幼少期4
その子とは私が大体六年生になるまで一緒にいたよ、名前はアヤにしておこう。
よく泣いていたよ、小さい頃はしょうもない悪戯をするだろう?だから泣かせてばかりでよく怒られていたよ。
その度にゲームのアホみたいなキャラクターの真似をしては泣き止ませていた。
思えば嫌われたくなかったのだろうか?
いや、面倒くさいからだろう。
話は反れるが手癖が悪い子供は君たちの近くにいただろうか?大体幼少期の事を聞くと数人に一人ではあるがそういう人物が近くにいるものだ。何が言いたいかって?私がそれだったからだよ。
厳密には、別の奴がやっていてそれに便乗していた形になるかな。それが原因でアヤが引っ越すことになったんだがね。
それに関してはあまり語りたくない。真実を教えてくれなかったのもあるが。
さて、小学生の頃だ。2年生の頃かな?私は意外にも人見知りなのにも関わらず女の子とよく遊んでいた。
男子の遊びに馴染めなかったのだ、この頃から運動に対する苦手意識が着いたんだと思っている。女の子は片方は対して記憶がないので割愛、もう一人がユイとしておこう。
私はその頃、その女の子とばかり遊んでいた。
他の男子に揶揄されるも元々幼少期から遊び相手は女の子ばかり、対して気にも止めていなかった。
そんなある日、ユイが引っ越すということを知った。前日までその子と遊んで約束をした。
余談ではあるが、私はコーラが大好きでね。
理由はユイがまた会えたら分かるようにコーラを飲んでいてほしいと約束したからだ。
下らない約束だろ?今でも守ってるんだ。
バカだよな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます