第2話 三国人とななにか

 今、改めて「人民網日本語版」という、中国政府発行のインターネット新聞から、中国人の存在感を実感することで、私たち日本人も日本人としての存在感を実感できる。

 なんとなれば、2,000年の昔、当時の日本人(縄文人)にとって初めての外国との出会いは中国であり、その中国文化と文明によって、私たち日本人は自分たちの存在を実感することができた。

 宮本武蔵の流派名「二天一流(自分と他の戦いから一つの真実を見出す)」の如く、中国(中国人)という他の存在を知ることで、初めて、真の自分の存在が明らかになったのです。




 中国との接触によって日本人の自覚が生まれた


 初めて中国文化と文明を日本に伝えたのは、朝鮮半島にあった百済という国(現在の韓国)ですが、百済という存在感の薄い民族では、縄文時代以前、10万年の昔から存在する日本人の存在感を励起するほどの「他」にはなれ得なかった。

 百済経由で聞く中国には興味はあるが、途中にこの余計な国が入ると、どうも情報が正確に伝わってこない。薄まったり誤った情報になってしまう。

 そこで、当時の日本人は百済という中間相を飛び越え、ちょくせつ中国にコンタクトすることで、中国人の実態と実在感を知ろうとした(遣隋使・遣唐使の派遣)。

 楽に行ける百済(現在の韓国)よりも、嵐や難破という危険を冒してもでも、中国と直接付き合いたい。その努力は報われた。それによって、中国人の持つ存在感の重みが強力な引力となり、私たち日本人の中の日本人性を引き出せたのです。

 

 もし、あのまま百済経由で中国と付き合っていたら、今の日本はなかった。

 百済と同じように、強い国に同化する(属国化する)という「存在感のない生き方をしていたら、現在の日本料理や日本の伝統行事、さらには日本アニメなんていう優れた文化は生まれていなかったろう。


 三国人とは

 百済(現在の韓国)や台湾客家、そしてユダヤ人といった三国人とは、船の底に付着する牡蠣殻(かきがら)と同じで、いつの間にか付着している。ほうっておくと、どんどん繁殖して船足を遅くする、船底に傷をつける。船のパフォーマンスを落とす。

 食用にも燃料にも使えない。人間が汗水流して作り、苦労して動かす船に付着して、その運動・活動のお零(こぼ)れで生きて、何物をも生産しない。

 そして、こういう存在とは、大きな船、性能のいい船を好んで寄生したがる。

 台湾客家は中国に、百済(現在の韓国)は日本に、そして、ユダヤ人は欧州各国、米国に。


 ユダヤ人に薬を作らせれば毒ワクチン、電子機器を作れば軍事用電子機器(人殺しの道具)、映画を作らせれば戦争・パニック・恐怖、そし同性愛の賛美映画といった、人の心を不安定にするものが得意。

 日本アニメの「アルプスの少女ハイジ」や「母を訪ねて三千里」、「君の名は。」なんていう、人間の善の部分・良心を追及する映画なんて皆無。猜疑心や嫉妬、怨恨・裏切り、嘘やはったり。そういう人間の心の闇・陰を拡大し強調することで、(善良な)人間の心に罪悪感を抱かせ、不安にさせ、揺さぶりをかける。これが彼ら「人の心に寄生する」生き物の存在意義であるとは、彼ら自身がそう考えているのです。


(汗水流して働く人間は、そんな悪の部分など見たくないし、見なくても(身体を動かして、善意の心だけで)楽しくやっていける。しかし、汗水流して働くことを厭う者たちは、人の心を弄(いじ)ることで利益を得ようとする。

 その好い例は芸能人、特に漫才師です。人の心の陰陽を楽しく刺激して、人々を楽しませる。  

 悪い例が(三国人の)政治家です。人々の心を不安にし、不安定にして、その揺さぶり(脅し)によって、自分たちに(莫大な)利益と利権を手に入れようとする。)



 ユダヤ人は「ナチス・ドイツの被害者」で、台湾客家は中国の悪口で、自分たちの存在感を誇示しようとするし、百済(現在の韓国)も「アンチ日本」という看板・スタンスによって、世界中に自分たちの存在を認識させてきた。


 この三国人に対し、欧米人はすっかり諦めてしまったし、日本人は元から戦おうともせず、彼ら百済(現在の韓国)人の好きなようにさせてきた。


 中国人は、さすがに大人(たいじん:人間の器が大きい)だけあって、台湾客家のことを、一時的に家出した「放蕩息子」程度にしか考えていないようだ。

 いい加減、目を覚まして早く中国に帰って来いよというスタンスです。

 親(中国)に噛み付くそぶりを見せて、なんとか利権を手に入れようと図るドラえもんに登場する「スネオ」に、付き合ってあげている。


 中国人にとって、本当に厄介なのは台湾客家やそのバックに居るアメリカではない。やはりアメリカに操られて中国を攻撃しようとする日本人なのです。

 中国人は台湾客家の支配下にある台湾人など怖くない。(原住民以外の)台湾人と台湾客家に、命を懸けて中国と戦おうという愛国心なんぞないのはよくわかっている。

 (大体からして、中国と台湾が戦争する理由なんて存在しない。台湾客家が口だけで、台湾人の心を刺激して騒いでいるに過ぎないのですから。)


 日本人は先の大戦で証明されたように「天皇陛下のため」なんていうプロパガンダに簡単にだまされ、500万人近くの日本人が死んでまで戦い続けたクレージーな民族です。

 私の父を含む多くの戦争生き残りは「天皇」というプロパガンダを憎んで死んでいきました。そして、そういう話を聞いてきた私たちの世代も、ワクチンによって、2022年~2023年にかけて死に絶えようとしています(4回打つと間違いなく、2年以内に死ぬそうです。ワクチン自体の毒で)。戦争の悲惨さ・無意味さを知る世代は消え去ろうとしている。


 一方で、今の若い人たちは、子供のときから各種戦争ゲームによって、80年前の日本の若者と同じように、好戦的になっているらしい。

 中国が口を酸っぱくして、「歴史に学べ」と言っても、まるで馬耳東風の日本の支配者たち。まあ、彼らが全員、日本人名を持つ百済(現在の韓国)人なんだから、どうしようもない。百済(現在の韓国)という「ハメルンの笛吹き」によって、再び、多くの日本人の若者が「真面目に・政治家たちの言いなりになって」死んでいく。日本人(縄文人)も辛いが、しかし、その相手をさせられる中国人にしてみれば、いい迷惑だろう。


 結局、三国人は皆無事で、汗水流して働く中国人と日本人だけが損をする。

 これが、三国人という牡蠣殻に付着された船の末期です。




 中国人に再度学ぶべきとき

 で、今からでは遅きに失した感が無きにしも非ずですが、中国人に学ぼう、ということです。

 学ぶといい、いまさら論語や韓非子を読み直そうというわけではない。

 人民網日本語版という、無料で誰でも読めるインターネット新聞で、中国人が如何に中国人らしさを維持しているかを学びとろうというわけです。

 あれだけ文化的に豊かで金があって科学技術があって資源も豊富にもかかわらず、百済(現在の韓国)や台湾客家のような三国人の寄生を許さず、中国人としての魂の純潔を数千年間、維持・増強してこれた実績。それを支えてきた彼らの生活態度を人民網日本語版から読み取れるのではないか。


 そして、その際の指針とすべきと思うのが、この本の「はじめに」に掲げた:


「2つの次元と5つの諸相(フェイズ)」

 なのです。


 2022年7月13日

 V.1.1

 平栗雅人

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