第11話・試験
「は…はああああ⁉︎」
何故か付いてる客席を除いてほとんどが壊れた闘技場でまた、質問攻めにされた。
「なんなの今の魔法は〜!」
「す、スキルが教えてくれた魔法だよ。」
今話すと…以下略
「あ,あれがウィリアムの本気なの…」
「あ、いや街を破壊しないように手は抜いたよ?」
「「はあああー⁉︎」」
あ、やべ。今回ので前世の魔法はしばらく使わないことに決めた。
「と、とりあえず武術の試験をしようよ。」
「こ、この子と戦いたくないんだけど…」
「まぁ…が、頑張って!」
「レーナーどこ行くのー!」
うん、やらかしたな。
「はぁ…。ウィル君、規則は規則だから戦いましょう。」
もうここまでやっちゃったんだ開き直って本気の方がいいだろう。
「わかりました。本気で行きます。」
「え?」
「『魔王覇気』、『身体強化魔法』、『
『身体強化魔法』は自分の筋力と俊敏を2倍にする。そして、『
よって俺の今の筋力は20倍の8万だ。
俊敏も20倍の3万になっている。
「え,ちょ…ま」
「まだまだ終わりませんよ。『バフブースト』『
バフブーストは5分間バフの効果を倍にする。
そして『
『バフブースト』の効果と足して6倍。
合計120倍だ。
よって、筋力は48万、俊敏は18万になっている。
「それじゃセラさん行きますよ!」
「まっ、待って…」
「魔王流、九尾連爪」
俺は、セラさんに超高速の9連撃を放った。
セナさんはまず初撃は弾こうとするも、たっぷり強化した筋力によって全く歯が立たず逆に弾かれてしまう後はそのまま8連撃をもろに食らった。
「レーナー!この子強すぎだよー!」
ちなみにこの後、僕が回復魔法で治したら、「本当に規格外じゃん。」と言われた。
心外である。
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