第3回(ルビの振り方について)

 カクヨムには文字に「ルビを振る」という機能があります(カクヨムに限った話ではありませんが)。その基準は様々だと思いますが、この場を借りて、私なりの基本的な「ルール」というものを書き記そうと思います。『付かず離れずの幼馴染みは、絶交する。』の内容とは直接関係の無いことかもしれませんが、興味深く見てもらえたら幸いです(「例」は全て、今作の中で実際に出てきているものです)。




 ①:人物名等、作品特有の固有名詞にはルビを振る。

 例:篠塚しのづかしょう

   菅澤灯すがさわとう


 ②:常用外の漢字にはルビを振る。

 例:かかと(『1-1-4.植え付けられた感情』等より)

   つないで(『1-5-4.先にやってみる』等より)


 ③:常用漢字と常用外の漢字で熟語を構成している場合は、その「常用漢字」にもルビを振る。

 例:おさな馴染なじみ(『1-1-1.いつもの朝』等より)

   絆創膏ばんそうこう(『1-6-5.絶望ごっこ』より)


 ④:特殊な読み方をすると判断した言葉にはルビを振る。

 例:悪戯いたずら(『1-4-6.デートらしいこと』等より)

   台詞セリフ(『1-5-2.恋人としたいこと』より)


 ⑤:①において、作中に何度も同じ「固有名詞」が出てきた場合は、一回目のみにルビを振る。例えば、「篠塚章悟」という人物名が何度も出てくる場合は、一回目のみにルビを振る。


 ⑥:②~④において、「一つのエピソード」の中で何度も同じ表現が出てきた場合は、一回目のみにルビを振る。例えば、一つのエピソードで「踵」という言葉が何度も出てきた場合は、一回目以外にはルビを振らない。別のエピソードで再び出てきた場合は、再びルビを振る。




 以上で、第3回の月刊企画は終了です。来月末公開予定の「第4回」でまたお会いしましょう。


 DANDAKA

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