幼少期4

その子とは私が大体六年生になるまで一緒にいたよ、名前はアヤにしておこう。


よく泣いていたよ、小さい頃はしょうもない悪戯をするだろう?だから泣かせてばかりでよく怒られていたよ。

その度にゲームのアホみたいなキャラクターの真似をしては泣き止ませていた。


思えば嫌われたくなかったのだろうか?


いや、面倒くさいからだろう。


話は反れるが手癖が悪い子供は君たちの近くにいただろうか?大体幼少期の事を聞くと数人に一人ではあるがそういう人物が近くにいるものだ。何が言いたいかって?私がそれだったからだよ。


厳密には、別の奴がやっていてそれに便乗していた形になるかな。それが原因でアヤが引っ越すことになったんだがね。


それに関してはあまり語りたくない。真実を教えてくれなかったのもあるが。


さて、小学生の頃だ。2年生の頃かな?私は意外にも人見知りなのにも関わらず女の子とよく遊んでいた。

男子の遊びに馴染めなかったのだ、この頃から運動に対する苦手意識が着いたんだと思っている。女の子は片方は対して記憶がないので割愛、もう一人がユイとしておこう。


私はその頃、その女の子とばかり遊んでいた。

他の男子に揶揄されるも元々幼少期から遊び相手は女の子ばかり、対して気にも止めていなかった。


そんなある日、ユイが引っ越すということを知った。前日までその子と遊んで約束をした。


余談ではあるが、私はコーラが大好きでね。


理由はユイがまた会えたら分かるようにコーラを飲んでいてほしいと約束したからだ。


下らない約束だろ?今でも守ってるんだ。


バカだよな。

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