閑話 夢って言うほどないよね
タイトル通り
小さい頃からよく将来の夢はありますか?
等のアンケートを書かされると思うがあれが叶った人間なんているんだろうか?
最近通っていた小学校から来た将来の自分への手紙を見てふと思った。
手紙の内容は悲しいくらい自分らしく
夢はない、将来は働いているんじゃない?
位のことしか書いていなかった。
昔の自分が書いているとはいえ、余りにも酷い内容で苦笑してしまった。
幼い頃先生から将来の夢を聞かれ、無いです。と答えたら適当にサッカー選手とでも書いておけと言われたのを思い出した。
夢なんてあるのだろうか?
小学生低学年くらいまでは良いかもしれないが
小学生高学年にもなると恐らく無理と悟るだろう。
特に最近はスマホの普及により仕事の情報が手に入りやすい。
最近の小学生の夢はYouTuberやインフルエンサーが上位を独占していると記事で見たがさもありなん。と言ったところだろう。
端から見れば楽しいことをしてお金を貰える最高の仕事だ。
しかし現実を見ると大変だ。
配信者になるならば覚えなければいけないことは多い。
動画編集や著作権、市場リサーチ力も必要になる。
最初からある程度数字が欲しいならば余程面白いトーク力か、あるいは他と画一するセンスが必要になる。
HIKAKIN氏もスーパーで働きながら動画を投稿していたが、最初は鳴かず飛ばずでようやく伸びたのもボイスパーカッションという本人の技術がたまたま海外でバズったからに過ぎない。
更に言えばYouTubeの運営であるGoogleの機嫌次第では、登録者が何人いても収益が剥奪される。安定がないということだ。
なので配信者はバズってるうちに動画を出して固定客(要はファン)をつけなければならない。
かつ、本人も品行方正でいなければならない。
個人情報の流出にも気を配らなければいけない。
夢のある職業とは言うものの、明るい部分がそう見えるだけで実際は言うほどではない。
ディズニーランドで働いている従業員も給料はかなり安く、バイトを掛け持ちしなければいけない。
話が逸れてしまった。
一応私は今は夢がある。
それは働かないで生きていくことだ。
私は変化が好きではない。
幸いなことに親戚は殆どおらず、親もいない。
自身の地元で、生まれた家で、自身の部屋でただただぼんやりとしていたい。
それができれば最高だな。
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