱く者も多いが、これは〝世界と、世界に存在するものすべて〟に対し、彼が等しく愛情を注いだ結果だとされている。


闇の女神・アリストの加護を受けており、命が尽きると〝黒い霧〟となって消滅するのが特徴。闇の女神の加護を受けているはずなのだが、なぜか闇魔法の攻撃も通用する。



初登場:第1章



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りょく  ◆設定/魔法/技能


魔力素マナを操るために必要となる能力。

生を受けた種族ごとに、得手不得手が明確に定まっている。


魔力を操るとは腕や脚を動かすことと同義であり、詳しい仕組みや理屈を知らずとも誰にでも実行することができる。また、筋力や体力などと同様に、鍛錬によって上昇させることも可能。


なかには魔力の鍛錬に人生を捧げた結果、ドワーフ族やブリガンド族といった魔法の扱いを苦手とする種族でありながらも、高い魔力を持つ者も存在している。


日常会話においては〝剣に魔力を込める〟など、しばしば〝魔法〟や〝魔力素マナ〟といった、関連する言葉と同じ意味で用いる者も多い。



初登場:第1章



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りょくとう  ◆設定/アイテム/設備


魔法由来の光を利用した照明器具。魔道具の一種。

松明たいまつのように手に持つものや、室内の照明器具として据え付けられるもの、まちなかを照らす街灯といった大掛かりなものまで多種多様。


基本的には光魔法・ソルクスの光球を定着させることで照明器具として機能するため、ソルクスの未習得者などには通常の松明たいまつの方が好まれる場合もある。


錬金術士たちの間では、ソルクスの補助を無しに発光するりょくとうの開発が長年に渡って進められているものの、数千年の試行錯誤を要してもいまだ完成の目途は立っていない。



初登場:第1章



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◆マルベルド  ◆魔法/光魔法/探索


結界の光魔法。光の神による奇跡〝〟を表している。

エルフ族が扱う〝結界〟と似通っており、こちらは自身のみならず、周囲の仲間たちをも保護することが可能。

結界ほどではないものの、こちらも使用中の魔力素マナの消耗が激しいため、結局はエルフの血族のための専用魔法と化している。


しょう魔力素マナによる攻撃を軽減できる他、魔物の接近を退けるといった使い方もできる。欠点としては一度展開させた領域を移動させることが不可能なため、術者の戦況を見極める高い能力が求められることか。



詠唱呪文:エムエルエルディ


初登場:第2章



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◆マルポルト  ◆魔法/光魔法/探索


マーキング用の光魔法。光の神による奇跡〝どうひょう〟を表している。

地面に光の杭を打ち込み、その地点に光り輝く道しるべを出現させる。

この光には攻撃性能は無く、床面などに傷をつけることはない。


主に異界迷宮ダンジョンなどに印を付ける際や、後続の仲間に進むべきルートを伝える際に用いられる。大まかな方角を指し示すほか、ごく短時間の録音も可能。


道しるべは基本的に、使用したしょくばいと同じ形状のものが出現する。そのため、案内人ナビゲーターを務める者のなかには、マルポルトの使用のために個性的な魔装飾オーナメントの付いた杖を好んで用いる者が多い。



詠唱呪文:エムエルエルティ


初登場:第3章



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