第7話・異変

side???


「もう準備はできたか?」

「あぁ完璧だ。後、10時間で孵化する。」

「人間どもにこの魔物は、討伐できないだろうな。」

「当たり前だ。様が直々にくださった魔物だぞ。我々でもかなり手こずる相手たちだ。」

「やばい人間達が来た逃げないと見つかるぞ!」

「そうだな我々の悲願のために。」




sideバッハ家


「ウィルー!おかえりー!」

帰ってきて早々レーナお姉ちゃんに抱きつかれた。

「た…ただいまお姉ちゃん。ちょっと苦しい…」

口と鼻が胸に…「あぁーごめーん!」ようやく解放された。

「おかえりなさいウィル。」

「ただいまお母さん。ミーナお姉ちゃんは?」

「新しいナイフを買いに行ってらからそのうち帰ってくるわよ。」

じゃあミーナお姉ちゃんが帰ってきてからみんなでステータスを見よう。

「じゃあミーナお姉ちゃんが帰ってきたら教えて。」

「わかったよ。」

じゃあ少し休憩するか。

〜20分後〜

「ただいまー」

「おかえりー」

「よしミーナも帰ってきたし、みんなもステータスを見ていいよな!」

「もちろんだよ父さん」

そういい俺はステータスを開きみんなに『任意閲覧許可』をした。

「ウィルすごいじゃない。最上位職業ジョブだなんて!」

「ウィリアムー!明日から一緒に稽古しようね!」

「私もウィル稽古したい。」

「もちろんだよお姉ちゃん!」

「あなたもちろん今日はお祝いですよね。」

「勿論だ!ルナ、料理長のファムを呼んできてくれ。」

「かしこまりました。」

ルナが部屋を出て行ってしばらくすると、

「どうされましたか?アルス様。」

「アルスの職業ジョブが『魔王』だった。だから今日は無礼講で家のもの全員でお祝いをする予算を気にせず料理をしてくれ。他のものにも伝えてくれ。」

「なんと!それはめでたい。では腕によりをかけて作らせていただきます。」

こうしてうちでパーティーが開かれた。



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