チーレム主人公の幼馴染(冷たいツンデレ)に振り向いてもらう為に、凡人である主人公が死に物狂いで努力して、色々なものを手に入れていくお話です。
卑屈に腐ることなく真っ直ぐに頑張って、どんどん強くなっていきます。徐々にヒロインが絆されていくのですが、やっぱり何よりも主人公が魅力的です。
強くなる上での、そして物語のヒロインに思いを寄せる上での痛みの部分もしっかりと表現されていて、飽きさせない緩急が非常に素晴らしいです。
ストーリー・キャラクターもそうですが、セリフまわしが大変良いです。
持たざる者の痛みと、その上でサクセスしていく痛快さと、決して臭くならない熱さが、とても評価高い作品です。
ぜひ読んで頂きたい。