超初心者向け経験値テーブルの作り方

喰寝丸太

経験値テーブルの作り方

 まず用意する物。

 表計算ソフトです。

 エクセルとかWPSとかそういうのです。

 いちいち、電卓を叩くのは非常に怠いですから。


 まず。

 レベルのセルを作ります。


 作ってみましょう。


  │ A │ B │ C │ D │ E │

──+───+───+───+───+───+

 1│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 2│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 3│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 4│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 5│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+


 最初は何にもデータが入っていないのでこんな感じですね。

 A1の所には1を入力します。

 A2の所には2を入力します。


  │ A │ B │ C │ D │ E │

──+───+───+───+───+───+

 1│  1│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 2│  2│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 3│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 4│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 5│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+


 こんな感じに出来ると思います。

 入力が分からない?

 大丈夫ですよ。


  │ A │ B │ C │ D │ E │

──┏━━━┓───+───+───+───+

 1┃ + ┃   │   │   │   │

──┗━━━┛───+───+───+───+

 2│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 3│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 4│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 5│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+


 A1の所をクリックするとこんな感じになります。

 ここでダブルクリックをすると、入力できます。

 『1』と直接キーボードで打っても大丈夫です。

 数字は半角で打ち込みましょう。


  │ A │ B │ C │ D │ E │

──+───+───+───+───+───+

 1│  1│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 2│  2│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 3│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 4│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 5│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+


 こうできましたか。


 できたら、次は。


  │ A │ B │ C │ D │ E │

──┏━━━┓───+───+───+───+

 1┃  1┃   │   │   │   │

──┃───┃───+───+───+───+

 2┃  2┃   │   │   │   │

──┗━━━┛───+───+───+───+

 3│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 4│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 5│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+


 A1とA2をドラッグして選択します。


  │ A │ B │ C │ D │ E │

──┏━━━┓───+───+───+───+

 1┃  1┃   │   │   │   │

──┃───┃───+───+───+───+

 2┃  2┃   │   │   │   │

──┗━━━+───+───+───+───+

 3│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 4│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 5│   │   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+


 分かりづらいかも知れませんが、選択した枠の右下に『+』を出します。

 これを下に伸ばしてみて下さい。

 『3』、『4』と自動的に入るはずです。

 オートフィルという機能です。

 私の説明が分からない人は『オートフィル』でネット検索を掛けてみれば、詳しく載ってます。


 次に隣のセルに計算式をぶち込む訳ですが、ここが難しい。


┌─────────────────────┐

││                    │

└─────────────────────┘


  │ A │ B │ C │ D │ E │

──+───┏━━━┓───+───+───+

 1│  1┃   ┃   │   │   │

──+───┗━━━┛───+───+───+

 2│  2│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 3│  3│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 4│  4│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 5│  5│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+


 上の細長い入力する所に『=INT(A1^2.3*5)』と打ち込みます。

 全て半角です。


┌─────────────────────┐

│=INT(A1^2.3*5)│      │

└─────────────────────┘


  │ A │ B │ C │ D │ E │

──+───┏━━━┓───+───+───+

 1│  1┃   ┃   │   │   │

──+───┗━━━┛───+───+───+

 2│  2│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 3│  3│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 4│  4│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 5│  5│   │   │   │   │

──+───+───+───+───+───+


 こんな具合です。

 そしたら、B2からオートフィルで入力してみましょう。


  │ A │ B │ C │ D │ E │

──+───+───+───+───+───+

 1│  1│  5│   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 2│  2│ 24│   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 3│  3│ 62│   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 4│  4│121│   │   │   │

──+───+───+───+───+───+

 5│  5│202│   │   │   │

──+───+───+───+───+───+


 こんな感じに出来上がったはずです。

 20までを載せます。



 1    5

 2   24

 3   62

 4  121

 5  202

 6  308

 7  439

 8  597

 9  782

10  997

11 1242

12 1517

13 1824

14 2163

15 2535

16 2940

17 3380

18 3855

19 4366

20 4912


 こんな感じです。

 何となく経験値テーブルらしいでしょ。

 これだとスライム5匹の後は、スライム24匹ですね。

 次は62匹。


 『=INT(A1^2.3*5)』の『*5』を『*4』とか減らしていけば全体の数が減ります。

 増やしたければ、数字を大きくすれば良いわけです。


 そして『^2.3』の数値を大きくすると上昇率が上がります。

 曲線の傾きが険しくなるわけです。

 少なくすると、緩やかになります。


 ちなみにゴブリンの経験値を3と設定した場合は、『=INT(A1^2.3*5/3)』として、割る3を数式に加えれば、経験値アップまでの倒す数が分かります。


 レベル1の時だけ下駄を履かせたいなら、『=INT(A1^2.3*5+4)』とかやります。

 『+4』の所が下駄です。

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