start11 . 裏ボス女帝、王国奪取計画を実行する
勇者達がいるであろう酒場に、私達3人は入る
私は小声でロザイア様に告げる
「ロザイア様たちは、私の後ろにいてください」
「分かりましたわ」
私はそう告げて、当たりを見渡すと、酒場にいた人達からの視線が飛び交う
各々が色々なことを呟いている
『なんだあの姉ちゃんかなり整った容姿してやがるぜ』『おお!いい尻してんな!』『姉ちゃんの後ろの子達もローブ被ってるけど美人そうだな』
なんともゲスな言葉が飛び交っているが、気にせずに受付の女性に聞いてみる
「すまないが、こちらに勇者パーティーの方々がここにいると聞いたのだが、ご存知ないだろうか?」
「は、はい!今は皆様方部屋におられると思います!お呼びしましょうか?」
「そうしてくれると助かるよ、すまないねお手数をかけて」
「いえ!大丈夫!少々お待ちください」
そうして受付の女性は少し急ぎ足で言ってくれたあと、何者かが、近づいてきて呟く
「お姉ちゃん達、今から俺らと飲まないかい?奢ってやるからよ」
そういう低俗な輩がきて、私ら少し苛立つ、ロザイア様達を私の後ろに回らせて私が対応する
「失礼ですが、私達は用があって来たのでお誘いは嬉しいのですが、お断りさせて頂きます。貴方達と飲む事や話す事なんてありませんからね。」
「なんだと?優しく誘ってやったらつけ上がりやがって!!」
出来の悪い奴らが、私を取り囲んで攻撃を仕掛けてきたので、私は構わず、奴らを格闘術で叩きのめして、鎮圧させる。
それを見ていたロザイア様達は少し驚いていたが、まぁ、私の強さがわかってくれたと思えば良しとしよう。
そうしていたら、今起きたことを見ていたのか勇者達が、少し驚いていた。まぁ、ステータスとかを見られそうだから別に気にはしないが、なんとも言えないな
そんなことを考えていると受付の女性が、きて呟く
「申し訳ございません!このような騒動が起きてしまい...」
「気にしなくて大丈夫です。それからここで1番いい部屋をお借りしたいのですが、よろしくですが?あと、これを今の騒動のと迷惑料だと思ってください」
私はこの受付の女性に金貨を1枚渡して、勇者達にこう告げる
「初めまして勇者ご意向の皆様方、すみませんが、貴女方にお話があり参りました。どうか話す機会を頂けないでしょうか?」
そう告げると、勇者アランは聖女の方を見ていた、何かを見た聖女は、驚いて首を縦に振る。了承が降りて勇者アランが、告げる
「ええ、構いませんよ」
「では、受付の人に部屋へ案内してもらいましょう」
そういって、受付のあとをついていく
❈❈❈❈❈
部屋につき私達は、テーブルに話しやすいよう座る。ひとまずは、大丈夫そうなので、私から話を切り出す。
「自己紹介をさせていただきますね、まぁ聖女にはもうバレているとは思いますが、位置をの礼儀として、初めまして勇者アラン様、私は隣国のエスアル王国辺境伯領の娘で、ヒビキ・クラネルと申します。訳あって勇者様に協力して頂きたいと思い参上致しました。」
そういうと、少し驚いた顔をして話を聞いていた続けて話す
「それから、私の隣にいる方は――」
「すみません、わたしからはなさせてもらってもいいですか?」
そうロザイア様に言われたのでこくりと頷いてロザイア様に変わる。
「私の名前はこの国の第一王女ロザイア・B・エルフィールです。勇者様方」
そういってローブを外し顔を出す
「君はあの時の、僕が迷い込んだ森の中にいた女の子」
「そうです、勇者様!覚えていてくださったのですね!!」
そういう2人は久しぶりの再会だ少し嬉しそうにしていたそこに聖女達も続けて挨拶をし始める
「私達も挨拶しないとアラン」
「あぁ、そうだね忘れるところだったよ。改めて、僕の名前はアラン・レイラック今代の火の勇者をしている。」
「初めまして、王女殿下に辺境伯令嬢クラネル様、私の名前は、フェレス・ヴェルマーレンと申します。それから勝手にステータスを覗いてしまい申し訳ありません。」
「私達は、気にしてませんわ、ね?クラネル様?」
「えぇ、急に押しかけたのは、此方なので構いませんよ」
私達はそういって、許してあげる、続いて残りのふたりが話し始める
「は、初めまして!わた、私の名前はフランドル・アルミラージと言います!!際ほどの戦っているクラネル様の姿カッコよかったです!」
「ありがと、アルミラージさんそんなに緊張しなくても大丈夫ですよ」
「はい!ありがとうございます!!」
「次は私の番ね、初めまして、王女殿下に辺境伯令嬢クラネル様、私の名前はヘレナ・スティグマーレと申します。」
最後の一人が挨拶を終える
それから私は、これから起こすことを勇者達に話し始める。
王都でなにがあって、どう言った経緯で勇者達の所に来たのかも色々と教えながら計画のことを話していく。それから、勇者達がどこまでのレベルまで上がっているのかも聞いていく。
「クラネル様のステータスは、見てしまっていますが、どのようなご経験をなされたらこのような強さになれるのですか?
もし言いずらいのであれば私は構いませんが出来ればこの計画に協力して貰えるもの同士なので参考までに聞きたいのです。」
そういう聖女フェレスが、少し考え込むように言っていたので、まぁ経緯はもう作ってあるから話しても問題ないと思い話す。
「私は、幼少期貴女方が産まれる前は、親に捨てられた孤児でした、それをあのお方、今はお父様ですが、ラウザー辺境伯に拾われて育てられました。
そこからお父様の後継者として育てられ、勇者様方は聞いたことはあると思いますが、私の辺境伯領は、魔王領とあなた方の国の境にあることは知ってますよね?」
「えぇ、存じております。」
「私はそこで、10歳の頃に魔物や貴女方の国で蔓延っていた闇ギルドの人達と、戦っていました。およそ2年剣と魔法を訓練し、血が滲むような訓練を致しました。
暗殺術や格闘技、剣に魔法、礼儀作法まで、あらゆることを身につけました。そして、10歳にして私のスキルは4つ現れたのです、そして今、聖女様が、少し私を警戒している理由はこれにあるのでしょ」
――と私はいって、迷わず皆に今のステータスを見せる
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ヒビキ・クラネル【辺境伯令嬢/辺境伯継承者】
種族:人族
称号:剣聖:魔導騎士:辺境伯領の守護
Lv69
HP925
MP1214
STR114
INT1321
DEF121
SPD1151
スキル
収納 覇気 魔道の極意 剣術の極意 格闘術の極意 瞑想
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それを見せた瞬間、皆が目を見開き驚きの顔を見せる
「以前は魔道/剣術/格闘術の極意はなくてみなが持っているような 魔道士や剣士、格闘技などでしたが、研鑽をするにつれてスキルが変わっていきました。
それと最近になって覇気や瞑想経ましたが、休まず、ひたすら16年間魔物や魔族を倒してきたのでこのようなことになりましたが、決して勇者様方を、脅かすような真似はしませんよ。こうしてロザイア様や貴女方に提案しているのですから」
そういって、警戒を解いてもらったが、危害を加えないだけで、最終的には聖女フェレスを頂くのだけどね。
それから、それを聞いた勇者様方は、少しキラキラした目で私を見つめてくる。そして勇者パーティーのフェレスとヘレナにフランが、私に御教授して欲しいと行ってきたので、私は軽くだが経験者として、色々アドバイスはして、皆で過ごす
それ以外のアランとロザイア様それから、傍に控えているミーファだが、3人で楽しそうに話しているのを見て、私は気を使うように3人に色々な事を話すのであった。
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お読み下さりありがとございます!!
楽しんでもらえたならいいね👍この作品オススメできると思ったら☆☆☆の程よろしくお願いしますm(_ _)m
次回は、この話のフェレス視点を上げていきたいと思います!!
良ければコメントなどして貰えたら有難いです!!それでは*˙︶˙*)ノ"
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