二日目ー昼

【二日目】


璃華「ハニーが、ぎせい、しゃ…?」

碧夜「そういう事みたいだな」

美桜「噛まれ…という事は灯里ちゃんは人外じゃなかったって事だね。」

七美「だねー、グレー狩りかな?」

歌音「昨日の時点では、グレーがえーっと…」

愛海「生存者だけで9人ですね。」

安奈「で、灯里が噛まれたことでここにいるグレーは8人という事だね。」

涼花「…本当にかまれたのでしょうか」

優佳「どういう事?」

菜月「…狐の可能性を、無視できないと言いたいのね?」

涼花「はい。」

愛海「でもそれは占い師の話を聞けば分かる話ですよね?なら、情報の確認を優先しませんか?前回のように時間切れになるのだけは勘弁です。」

七美「そーだね、なんたって前回…」

菜月「まぁまぁ、では占い師から頼むよ。まずは、七美から」

七美「はいな。私は菜月を占ったよ。結果は白。理由は…私のポリシーで通じるよね?」

碧夜「『多弁を疑い、話題の進行者を占え』ってやつですか?…いつまで根に持ってるんですか」

七美「忘れまじ!!私は!!忘れまじ!!」

颯希「まぁ、だんまりじゃバレバレですし焦ると多弁になる人はいますから理にかなってはいるんですよねぇ」

七美「でしょでしょ?!」

杏里「でも、毎回喰われまくってる先輩が言っても説得力皆無ですよね」

七美「ぐはっ」

安奈「何気に村率一番高くていつも空回りしてますし。」

七美「ぐはぐはっ」

涼花「それでいて占いの命中率低いんですよね、役立たずじゃないですか先輩。」

七美「あぐっ!?」

優佳「七美先輩目線で美桜先輩・菜月先輩共に白。後輩による論破で撃沈。すりーあうとちぇんじー。」

七美「ちぇ、チェンジやめぇ…」

優佳「ません。」

七美「がっくり…。」

歌音「余力たっぷり。」

愛海「有り余ってますよね。」

菜月「まぁまぁ後輩たち、追撃はそのあたりにして。話し合いの続き行くよー」

「「「「はーい」」」」

七美「なんで菜月までたのしんでるの…。」 

菜月「え、なんとなく?」

七美「しってた…菜月はそういうこって私知ってた…。」

菜月「ふふ、付き合い長くてもたまに私の性格忘れちゃう七美、ほんと大好きっ」

美桜「菜月、後輩ちゃんたちの前だからもう少し落ち着こうね?時間も無くなっちゃうし。」

菜月「おっと、時間がなくなるのはまずいね。」

美桜「次は…璃華ちゃん、大丈夫?」

璃華「…、大丈夫。ハニーの無念、晴らさなきゃ。」

菜月「おやおや、さっきまでの様子とはまるで違うね。」

璃華「いつまでもめそめそしていられない。さっさと蹴りつける。」

碧夜「なんで璃華はいつも、私か灯里がやられてからしか本気を出さないんだ…」

颯希「いやいや、私はこのスイッチ入った璃華ちゃん結構好きだよ?」

璃華「今回は、安奈を占った。結果は白。理由は七美先輩と逆で、安奈と杏里はあまり会話に参加していない気がしたから。だからどちらかを占いたくて、安奈になったのは部屋でくじで決めた。」

美桜「あ、最後くじだったんだ。」

璃華「でも、杏里のも占いたい。なので今日は杏里を吊らないでほしいなって思うんだけど。」

七美「お、ちょっと戻ってきた?」

菜月「それが『占い師』としての要請なら、グレランの選択肢を減らすことになるから検討はするよ?」

璃華「そう受け取ってもらって構わない。事実ははっきりさせておきたいから。」

菜月「ふむふむ。みんなもそれで構わない?」

颯希「はーい」

愛海「大丈夫です」

優佳「璃華ちゃん目線で、碧夜ちゃん・安奈ちゃん共に白。次回は杏里ちゃん占い予告…と。」

菜月「さて、最後は香澄ちゃんだね。」

香澄「は、はいっ。私は颯希先輩を占いました!」

颯希「え?…私?」

香澄「はい、颯希先輩も昨日の議論にはあまり絡んでなかった気がして。でも結果は白でした。」

優佳「颯希が議論でだんまりになるの今に始まったことじゃないけどねぇ。」

歌音「考え事と両立できないからねー。」

七美「特に昨日はいろいろ目まぐるしかったわけだし?」

颯希「わ、わたしだってしゃべるときはしゃべるし?!」

優佳「そういう時はだいたい妙な墓穴掘るでしょ。」

歌音「そーそー、だから颯希は早めに疑われて占ってもらった方がいいんだよねー」

颯希「も、もー!!!」

優佳「ともかく。香澄ちゃん目線で璃華ちゃん・颯希共に白ですね。…、よし、これここまでのメモです」


<占い>

・七美→美桜〇 菜月〇

・璃華→碧夜〇 安奈〇 (杏里?)

・香澄→璃華〇 颯希〇


<吊られ>

千乃


<噛まれ>

灯里


涼花「未だずいぶんと白いですね」

愛海「あの。」

菜月「ん?どうかしたの愛海ちゃん。」

愛海「霊能者CO、です。このタイミングが遅すぎるのは分かっているのですが、…開始の流れに乗り損ねてしまいました。」

歌音「あー、いや時間切れの前にCOしてくれただけありがたいよ。」

美桜「それで、…千乃ちゃんは黒だったの?白だったの?」

愛海「…黒、でした。千乃先輩は潜伏していた狼に間違いありません。」

歌音「千乃が…?」

杏里「…つまり、狼は残り二体。という事なんだね」

優佳「メモ、更新しました。」


<占い>

・七美→美桜〇 菜月〇

・璃華→碧夜〇 安奈〇 (杏里?)

・香澄→璃華〇 颯希〇


<霊能>

愛海→千乃●


<吊られ>

千乃●


<噛まれ>

灯里


颯希「現在グレーなのは、歌音、優佳、涼花、杏里ちゃんの四人。だけど、杏里ちゃんは璃華ちゃんからの要請で今回の候補からは外してグレランってことになるね。」

菜月「お、グレー減ったね?」

七美「占いが三人いるからねー」

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