(裏)story11 . 裏ボス女帝、王国奪取計画を実行する √聖女フェレス
聖女フェレスside
私達は、ようやく魔王討伐を終えて、私達が旅をして最後に帰ってくる街につき、いつもの酒場英気を養うように、料理を食べてみんなで明日のことを話していた。
「みんなほんとにありがとう!改めてこういうのもなんだけど、君たちと旅が出来て嬉しかったよ。まぁ、でも引き続きみんなで頑張っていきたいとは思ってるから、これからもよろしくな!!」
「はい!任せてください!」「ええ、私からも良い旅をありがと」「私も!私も!すっごくよかったよ!!ありがと」
そうみんなでわいわい、お祝いムードな時に、下の方から走ってくる音が聞こえた。
そして、ドアをノックしてきたカウンターにいた受付の女性が、話し出す
『すみません、勇者様方に会いたいと言うお方が3名ほどいるのですが、あって貰えないでしょうか?』
そういってきたので扉を開けて対応する。
「どうされたのですか?その方達は、今はどちらにおられるのです?」
「はい、今は下のロビーにおります。」
私達は、そう言われたので、いつもだべってる酒場へと向かう
酒場の場所へとつくと荒くれ者が、女性3人を取り囲んでいるでは無いか!アランが行こうとしていたが、1人の女性が何をしたのか分からない程、一瞬で4人の男性をいとも簡単に制圧していた。
私は唖然と立ち尽くしていた、この空間にいる全員が何が起きたのか分からないと、驚いている。そして、私はその圧倒的な力がなんなのか知りたいと思ってしまって心眼を使ってしまう。
「.....っ!?」
驚愕した、なぜならレベルやスキルが見たことも無いものばかりだったからだ。
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ヒビキ・クラネル【辺境伯令嬢/辺境伯継承者】
種族:人族
称号:剣聖:魔導騎士:辺境伯領の守護
Lv69
HP925
MP1214
STR114
INT1321
DEF121
SPD1151
スキル
収納 覇気 魔道の極意 剣術の極意 格闘術の極意 瞑想
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そして、私が見た瞬間にあの方、クラネル様が私を見て笑顔を向けてくる。
私はドキッとしたまさか気づかれるとは思わなかったので、少し俯いてしまう。
そして、私は恐る恐る、顔を上げて私は、アランにこのことを伝える
「アラン、さっきあの方のステータスを見たのですが、逆らわない方がいいと思います。」
「そんなにやばいのか?」
「ええ、ここにいる全員で互角ぐらいだと思います。」
「え!?それはどうゆう!」
「ステータスを見た時多分ですけど、きずかれたとおもうんですけど、敵意はなさそうなので、あちらから事情を言ってくださると思いますから、あとこれだけ入っておきますね。
あの3人は貴族で上位貴族ですから、接し方に気をつけてね。」
「ああ、わかったよ、あと教えてくれてありがとうな。」
「どういたしまして」
そんなやり取りをしてアランは彼女達の元へと行き話をして、どうやら決まったようなので、私達全員は宿の1番偉い人達が使う応接室へと案内される
❈❈❈❈❈
そして私達は向かい合うように座ってあちらを見る。私は真ん中に座る女性、ヒビキ・クラネル様を見つめる。
改めて見ると本当に美しいと思えるほど、整った顔に、バストもかなり大きくスタイルもいいと思ってしまう。
私は同性が好きとかでは無いけど、あのように素早く行動できる姿を見てしまったらなんとも言えない気持ちになってしまう。
そして、極めつけは先程ステータスを見た時に私を覗き込むような視線に、気にしてないような素振りを見せて微笑んでいたのを、見ると少しドキドキしてしまった。
そしては今まさにその方が告げられる。
「自己紹介をさせていただきますね、まぁ聖女にはもうバレているとは思いますが、位置をの礼儀として、初めまして勇者アラン様、私は隣国のエスアル王国辺境伯領の娘で、ヒビキ・クラネルと申します。訳あって勇者様に協力して頂きたいと思い参上致しました。」
私以外のメンバーであるフランとヘレナが少し驚いているようだ。
無理もないだろう、隣国の王国で辺境と言えばかなり有名だからだ、それはおとぎ話のような話なのだが、実際に起きた事をいるものも多い。それは、大災害5年ほど前に、魔物の群れそうスタンピードがその辺境であって、そこの辺境伯領の2人、そう領主である辺境伯本人とその娘である、今目の前にいるヒビキ・クラネル様が500近く居た魔物を1時間も掛からずに終わらせたのだ。
そんなことが、人に出来るのかと思っていたけど、あのステータスを見ると嘘ではないのだと断言出来る、そしてそんなことを考えていると、クラネル様がまた答える。
「それから、私の隣にいる方は――」
「すみません、わたしからはなさせてもらってもいいですか?」
そういう、女性がいって――
「私の名前はこの国の第一王女ロザイア・B・エルフィールです。勇者様方」
――といって彼女はローブを外して顔を見せてくれる。それを見たアランが呟く。
「君はあの時の、僕が迷い込んだ森の中にいた女の子」
「そうです、勇者様!覚えていてくださったのですね!!」
そう言って少し嬉しそうにする王女様と、少し見惚れてしまっているアランを見て少し、いやかなり思入れがあるようなのは分かるけど、それを遮って私はアランに告げる。
「私達も挨拶しないとアラン」
「あぁ、そうだね忘れるところだったよ。改めて、僕の名前はアラン・レイラック今代の火の勇者をしている。」
「初めまして、王女殿下に辺境伯令嬢クラネル様、私の名前は、フェレス・ヴェルマーレンと申します。それから勝手にステータスを覗いてしまい申し訳ありません。」
「私達は、気にしてませんわ、ね?クラネル様?」
「えぇ、急に押しかけたのは、此方なので構いませんよ」
そういって、何も咎めることなく微笑んでくれて、私はホッとした後に、フランが少し緊張しているのか、ぎこちなく答える
「は、初めまして!わた、私の名前はフランドル・アルミラージと言います!!際ほどの戦っているクラネル様の姿カッコよかったです!」
「ありがと、アルミラージさんそんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」
「はい!ありがとうございます!!」
「次は私の番ね、初めまして、王女殿下に辺境伯令嬢クラネル様、私の名前はヘレナ・スティグマーレと申します。」
そう告げたヘレナは、凄くキラキラした目でクラネル様を見ていた、やっぱり本人を目の前にしたら、そうなるんだと思ってしまう私だった。そして、クラネル様が切り出すようにこれからの事の内容を、私達に話し始める。
それを聞いて私は失礼かもしれないけど、聞いてみたいと思ってしまい、クラネル様に告げる
「クラネル様のステータスは、見てしまっていますが、どのようなご経験をなされたらこのような強さになれるのですか?
もし言いずらいのであれば私は構いませんが出来ればこの計画に協力して貰えるもの同士なので参考までに聞きたいのです。」
それを聞いたクラネル様は少し考えている、そして結論が出たようで、私達に話す
「私は、幼少期貴女方が産まれる前は、親に捨てられた孤児でした、それをあのお方、今はお父様ですが、ラウザー辺境伯に拾われて育てられました。
そこからお父様の後継者として育てられ、勇者様方は聞いたことはあると思いますが、私の辺境伯領は、魔王領とあなた方の国の境にあることは知ってますよね?」
「えぇ、存じております。」
「私はそこで、10歳の頃に魔物や貴女方の国で蔓延っていた闇ギルドの人達と、戦っていました。およそ2年剣と魔法を訓練し、血が滲むような訓練を致しました。
暗殺術や格闘技、剣に魔法、礼儀作法まで、あらゆることを身につけました。そして、10歳にして私のスキルは4つ現れたのです、そして今、聖女様が、少し私を警戒している理由はこれにあるのでしょ」
そういうクラネル様は、躊躇なく私達にステータスを公開した。
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ヒビキ・クラネル【辺境伯令嬢/辺境伯継承者】
種族:人族
称号:剣聖:魔導騎士:辺境伯領の守護
Lv69
HP925
MP1214
STR114
INT1321
DEF121
SPD1151
スキル
収納 覇気 魔道の極意 剣術の極意 格闘術の極意 瞑想
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それを見た私以外の全員が驚きに包まれた、それは魔王と同等のステータスを見せられたからに他ならない、そして私達が知らないスキルもある為、敵だったら魔王より厄介かもと思えるほどだ。
「以前は魔道/剣術/格闘術の極意はなくてみなが持っているような 魔道士や剣士、格闘技などでしたが、研鑽をするにつれてスキルが変わっていきました。
それと最近になって覇気や瞑想経ましたが、休まず、ひたすら16年間魔物や魔族を倒してきたのでこのようなことになりましたが、決して勇者様方を、脅かすような真似はしませんよ。こうしてロザイア様や貴女方に提案しているのですから」
そう告げるクラネル様は少し困り顔で告げていた、だけど力に溺れずにこうも誰なのために行えることが、凄く美しいと思ってしまった。
それを聞いているフランとヘレナも凄く尊敬の眼差しで見つめていることが分かる。
だけど、2人とは違い何故か私は、顔や胸の鼓動が早まって仕方がなかった、この収まらない衝動はなんなのか、分からないでいるけど、今はこの方達の計画を頑張らないと思った私だった。
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お読み下さりありがとございます!!
楽しんでもらえたならいいね👍この作品オススメできると思ったら☆☆☆の程よろしくお願いしますm(_ _)m
次回は、王国奪還と主人公の正体が明らかになるよ〜
※更新は未定ですが、待ってもらえると嬉しいです!!それでは*˙︶˙*)ノ"
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