第2話 台湾人に戦争なんてできない
① 台湾の気候と同じで、温厚・のんびりした台湾人が人殺し(個人的な人殺しは日本に比べものすごく多いが、組織的な殺人 → 戦争)などできない。
かつて、台湾南部の高雄という港町にあった砲台は、東洋のセバストポリといわれ、攻め落とすには1年かかる、といわれていましたが、実際に日本軍が攻めてきたときには、1時間で陥落した。守備隊の台湾人が全員逃げてしまったから、だそうです。
朝鮮戦争でも、北朝鮮人(高麗人)は勇敢に戦いましたが、南の韓国人は役に立たず、国連軍というアメリカ兵が実際の戦闘をやっていた。
ベトナム戦争でも、北ベトナム人は勇敢だったが、南ベトナム人は韓国人と同じだった。
暖かい地方の人間、歴史が浅い国の人間というのは、国家・民族に対する帰属意識が薄いので、殺し合いまでしようとはしない。
その意味では「善い人間」なんですが、そういう(国民の帰属意識が薄い)国なら、上記の「元中国高官」の仰るように、戦争なんて考えずに、経済を豊かにする算段をすべきだと思います。私たち日本人まで、そんな国に引っ張り込まれ、中国対台湾の戦争で、結局は日本人だけが戦って死ぬ、なんてことになるのは御免です。
② 私(平栗雅人)が1年前に買ったオーブンレンジが購入後8ヶ月で壊れた(本体自身が作動しない、タイマーが働かない)。
購入した屏東のカルフールに持っていくと、保証期間なので修理を受け付けてくれたが、修理完了まで3週間かかった。しかも、タイマーの故障は直っていない。我慢して使っていたが、再び本体自身が作動しなくなった。再度、修理を依頼してから、既に4週間目だが、まだ連絡が来ない。
つまり、台湾人は自分たちで修理ができないので、中国へ送って修理をしてもらっている、としか考えられない。日本円で5千円のレンジです。日本なら1週間で戻ってくるでしょう。
まあ、東洋のユダヤ人と呼ばれる、金にがめつい台湾客家が運営する屏東カルフールですから、修理に時間をかければ、業を煮やして新品を買うだろうという、意地汚い台湾客家の算段なのかもしれませんが。
これは韓国製の電車でも日本製のエレベーターでも、アメリカ製の戦闘機でも、皆同じ。台湾人自身で修理ができない。製造元のメーカーからエンジニアを呼んだり、壊れた物を外国に送って修理依頼している。
はたして、こんな国が戦争なんかできのだろうか ?
私が今回台湾に来てから2年たちましたが、ジェット戦闘機は3機も墜落や消息不明、韓国製の電車は1年間に700回も故障、上陸用舟艇(ゴムボート)が転覆して5人が水死。
「日本製のエレベーターが壊れた」と大騒ぎしていましたが、自分たちで直せないということを宣伝しているようなものだ。
台湾人が自分で満足に直せるのは、自転車とスクーターくらいではないのだろうか。
自分たちで満足にメンテナンスできない、武器や車両やさまざまな機械・工具で、戦争なんかできるわけがない。
2022年 7月11日
V.1.1
平栗雅人
台湾と日本 @MasatoHiraguri
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