start12 . 裏ボス女帝、聖女を堕とし、正体を証す
皆様!!長らくおまたせしました!!
2ヶ月間も開けてしまい申し訳ありません!!
m(_ _)m
他の作品にかまかけていた為放置し続けてしまいました
これからはなるべく早く更新出来るように努めますので、よろしくお願いいたします
(>人<;)
それでは続きをどうぞ!( ب_ب )
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆
あれから話を得て、勇者メンバーと打ち解けてことの計画を遂行する手立てが出来た。
そして何よりも大きな収穫は、聖女フェレスに掛けた魅了が有効に効いていたことだ。
あの酒場の1件で、フェレスが私のステータスを確認した時に発動するように仕組んだ魅了はあの話し合いで、フェレス以外のメンバーは憧れの目出みてくるが、フェレスだけは熱の篭ったなんとも言えない気持ちになっていた。
まぁ、本来私はサキュバスなのでそういった感覚には敏感だから相手が思っている感情を覗き込めるのだが、それだと相手のことを知りすぎて飽きてしまうから、あえて覗かないようにしている。
何はともあれこれで寝取るのと王国を奪還することが出来ると思うと、少し気分も上がってくる。私は皆を横目にこれから起きることを想定して、念話でイリスにそちらの情報をきく
『イリス、今そっちはどんな感じ?』
『今は有力貴族を囲い込むことに成功しています。あとはそちらが王城に帰還して貰えればこちらで手筈を整えられますので』
『分かったわ、ありがとうイリス』
私はそういってから念話を切る。
私が立ち尽くしているのを、見ていたフェレスが私に何か言いたそうな表情でいたので、私はフェレスのところに行き話しかける
「フェレス様?どうかされましたか?」
「あ、えっと、クラネル様...すみませんじっと見つめてしまって....」
そういって少し落ち込むフェレスに私は
「大丈夫ですよ、それとヒビキと呼んで下さると嬉しいです。フェレス様は特別に...」
私は人差し指を唇にやって秘密とばかりにウインクする、それを見たフェレスは
凄く真っ赤になって恥じらうように顔を伏せて呟く
「こ、光栄です、ヒビキ様...」
それを見た私はもうそろそろ頃合かなと思って私はフェレスをみなが見えない位置の壁に連れ込み目を見ながら私はスキルを発動しながら言い放つ
『魅了LvEX』
「貴方が信仰する女神は誰?」
そういって魅了を最大まで発揮する、それに触れているフェレスは、魅了に落ちる
「私の信仰する女神はあなた様です。ヒビキ様♡」
そういって魅了が来たいことを確認できたことで私はニヤリと微笑んで、魅了を解除しても問題がないように、フェレスの唇を奪う
それにフェレスはうっとりしたように受け入れるのだった。
❈❈❈❈❈
勇者たちは、馬車に乗り込み街を出る、私はこの街で馬を借りて勇者たちの護衛として、1人で乗っている、最初は勇者のパーティメンバー達が一緒にと言っていたが、私は申し訳ないと言って一人にさせてもらった。
ロザイアと勇者一行は一緒の馬車に乗って貰っている、中ではロザイアとヘレナにフランドルが、ロザイアになにやら根掘り葉掘り勇者との関係を聞いている。
私はそれを眺める、そして、フェレスはと言うと、そのやり取りを見つつ私を見詰める。
それに私は少しだけ微笑んで見せるのだった
そうこうしている内に、王都の前まで着いたのでロザイアにはフードを被ってもらって貰う。
そして勇者が王都に帰ってきたことで民主達が盛り上がりを見せる。
『勇者様!!』『お帰りなさいませ!!勇者様達!!』『この国の勇者アラン様!!ご無事で何よりです!!』『聖女フェレス様!!ヘレナ様にフランドル様もお疲れ様でした!!無事の帰還だ!!』
などと皆が口を揃えて喜びあっている、それでも私はこれから、皆を裏切りフェレスを奪うための準備へと進めていく
王都では、既に多くの者たちが王と王太子をもてはやしているようだとイリスが、そう言っていた。
それならば好都合だと思い私は、堂々と中に入って行けるだろう。
王や王太子は何も知らされていないから私を見て呆けた姿が見れると思うと、少し悪い笑みを浮かべてしまいそうになる
それから私と勇者一行は、王城につき馬車から降りる、私も城の衛兵にいって馬を預ける
そこからは、皆で王宮に招かれるように騎士などが来て、私たちを案内する
その者達について行きながら私はロザイアに囁くように声を掛ける
「ロザイア様、中には貴方様を知る人も数人招かれています。準備ができるまで、その者達が貴方様を守ってくださりますのでご安心くださいね」
「分かりました、クラネル様」
そう伝えて終えると、王の玉座がある所に皆が着くそして皆が見合わせて頷き中に入る
❈❈❈❈❈
そこに居たのはこの国の貴族だとそれに招かれた階級がある者達、ギルド面々や教会の上位の者たち、イリスも冒険ギルドのギルマスと一緒に参加している。
私は念話でイリスに語りかける
『守備は大丈夫?』
『はい、いつでも準備は出来ています』
そういって私はニコッと微笑んでから玉座の前まで勇者と向かう
「おお!勇者達よ!よくぞ帰ってきた!!魔王討伐ご苦労であったな」
私たちが裏切るとは思っても無い王は、上機嫌で迎え入れる、そして王や王太子は私や勇者一行の女性達を卑しい目で見てくる。
この王達は、私たちが帰って来ることを事前に調べていたと報告を受けてその間に料理や飲み物を手配して何かを混ぜていたそうだが、それは全てイリスが、取り除いているため何もおこることはない
そして謁見が終わってパーティーになってからあの者たちは、勇者を排除して奴隷の首はをつけてフェレス、フランドル、へイナを我が者にしようと目論んでいたけど、料理も飲み物もほか全てもう掌握済み♡
そして、私が動くと勇者一行は続くように王の近くにいく。
私の隣にロザイア王女が控えてあるく
そしてアランが言い放つ
「エルフィール王よ!今までの悪行と、王家が闇ギルドと繋がり民や村の娘たちを攫い、何食わぬ顔で生活してきたお前たちの悪逆行為をこの勇者アランと───」
「この私、第一王女ロザイア・B・エルフィールが裁きます!『裁く!』」
そういってロザイアはフードを取って王の前にたつ
「な!?なぜお前がここに!?」
「お前は監禁していたはずだ!!なぜここなないるのだ!!」
そういって王と王太子は叫ぶ。
それを見て私は1歩踏み出し言葉を言い放つ
「はじめまして、エルフィール王私の名前は、ヒビキ・クラネル...クラネル辺境伯の長女そしてこの計画を企てたものでございます。」
そういうと、周りの貴族はあわあわしている人たちも入れば知っている人達は何食わぬ顔でそれを、見ている人もいる。
それをやっと落ち着いたのか、エルフィール王は叫ぶ
「どうなっているのだこれは!?騎士達よ!何をしているこの痴れ者共を早く捉えよ!!」
「そうだ!早くしろ!!」
そう叫ぶが、誰も私たちを捉えようとしていない、それどころか、騎士達は王を睨んでいる
それが、功を奏したのか勇者アランがいう
「騎士たちよ、その者達を捉えよ!!」
そう言っていたからは事は早かった、調べられていた貴族に王や王太子を捉えて連れ出される
それを見ていた私はこんなにも呆気ないのかと思えるほど準備が良すぎて拍手をしたくなっただが、これからが私の本番なのだ。
そう思っている時に周りの皆が私を見つめてくる、そして勇者アランと王女ロザイアが近づいてきてお礼をいう
「クラネル様、本当にありがとうございました。貴方様のおかげでこうして民達が苦しんでいた事を終わらせることが出来ました。」
「私からも、クラネル殿ありがとう!貴方がいなければ私たちはどうなっていたか分からない、本当に感謝している」
そう感謝の言葉を言われる私は
「それは良かったです、では障害も潰れたことなので、私の計画を開始したいしたいと思いますね」
そう呟いた私を周りの人達は不思議そうに見つめて疑問符を浮かべている人達
それによって私は微笑んだあとに、変幻のスキルを解除して姿を戻す
「皆様初めまして、私の名前はエルシラ・ディレリ・デェオバルドラール、サキュバスの始祖にしてこの世界の裏側に存在する者、以後お見知り置きを」
そう述べて不敵に私は笑うのだった
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