閑話 転職は鬼のように面倒臭い

表題の通りだ。


世の中、Z世代が非常識だと話題になっている。

会社が嫌すぎて一ヶ月で辞めたとかはザラにある話だ。

しかし、よくやると思う。


私も何度か転職しているが、全てにおいて思ったのは「面倒臭い!」これに尽きる。

自分で直接やり取りするにしても、スケジュール管理や相手の温度感が分かりづらく、経歴書の作成もかったるいものになるだろう。

転職エージェントの場合はそれはそれで面倒臭い。

一日に100件近く来る求人のメールに辟易しながら、なるべく良い条件の求人を探さなくては行けない。


こんなに手間隙掛かるのになぜすぐ辞めるのだろうか?

原動力はなんなのだろうか?


私は転職がとても苦手な部類に入るので、そこまでの熱量を辞めたあとに割けるのは素直に凄いと感じる。

意外と若さゆえの後先考えない行為かもしれないが、それはそれで羨ましいと思う。


さて、話としてはこれで終わりだがついでだ。

転職の際に役立つアドバイスでもしておこう。


まずやるべきことは単純、履歴書と職務経歴書の作成だ。

これが面倒に感じるならばエージェントのサービスを使用することを推奨する。

特にお勧めはDODA、経歴書作成ツールがあるのでExcelがなくてもスマホで作成できるのは大きい。

ついでに写真とかも取っておくとなお良い、意外と顔写真ないと応募できないところもある。


ここからはエージェントを使用した際の話だ。

まずはエージェントと顔合わせないし電話でのすり合わせが待っている。

ここでは主に下記を聞かれるだろう。

・何故前の会社を辞めた/辞めたいのか?

・次の会社を選ぶ判断基準はなにか?

・これから先キャリアアップしたいのか?チェンジしたいのか?


これを答えたあとは何日後までに履歴書と経歴書作ってね~で終わりだ。

そのあとは条件通りの求人を携帯でシェイクが作れるくらいメールで送ってくれるだろう。


中には面接が苦手だと言う人も居るだろう。

私も得意ではないし嫌いな部類ではある。

だが、意外とウケが良いらしいのでアドバイスとして書いておこう。

まず新卒のような面接はない。

なぜこの業界に?とかなぜうちの会社?みたいなバカみてえな質問はキャリアチェンジを除いてほぼないと思ってもらっていい。

あるとすればうちの会社を何で知ったのか?とかだろうか。私はTwitterでみましたと言ったが採用して貰えた経験がある(たまたま面接官が管理していたらしいのでそれもあるかもしれない。)


あとは私は面接において一度たりとも下準備をしたことがない。

事前に何を話すか等はその場で組み立てて喋っている。

これについては会社によって質問が大きく変わると言うのが大きい。

最初に自己紹介をするようなガチガチの企業もあれば最近流行りのカジュアルに軽い雑談から入るような面接もあるので、準備しても無駄になることが多いから。


まあ、大体の流れなんて似たような物だ。

自己紹介と経歴紹介を交えた話を最初にして、それを元に面接官が質問してくるからそれに返すだけ。

都合が悪い質問なら嘘つけばいいし、どうでもいいとこなら正直に言っても良い。

パッと返せないときも正直にいうと良いだろう、良くある空白期間とかならば時期によるがコロナでした~とか、あとはなんもしてないなら素直に良い機会だと思ったので久しぶりに友人もしくは家族と旅行に行きましたとかで良い。

あとは質問は絶対にしておけ、

これをしないと本気で落ちる可能性があがる。

最も中途なら聞きたいことだらけだとは思うけどね。


結論を纏めていうと、入社しても気楽に行きたいなら正直ベース、ガチガチに頑張るなら嘘混じりの方がいい。

嘘吐いて入社すると期待値が上がって面倒でたまらない。

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