魔法の大きさと魔力の関係は
好評だったので、第2話を書きます。
魔力が2倍になりました。
では魔法の大きさは?
2倍ですか。
そういう設定ならそれもいいでしょう。
それで私は考えました。
1.25992105倍じゃないのかと。
この数字がどこから来たかというと、2の立方根です。
魔法は立体ですから、2倍の大きさにするなら、8倍の魔力が要るという考え方です。
表計算でやってみましょう。
┌─────────────────────┐
│=A1^(1/3) │ │
└─────────────────────┘
│ A │ B │ C │ D │ E │
──+───┏━━━┓───+───+───+
1│ 2┃ ┃ │ │ │
──+───┗━━━┛───+───+───+
2│ │ │ │ │ │
──+───+───+───+───+───+
3│ │ │ │ │ │
──+───+───+───+───+───+
4│ │ │ │ │ │
──+───+───+───+───+───+
5│ │ │ │ │ │
──+───+───+───+───+───+
計算式は『=A1^(1/3)』ですね。
べき乗を3分の1で行うと立方根になります。
答えが出たはずです。
ちなみに平方根では『=(A1^0.5)』になります。
壁系の魔法だとこうなります。
計算式を『=(A1^(1/3))*10』にすると、A1に1を入力すると10という答えが出ます。
1魔力で10センチの魔法です。
A1に2を入力すると、12.5992105になります。
2魔力で12.5センチですね。
計算式を『=(A1^0.4)*10』にしてA1に2を入れると、13.19507911になります。
2魔力で13.1センチですね。
こういう具合に微調整も出来ます。
『*10』の数字の所を変えれば1魔力での大きさが変わります。
オートフィルを使えば魔力に対する魔法の大きさの表が簡単に作れます。
サンプルの魔力と魔法の大きさを載せておきます。
計算式『=INT((A1^(1/3))*10)』
魔力 大きさ
1 10
2 12
3 14
4 15
5 17
10 21
100 46
1000 100
10000 215
計算式『=INT((A1^0.5)*10)』
魔力 大きさ
1 10
2 14
3 17
4 20
5 22
10 31
100 100
1000 316
10000 1000
計算式『=INT((A1^0.8)*10)』
魔力 大きさ
1 10
2 17
3 24
4 30
5 36
10 63
100 398
1000 2511
10000 15848
個人的には計算式『=INT((A1^0.8)*10)』ぐらいがちょうどいいかなと。
計算式を『=INT(9.9+(A1^2)/10)』にすると。
魔力 大きさ
1 10
2 10
3 10
4 11
5 12
10 19
100 1009
1000 100009
10000 10000009
これは後半インフレを起こします。
序盤は苦労で後半楽勝パターンですね。
色々と弄れば楽しいと思います。
きっとあなたの世界設定に合った変換表が作れるはずです。
計算式について説明したいと思います。
まず最初にある『=』これが計算式だという印です。
これがないと文字または数字とみなされます。
『+』と『-』は分かると思います。
足し算と引き算です。
括弧も説明はいいでしょう。
『*』ですが掛け算の記号です。
『/』は割り算。
『^』はべき乗です。
『A1』とかあるのはセルを示してます。
『INT()』は関数です。
これは括弧の中の値を、整数にするという機能を持っています。
次は何をやりましょうか。
ネタが浮かんだら続きを書きます。
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