実を言うと、食べられている最中のルーサーに期待しておりました。前歯が細胞に食い込む瞬間や噛みちぎられた時の感触、咀嚼され唾液と絡見合う恍惚感、そして体内に取り込まれる充足……などなど。
でも、こういう終わり方の方がロマンチックでずっと素敵ですね。さすがは恋愛マスター愛宕さま。
ただ静かに見守り続ける。ルーサーらしい純愛です。
ちなみにウチワサボテンの花言葉は、「偉大」「熱愛」「燃える心」だそうです。まさに、と言う感じですね。
作者からの返信
霧野 様
コメントありがとうございます!
あぁ! その描写、良いですね!
まさに企画に見合ったASMR。そういう部分を入れれば良かったんだろうなぁと反省ですわ。咀嚼され唾液と絡み合うシーンなんか、理想のエロさ☆
くぅ! まだまだエロ男爵の座は遠いです。修行だっ! 修行せねばっ!
さすがは霧野さん、花言葉にさり気なく言及してくれるところが素敵です (*´ω`*)
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
もちろん最後は食べられてしまうのだろうと思っていましたが、食べられつつもルーサーの視点で物語は閉じられると思っていました。プツリと意識が途絶えるとは! その数年後(数十年後?)の後日譚も、元々転生で始まった物語だということと考え合わせると、とても興味深いラストでした。何よりサボテンの恋愛物語という発想がすごいです。
作者からの返信
@sakamono 様
コメントありがとうございます!
ラストのシーンは悩みました。どうやってルーサーの意識を持たせたまま食レポすれば良いのかと(笑)
意識を切って、別のものに感想を聞かせるのが一番自然かしらと思ったのですが、ちょっと強引でしたね。でも、奇抜な発想だと評していただけて良かった☆
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございます!
完結おつかれさまです!
しっかりと変態サボテンなのに、気づくとしんみりさせてくるなんとも哀愁漂うキャラクターだったように感じました(笑)
食べられてしまうのは設定上仕方がないことですが、そこに感慨深いドラマをぶち込んだのはよかったと思います。
会話のやりとりのみならず、独白に近い形で地の文を処理したのはかえってよかったように感じました。今回は会話劇に力を入れている作品が多い中、変態、ではなく一風変わったサボテン視点の語りはなかなか独創的でとても楽しく食させていただきまさた!
作者からの返信
塾長
コメントありがとうございます!
もうすぐ50に足を突っ込むお年頃になると、ついつい哀愁でぃとになってしまいます。
コンテストのテーマに合わない仕上がりかと思いますが、ぶち込みたいものをぶち込んでしまうのが愛宕らしさだと思っていただけると幸いです(笑)
そうですよね。会話劇。これが本筋でしたが、サボテンを登場させた時点で会話が成り立たないという致命的ミス(笑) それでも楽しく食していただけたようで、愛宕も幸せです☆
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
これ、好き!
淡々とした語り口なのにそこはかとないユーモアとエロがあって、とにかくいい!!
丹精込めて育てたものを「美味しい♪」と味わいながら完食するのって究極の愛とエロなんだなー、って思いました。
かっ飛んだ発想に乾杯&完敗🍻
作者からの返信
みっちゅん☆
コメントありがとうございます!
お気に召していただけましたか? 嬉しいです☆
ユーモアとエロ。なんならユーモアを外してでもエロ。それを意識して綴りました。だって、このコンテスト「エロコン」でしょ?(違うの?)
一度死んだアボカドの芽が、暖かくなってから再び芽を出し始めました。真っ黒になった茎の状態でも水をあげ続けた甲斐があったというものです。これも丹精と愛に満ちた行為でしょうか?(この冬にまた枯れちゃうでしょうけど)
乾杯は良いですが完敗はイミフだしダメー(笑)!
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました☆
ルーサー、まさか切り取られて食べられてしまうとは!そしてルーサーが愛してやまないマサミさんの正体が、サボテンを育て食するインフルエンサーだったとは!
確かにマサミさんみたいなアジアンビューティに味わってもらえるのは幸せ?かもしれませんけどね。
ルーサーは転生して世界のどこかで暮らしているようですが、今も別な形でマサミさんのことが気になってる様子ですね。マサミさんとの想い出はもう消え失せてしまったのでしょうね。最後のジム・タッカーの言葉が何とも胸に染みました。
作者からの返信
Youlife 様
コメントありがとうございます!
惚れた女に食われるのは、カマキリの世界でもあるようなイメージでしょうか。カマキリのオスは不本意かもしれませんけど(笑)
記憶は消え去ってしまっても、深層心理では繋がりを感じられるという、ツインレイの考え方を根底に入れ込んでいるようなイメージで綴ってみたんです。
ジム・タッカーの言葉は、これを入れることで何とか理解してくれる人が増えるかなという願いを込めて☆
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
自分が品種改良した植物に転生するという奇抜なアイデアと、女の子に食べられるというどこか官能的な設定が魅力的でした。
後日談的に描かれていた”その後”も、読後感が良かったです。
作者からの返信
おぉ! 君塚つみき先生
コメントありがとうございます!
こちらにまでお越しいただき、誠にありがとうございます。
エロではなく官能的。今回はここに力を入れてみたので、官能的という言葉をいただけるとテンション上がりますわぁ☆
この後日談、当初は予定してなかったのですよ。別のものに転生して、しかも記憶が希薄な状態なんて、やらん方が良かったかなぁと公開して後悔(オヤジギャグ)してましたが、良き読後感を得ていただけたようで良かったです (*´ω`*)
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
まさか全部すべて食べられるとは!
マサミちゃんの思いっきりのよさに拍手したのち、美味しかったのか???と疑問に答えのないまま、結局転生した?ルーサの純愛にやられました。
切なく甘酸っぱく、美味しいお話しでした。
ありがとうございました!
作者からの返信
小烏 つむぎ 様
コメントありがとうございます!
まさかの完食です(笑)
切られて焼かれて食われる当人が意識を残したままで食レポを聞くというイメージが全く湧かなかったので、なんやかんやで別の時系列に転生させてしまいました。結果的に、これがフィットしてくれたかなと自画自賛しております (*´ω`*)
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
発想が凄い!色々と驚きの作品でした。
考えてみると、人間は自分が育てた物をたくさん食べるのですよね。植物も、動物も…
それらが前世の記憶持ち転生をしちゃったら?と、色々想像しちゃいました。
これだけ愛情込めて育てて美味しく食べるという行為は、ただ食べるだけに比べて全然違う味になることでしょう。だから、人によって味が変わるのかもしれませんね。
楽しい作品でした。執筆お疲れ様でした!
作者からの返信
黒須友香 様
コメントありがとうございます!
いえーい! 発想を評価してもらえると弾みますぅ☆
仰る通り、人が育てたものを食べるのって多いですね。コメントをもらって「なるほど」と思いました。
植物だと動きのバリエーションも少ない(ほぼ無い)ので、前世の記憶を持ったままの方が動かしやすいかなと思い採用しました。これが人だと、どうなのかなぁって感じ。でも、想像の方は止まらないですな☆
バーバンクの伝記で、実際にサボテンの味は千差万別なことが書かれてあったので、味の見出し方も自由に表現してみた次第です。でも、さすがにパルミエはアレでしたかね(笑)
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
純愛ですね。偉人なのにパンツへの並々ならぬこだわり、変態っぽくて面白かったです。ルーサーが意識をなくす下りはドキドキしました。ルーサーといっしょに壮大な物語を一緒に旅した気分。素敵な短編をありがとうございました。
作者からの返信
橋本圭以 様
コメントありがとうございます!
すいません。パンツへの並々ならぬこだわりは愛宕のものなので、偉人への結びつきは何とぞ(笑)
意識を失くすくだりは、どうやって食われようかと大いに悩んだ記憶があります。ドキドキしていただけて嬉しい☆
短い文字数でしたが、一緒に旅をしてもらえてルーサーも愛宕も幸せです。ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
完結おめでとうございます!お疲れ様でした(*^^*)✨
こんなふうに、マサミさんの幸せの一部になれた。やっぱりこれはサボテンとして最高の一生なのでしょうね!何とも心地良い幸福な余韻が残りました♪( ´▽`)
しっとり密やかなエロと知的な匂いがいっぱいの短編、楽しませていただきました!(*´꒳`*)♡
作者からの返信
アオイさーん!
コメントありがとうございます!
サボテンの一生として、ルーサーも納得の生涯だったと信じています。転生できるんだし、次も納得の人生を‥‥‥と願いたいですが、人への転生だと記憶が過去の記憶が消えてしまうので、なかなか難しいのかなぁ。
密やかなエロって、良いですよね。これからもそのへんを重視して綴れれば良いなと思っております。
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
編集済
食べられた歓びは感じないままの転生。そして、そこからの無意識でもファンになる若いフォロワーさん、という優しい流れが素敵でした。
マサミちゃんが良い歳の重ね方をされ、チャーミングなお婆ちゃまになられているのが感慨深いです。あの失恋シーンが効いていますね☆
【追記】
いえいえ、その裏設定、エモいです!! 少なくとも私には。
このお作品はこの儘がジャストとは思うのですが、別建てでマサミちゃんsideストーリーがあっても面白いと存じます。
人間と植物では生き方、出来ることが違うのでカルマも変わるでしょうから、「ハンデ」は私は凄く納得でした。
作者からの返信
小余綾香 様
コメントありがとうございます!
転生に関する知識は乏しいのですが、自分だったらこうなるかなぁという感じで仕上げてみました。転生先も人と植物では違うというハンデみたいなものをつけた方が良いかなぁって。
すっかりお婆ちゃんとなったマサミちゃんの裏設定は、未だに独身の73歳です。恋は何度か経験してきたけど、やっぱり「拗らせ」タイプは男に恵まれないということを悟り、一生をかけてサボテンたちと向き合うことに決めたのです。その熱量をSNSで放出することで心のバランスを保っていたら、いつの間にか業界のインフルエンサーになっていたという。んー、そこでルーサーの生まれ変わりが登場して、老後は共に過ごすという展開も良いですね。って、リコメで書くなって(笑)? すんまそん。
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
愛宕平九郎様
切ないですね。食べた感想は本人は聞けませんでしたね……
でも、転生したであろう僕が、またマサミちゃんを想って、マサミちゃんの感想を知るなんて。こんな転生ならしたいです。でも、やっぱりどこか未来で、二人がちゃんと恋人同士でまた会って欲しいな(*´▽`*)
面白かったです(^_-)-☆
作者からの返信
☆涼月☆ 様
コメントありがとうございます!
人同士で重なる恋模様は、なるべく前世の記憶が無い方が燃え上がるかなと思うのです。ほんのり「あれ? なんかデジャブ」くらいが丁度良いというか。
きっと、どこかで繋がってると思うんですよ。それが運命の赤い糸☆(なんつって)
ラストまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
ルーサーは転生しても、やっぱりルーサーで、マサミちゃんを愛していて、遠くから見守っているんですね。そして自分の味が彼女を感動させたことを知ることになる。パルミエがまだ二人を繋いでいる。不思議な恋でした。暖かくてふんわりと柔らかな多幸感に溢れる読後感でした。
作者からの返信
来冬姐さま
コメントありがとうございます!
不変の愛、普遍の愛、不偏の愛、そして不滅の愛。恋愛詩人が日々意識して研鑽していることです。(なんつって)
パルミエがね、ちょうど食いたくなった気分の時に綴り始めたんですよ。ハートの形してるのを見てたらサボテンが浮かびまして、このサボテンはいつ頃できたのだろうと調べてみたら、ルーサーが登場しました☆
こんな秘話で申し訳ないですが、幸せな気分になっていただけて、愛宕も嬉しいです!
ラストまでお付き合いいただき、さらには素敵なレビューもありがとうございました (*´ω`*)
ルーサーが食べられてしまうシーンはとてもリアルでしたが、サボテン視点で描かれていて斬新でした。
ラストは流石ですね。
(G’sこえけん 中間選考通過おめでとうございます。(^^))
作者からの返信
ayane 様
コメントありがとうございます!
食べられるシーンをどうするか、けっこう悩んだ末の展開でした。ラスト含めて気に入っていただき嬉しいです☆
中間抜けただけでも自信に繋がります (*´ω`*)