プロローグその3
「さて、じゃあ表紙は任せたよ?」
「うー。」
毎回部誌の表紙はくじ引きで選ばれた人が書くことになっている。そして今回選ばれたのは。
「まぁまぁ、香澄ちゃん。今回は運が悪かったって事で。」
「…当たらなかったからって、颯希先輩は気楽ですよね…。」
「まぁ次、だれが当たるかわからないから、そうそう気楽にもしてられないけどねぇ?」
「さて次だけど…」
ガッシャーーーン!!!!
美桜先輩が話題を変え、次の話題に移ろうとしたとき、それは突然起きた。
突如響いたガラスの破砕音。
瞳を閉じてもなお、目を貫く強烈な閃光。
それで私達の記憶は、ふつり、と切れた。
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