あとがき

私のように、痩せないと嘆いてる方がいるかもしれない。


そう思って、作った物語です。


私は、親戚やいとこや主人の家族、友人に、怠けてる努力が足りないと言われました。これをすれば、痩せる、あれをすれば痩せる、誰も理解してくれませんでした。

外を歩けば、ジロジロ、コショコショ言われていました。


毎日、食べるのも飲むのも苦痛な日々でした。押し込んで飲み込んでるって日々でした。


主人だけが、食べてるのを減らしてるのも知っていて、これだけやってるのに何で痩せないのかな?と言ってくれました。


そして、産婦人科の先生が痩せにくいねって私の体を初めて認めてくれました。


僅か、5キロ痩せた時に、美陸のように褒めてくれたのを覚えてます。頑張ったね!痩せにくいのに、よくここまで痩せれたね!


全く痩せなかった時に、先生は私に言いました。一年で一キロ、10年後に10キロ痩せれてたらいいじゃない!それで、いいんだよって!


その言葉に、私は救われました。どうせ、何をしても痩せないなら美味しく楽しく食べてやる!


あの頃の私のように、悩んで苦しんでいる誰かが救われる事を願って、この物語を書きました。


寝かせて、寝かせて、やっと完結させれました。


最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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王子様になれなくたって君を幸せにはできるだろ? 三愛紫月 @shizuki-r

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